三ヶ月坊主

個人的嗜好をSexyと戦わせるゆるオタク

Sexy短歌まとめ

作った短歌がちょっと増えてきたので、自分用にまとめておきます。理性が無いので、全部作った瞬間ツイッターにぶちまけており新しいものはほぼ無いんですが、どうしてこれを作ったのか?を自分でも忘れそうなので、覚えてるうちに記録を残したい。

当たり前のように全部セクゾメンバーにまつわる、いわゆるジャニーズ短歌(アイドル短歌)となっています。作る動機になっているツイッター上企画・WEB歌集『J31Gate』(@J31Gate)様に応募したやつには★をつけておきます。

こちらの企画が基本的に題詠?なので、一個のお題に対していくつか作っています。お題ごとにまとめていきます。

 

【無題】

◼️‪流れ込む蜜も花粉も多いけど 足りぬと笑う ほらねホリック(中島健人)‬

上記の企画の存在を知って、アイドル短歌とは何ぞや???と思いまず作ってみたやつ。今回まとめた歌の中で、多分唯一ツイッターに吐き出さなかった。ちょっと恥ずかしくて。

とにかくそのアイドルっぽい歌を作ればいいのかな?と思ったので、「お前ら(=ファン)の蜜を吸いに行く」「みんな(=ファン)の花粉を受粉した」などのケンティー語録を参照して上の句を作り、ケンティーといえば!のパブリックイメージたるラブホリ先輩にお越しいただいて下の句を作った。ちょうどペジコンの円盤が発売されて舐めるように見返してた時期だったので、ドキュメンタリーに収録されていた花粉受粉(逆じゃない?であれば by風磨くん)のくだりが採用されているし、なんとなくステージ上のイメージ。

ラブホリ王子は「ラブのホリックな王子」の略なので、当然ホリック(中毒者)なのはケンティーという事になる。この歌でも、ファンの歓声と熱烈な視線とを浴びて食らう事に中毒になっているのは基本的にはケンティーである。ただ、深淵を覗く者は…のあれじゃないけど、本当にホリックになっているのはケンティーなのか、それともファンたる我々なのか?というのを現したくて「ほらね」と付けて視線をこっちに投げてもらった。妖しさが似合う……。

でも後から見ると「ほらね」って思ってるのは我々ファン側でも通るね。ほらねケンティーはラブ・ホリックでしょ、ほらねやっぱりケンティーのホリックになるでしょ、などなど……

 

◼️一瞬を積み上げ見えた白良浜 俺とおまえの良き帰納法(菊池風磨)
◼️白良浜見るため待ったあの永遠 おれとお前の良き演繹法(中島健人)

この2つは見りゃ分かりますが対です。「シンメ短歌」のお題を検討中…というのを見て衝動のままに作ったやつ。風磨くんのやつが先にスッと出来て、なんとかシンメにしたくてケンティーの歌の上の句を突っつき回した記憶。確かツイッターに出したやつはこのバージョンじゃなかった気がする。

健人くんと風磨くんは同じ目的に対して全く違うアプローチをするシンメだと私は思っていて(本人たちも雑誌とかで言ってるけど)、その違いを下の句の「帰納法」「演繹法」で書いた。

・すでに知っていることから想像するのが演繹法(えんえきほう)
・起こった出来事からパターンを見つけるのが帰納法(きのうほう)

演繹法と帰納法の違いとは?図解と具体例でわかりやすく解説

理論的に合ってるかどうかは微妙なところだけど、「過去(=起こった出来事)の一瞬一瞬の積み重ねから目的に辿り着く風磨くん」を帰納法、「自分の持つ目的に辿り着くために今の一瞬一瞬をよりよく生きようと想像する健人くん」を演繹法にした。このへんはガバガバです。

白良浜」は当然、ペジコン最終の地・和歌山で起きた、風磨くんによる『Cocoa』前ご当地ラップタイムの映像にケンティー映り込み事変の舞台である海岸の事です。円月島と迷ったんだけど、なんか…浜のほうが…和歌っぽいじゃん…和歌山だけに…。

白良浜」と、「一瞬」「永遠」の位置にはこだわった。あと「俺」「おれ」「おまえ」「お前」の開き方は雑誌とかKTTから受ける完全に個人的なイメージです。

 

【お題:色】(第2回)

◼️フィルターを外してみても青は青 歓声響く暗闇に青(中島健人)

メンカラである青をテーマに作ったやつ。青といえば曲名に入っているのが『青い恋人』『フィルター越しに見た空の青』だったんだけど、この時は後者をチョイスした。『青い恋人』で作ったらそれはまた面白そう。といっても本当に名前を借りただけで、歌詞とは全く関係ないんだけど……

この「色」のお題を見た時、全員ステージや舞台の上での景色がイメージされたのをよく覚えている。これ以外の歌も、勝利くん以外はみんな舞台上。この歌はなんとなくペジコンの冒頭、サングラスをかけて登場したケンティーをイメージした。フィルター=サングラス。あれを外した瞬間目に飛び込んでくるであろう、無数の青のペンライト。

ただそれだけじゃなく、毎日カメラのフィルター越し(=KTT)にファンに思った事を伝えてくれているケンティーに、フィルター越しじゃなく、歓声という"音"と、暗闇の中に灯る青のペンライトという"光"を届けられる喜び…みたいな気持ちも作った時どっかにあった。「一緒でよかった」と隣で呟けているような気持ちにさせてくれるアイドル……

 

◼️顔だけが浮かぶ暗箱 手を伸ばし海も夕陽もここに投げ込め(菊池風磨)

絶賛ハムレット期間に作ったやつなので、当然ハムレットの舞台に立つ風磨くんがモチーフ。舞台から見ると、お客さんの顔は白く浮き上がって見える。きっと風磨くんが舞台から見るだろう景色として、まず最初に浮かんだ色がその白だった。「暗箱」は最初、舞台のあるホールって舞台から見ると箱みたいだよな…と思って適当に作った言葉だったんだけど、私が馴染みのある音楽ホールがシューボックス型なだけでグローブ座は確か円形だったし、「暗箱」という言葉は実在した。不勉強〜

① 写真機械の一部で、内部を暗くした箱。

② 留置場をいう、てきや仲間の隠語。

(コトバンク-精選版 日本国語大辞典より)

ある意味引きが強い。マジでたまたまだけどケンティーがカメラのフィルターで風磨くんがこの①なの勝手に運命を感じたし、この②を見て下の句を作った。照れと自虐で言いそうじゃん、留置場とか。サマパラのおかげで非常に夏が似合うイメージのある彼が、2019年の夏を全て賭して挑んだあの大舞台。いろんな雑誌で「今年は海に行けなかった」とぼやいていた。彼にとっておそらく青春の象徴だろう青い海のきらきらした輝きも、そこに沈む夕陽の輝きも、全て舞台という真っ黒な箱に閉じ込めて、もっと高い熱量の何かに変えたのが、ハムレットという舞台だったんだと思う。勝手にそう思ってるだけだけど。「手を伸ばし」で投げ込む動作と、舞台の演技の中での仕草両方を見る人にイメージしてもらおうとした。

 

◼️夕焼けに 郵便ポスト トマト 薔薇 ずっと身近にあるものばかり(佐藤勝利)★

このお題で唯一、一応舞台上ではない歌。ぶっちゃけ最初の3つは赤くて身近にあって語呂が良ければ何でもよかったので、"ゆう"とか"ト"で何となく韻を踏めたこれにした。上の句で羅列したこれらの最後にSexy Zoneのモチーフ・薔薇を持ってきて、他3つと同じ「身近なもの」の枠にはめ込んだ。

薔薇ってそんな身近でもなくね?のツッコミ待ちの歌。そんなに身近でもないよ普通は、普通はそうなんだけど、若くして薔薇を持たされてデビューした勝利くんにとっては「ずっと」身近にあるものなんだよ、という特殊性を強調したくてこうしたんだけど、改めて見ると趣味悪いな……

ステージとは関係ない日常の歌っぽく見せて実はステージ上の宿命(薔薇)が価値観に深く侵食している…というただ好きな業を詰め込んだだけの、他人の人生コンテンツ消費ここに極まれりな歌。趣味悪。勝利くんが『Show must go on』を出して、舞台上での凄まじい覚悟を見せてくれてなかったら、ここにも載せてなかったかもしれない。

 

◼️あれみたい 何だっけ?あれ お茶畑! 故郷の遠くまたたく令和(松島聡)

これもケンティーの歌と同じく、コンサートのペンライトの色を題材にしたやつ。ペジコンのドキュメンタリーに収録されていた横アリ最終日風磨くんの言葉「ペンライトの色緑になんてしちゃったりして?」に応えた、あの客席の景色を描いてみた。

上の句は聡ちゃんのセリフ風にしてるけど、実際にはこんな事は言ってない(多分)。あの無邪気な喋りを聞きたいという強いお気持ちでこうした。聡ちゃんの地元が静岡という事で、静岡の一面の緑の景色といったら茶畑かな…という安易なチョイス。そんな茶畑みたいな緑の光の景色が、彼がいないまま迎えてしまった令和という時代に、静岡からはるか遠くの横浜で広がっていた事に、喜びと寂しさを感じた。

 

◼️何千年生きればいいの このローソクぜんぶ消すにはあと何万年(マリウス葉)

これも聡ちゃんと同じくペジコンの具体的な場面から作ったやつ。大阪3/30、マリウス誕生日公演…には入れなかったので円盤ドキュメンタリーで見た、黄色のペンライトを灯し、マリウスの仕草や走りに合わせて消していく客席の様子。

ペンライトを誕生日ケーキのローソクに見立てたのは私じゃなくてマリウスとメンバーなんだけど、発想が素敵すぎて観ながら床を転がった。ファンが持つ1本のペンライトが1本のローソクなら、一体何本のローソクが立つ事になるのか。最初は大阪城ホールのキャパを知らなかったので「何万年〜」で始めたんだけど、後に調べたらだいたい16,000人ぐらいだそうで、「何千年〜」に変更した。最後を「何万年」にする事で、未来のマリウス誕公演のキャパはもっともっと広がってもっともっと多くの人にお祝いしてもらえるようになるよ!という思いを込めた。大阪ドームはキャパ55,000人ぐらいだよ!5万年生きてくれ…

 

【お題:時間】(第6回)

◼️何度でも巻き戻れよと願う夜 台無しだとは分かっていても(中島健人)
◼️一点の悔いもないと答える朝 出会わなければと過ぎりはしても(菊池風磨)

またシンメ短歌。これはもうそのまんまなんだけど、『麒麟の子 / Honey Honey』のストリーミング特典動画で「これまでに後悔した事は?(うろ覚え)」みたいな質問に対するそれぞれの回答で上の句を作っている。字数の都合上表現は変えた。夜と朝の割り振りは、『make me bright』でのそれぞれのソロパートのイメージから。風磨くんが「後悔は全くしていない」と答えたのは全然意外ではなかった(ソロコンや雑誌でも似たような事を言ってるし)んだけど、ケンティーが「やり直したい点はいっぱいある(うろ覚え)」と答えたのが衝撃で、またそんな所も対称的なのか…と慄いた。

下の句はガチでそのまんまで、お互いのソロ曲(ケンティーは風磨くんの『Cocoa』、風磨くんはケンティーの『Because of 愛』)から歌詞を引用した。交換しなければ上の句と下の句の意味合いがほぼ同じになるけど、別にケンティーも後悔一辺倒ではないだろうし、風磨くんが全く過去を振り返らないなんて事はないだろうと思ったので交換した。

あと、ケンティーは5・7・5・7・7きっかりに、風磨くんはちょっと崩した字数になるように調整した記憶がある。本当は漢字ひらがなカタカナの位置まで揃えるか対称にしたかったけど、さすがに私は椎名林檎ではないので難しすぎて断念した。

 

◼️口もとに咲いたハートはそのままに井づつ越え海をひとまたぐ君(マリウス葉)★

このお題を見た時に、人生の中でSexy Zoneである時間の割合が一番多いマリウスで作ろうと決めていた。一番、グループの上に流れた時間の経過を体現している人だと思った。

どれだけ時間が経っても変わらない彼の特徴といえば?と聞かれたら真っ先に答えに挙がる…と少なくとも私は思っているあの笑顔、それとマリウスの成長っぷりを書けば、時間の中で変わらないものと変わったものと両方現せて最強じゃん!という気持ち。

子供の頃からずっとファンと向き合ってくれている彼の姿勢を、幼馴染みの恋物語である筒井筒にかけてみた。最初は日本語的に「越え」と「超え」どっちが正しいか分からなかったので「井筒こえ」表記にしようと思ってたんだけど、これの後に「日本の枠におさまらん君」的なワードを繋げたかったので、どうせなら井の中の蛙とかけようと思い、"井"を強調するために開く箇所を変えた。結局「越え」で合ってたのかどうかは分からない……

 

結論、もうちょっとたまってからやれば良かった。まあ忘れちゃうんでしかたないです。

本気に本気で答えられるメイクを習得したいだけの話

中高は制服なし・髪型自由(カラーもパーマもOK)・メイクOK・ピアスOKだった。しかし人間「何でもやっていいよ」と言われると逆にやる気がわかないもので、パーマもメイクもやったのは大学に入ってからだし、カラー(しかも暗めの茶髪)は社会人になってから、ピアスに至ってはまだ開けていない。まここまで来たら開けないだろう。代わりに夏場はビーサンを上履き代わりにし、昼休みは部活の練習にダッシュするか委員会に行くか教室のベランダでペットボトルを縦に割ったやつで流しそうめんをしている友人を眺めながらひたすらトランプ(だいたい大富豪)で遊んでいた。そこそこ強い方だった。ロッカーにはみんな好きなアイドルやアニメのポスターを貼っていて、たまに教師が突っ込んだ(誰ですかキスマイ貼ってるの!デビューおめでと!でも先生は山Pが好きです)。

今思うと、あれはそこそこ異常な箱庭だった。将来外に出た時の事を何も考えなくても居心地のいい、外からの目線を何も気にしなくていい、誰にまなざされる事を何も考えなくていい箱庭。もちろんそう思っていたのは能天気な私だけで、友人はある程度色々考えていたのだろうが。

大学に入ったら最低限のメイクぐらいはしておかないとマナー違反になる事は知っていた。ここではなぜマナー違反になるのか、その是非を問うことはしない。面倒くさいんで。母と姉のテキトーなアドバイスを聞き、姉から横流しされたガイドブック的な本を読み(呼吸のようにメイクする人には信じられないかもしれないが、世の中にはメイクするにも教科書を必要とする人種がいるのだ)、とりあえず手の出せる範囲でなんか買おうと思ってドラッグストアに赴き、全部一緒に見えたので一番安かったメーカーのコーナーのを一通り買った。これが私とCANMAKEの出会いである。

株式会社井田ラボラトリーズ様のおかげでとりあえず教材は揃い、なんとか教科書に書いてある事を半分ぐらいは実践できるようになった私だが、大学時代結局そこからメイクが上達したり、コスメ購入欲が爆上がりしたり、メイクに対して意欲がわいたりする事はなかった。手持ちが切れたなどの理由でドラッグストアで適当に見繕って買う、または友人にプレゼントでもらう以外のコスメゲットをしなかった。サークル活動に金を費やしていてコスメに金を割く気持ちになれなかった事もあるし、美的センスが自分に全くない事を知っていてそれを挽回する努力をするのが面倒だった事もあるし、朝が非常に弱くて*1起床即朝飯即家出(この間15分)ができないと生活が回らないのでそもそもメイクする時間がないせいもあった。

垢抜けない外見のせいもおそらく多々ありなかなか苦しんだ就活、そしてなんとか就職した後も状況は変わらなかった。むしろ朝の余裕がなくなったせいで悪化した。私は入社ほどなくして会社そばの朝あまり人が来ないトイレの場所を把握してしまい、家をすっぴんマスクで出る→駅のトイレでとりあえずBBクリームを塗る(ほぼ"顔面にぶつける"に近い)→会社そばのビルのトイレでパッと仕上げ(この間5分)、という限界出社を重ねた。すっぴんKISSならぬすっぴんMASK。セクゾ側も透明なベールを纏ったような素肌なら触れたいかもしれないが、満員電車でダラダラ汗をかいたマスク越しの素肌には絶対「ええ……」と言うだろう。ドン引きだろう。言ったり反応したりしてくれるだけいい子達だと思う。全部妄想だ。朝の余裕のなさについては、電車の本数が異様に少なかったり、新人が一番最初に来て雑用を済ませておくという会社の風習だったりがなければもうちょい余裕あったのに…と思わないではないがここでは触れない事とする。面倒くさいんで。

 

ここまでが私のメイクに対する意識の遍歴だ。低レベルすぎて涙も出ない。というかほぼ何もしていないに等しい。

しかし、2018年末〜2019年にかけて、低レベルかつ険悪な関係ながらなんやかんや穏健にやり過ごしてきた私とメイクの間に衝撃が走る事となる。そう、Sexy Zoneに爆ハマりしたのである。なおかつ茶の間では満足できずFCに加入してコンサートに当選してしまったのである。

これまでハマったものは、在宅で消費できるものが多かった。Perfumeのライブに行く事はあったが、どうせ崩れるし今日の主役かつ世界で一番美しいのは当然Perfumeだし、ファンとして最低限恥をかかない程度に、身だしなみを整えるレベルでメイクできていればそれで良かった。少なくとも私は。デートだっていや普段の私を知ってるじゃん…と思ってしまい、むしろ気合を入れてきたと思われるのがなんとなく嫌で、普段とメイクを変える事はあまりなかった。

Sexy Zoneの現場がそんな事を言ってる場合じゃない事態なのは、コンサートレポを読んでひしひしと感じた。ケンティー御大が下記のような事を平気でおっしゃるのである。

「俺たちのためにかわいい服着て、かわいいメイクしてきてくれてありがとう」

私がコンサートに入れたのはこの発言があった日*2より前だったので、猛省した。実に猛省した。

もちろんコンサートの日は服装も考え、やっぱりコンサートTシャツ着たい!どうしても!と思い、その日の為に買ったスカートとライダースと合わせた。服装に関しては個人的には満足というか、努力は怠らなかった…という感覚、手応えがあった。客観的に見てどうかはこの際は関係ない。あくまで私の中で、全力は出した、という感覚があればそれで良い話だ。

しかし悲しいかな、メイクはまるで分からんかったのである。私が当日できる限りの事はしたと思っていた。でもおそらく、いや確実にもっと何か努力出来たはずだと、レポを読んだ時に感じてしまった。アイドルが本気を出してぶつかってきてくれていた場に、私は自分の全力でぶつかりに行かなかった。いや、知識も素材もこれまでの努力も何もかも足りなかったせいで、ぶつかりに行けなかった。その事実が、これまでメイクというものに正面から向き合ってこなかったこの10年間弱の私を打ちのめしたのだ。

 

次の現場までには、少なくとも自分で「努力した」と満足できるぐらいにはメイクとの関係を改善しようと意気込んだ私を襲ったのは、圧倒的な知識不足および学習方法の分からなさだった。

どういう事か。例えば、私は正直未だに眉の描き方が分からんので、明らかにお前は持ち場を離れていると判断できる毛を抜く、なんか量多いな〜と思ったら眉用のクシ的なやつがついたハサミで梳くぐらいしかできていない。「眉を描かなくてはいけないらしい」という知識と「こういうコンプレックスにはこういう対処法がある」というネット記事はあれど、自分の眉のどこが問題なのかがピンと来ていないのだ。

塾講師のバイト(バイトやないかい)をしていた者として断言すると、勉強ができないと思っている人、および成績が上がらない人は自分が何をできないか・何が分かっていないのかが分かっていない。100%分かってない。それと同じで、メイクができない人は、自分の顔面の具体的にどこがいけないのか・何が分かっていないのかが分かっていないのである。これは「メイクしなくても既に完成された顔面だわ」という事ではないし、メイクができない人はそうでない事だけは強く痛感している。自分の顔面は全体的にちょっとアレだが、具体的にどのパーツがいけないのか…肌なのか眉なのか目なのか…そのどこがどう具体的に悪いのか…そして何をすればそれが解消されるのかがイマイチ分かってないのである。

問題点が分かれば、対処法自体はいくらでもネットに転がっている時代である。だから私は問題点を知りたい。しかし、それが分かるならそもそも苦労してないのだ。

 

なので、2020年の目標は「プロにアドバイスをもらう」事とします。どこに行けばいいのか分からないので、包丁の握り方ならぬブラシの握り方から教えてくれるところの情報をお持ちの方は是非教えてください。そんなところはない、という事であればその現実を教えていただけると幸いです。

 

あと、とりあえず現在(2019年12月)手持ちの化粧品を備忘録的に記しておこうと思う。改めて客観的に記す事で、自分のメイクのどこが穴なのか、何が足りていないのか考える材料にするのが目的の一つ。もう一つは、半年後、一年後、この手持ちラインナップがどう変化しているかが、私の意識向上具合を測るバロメーターになるように。割と形から入るタイプなので、モノからアップデートしていけば自ずとメイクレベルも引きずられて多少は向上するはずだ。揃える過程でちょっとは化粧品に対する知識もつくだろう。私のモットーは「やる気出すなら金も出せ」です。今決めた。

なお、ここに挙げる商品は、確かに私という意識激低人間に使われてしまっているものの、決して程度が低いわけではない。むしろ逆。道具が良かったからこそ、この数年間なんとか人間としての形ぐらいは保てていたのである。ありがとう。でも名前がぜ〜んぶうろ覚えだ。私に名前を出されないほうが商品側も嬉しかろう。

 

◼️スキンケア

・ソフティモ  洗顔とクレンジング一緒になってるやつ

  これはマジですが、Sexy Zoneにハマる前から、というかSexy ZoneがCMキャラクターになる前から愛用している。顔を洗ったと思ったらメイクまで落ちてるすごいやつ。正直こいつのせいでまともなクレンジングの仕方が未だに分からない。

無印良品  化粧水(確か敏感肌用)

  ここ半年ほどで使い始めた。前は乳液と合わせてキュレルを使っていた。ぶっちゃけ何を使っても乾燥気味、かといってあまりに保湿たっぷりだと肌がかぶれたみたいになるので、スキンケア用品は最低限肌に合えば後はデザインだけで選んでいる。そんな奴おるか?でも無印の瓶デザイン(特に中ぐらいのサイズのやつ)マジで好きなのでこのまま続いてほしい。

無印良品  乳液

  同上。ちなみにパックはだいたい肌があまりにもベタついてちょっと気持ち悪いので、妹が執拗に勧めてきた時ぐらいしかやらない。

 

◼️ベースメイク

メイベリン  BBクリーム

  BBクリームはメイクバカでも使い方が分かるのでありがたい。とりあえず顔に塗ればいいんでしょ?なかったら多分今頃基本的人権を失っていた。これだけは常に在庫が切れないよう常備している。今使ってるピンクのパッケージのやつより前使ってた青いパッケージのやつ(同じメイベリン)のほうが触感がよく伸びる感じで好きだった。

セザンヌ  化粧下地(青い)

  ペジ魂前に買った。それまで自分が何ベかも意識していなかった(というか良く知らなかった)のだが、さすがにSexy Zoneの前に出るわけですし…と思って自己診断したらほぼほぼイエベ秋だったので、ネットで合う色を検索してこの青にした。でも普段は時間がないので使わない。BBクリームに下地入ってるし…。正直自分の肌色に関する感覚が鈍すぎて、塗っても何が変わったのかよく分からない。ただ塗ると肌がなんとなく整ったような気はなんとなくする。持ち腐れ〜〜

エスティローダー  BBクッション

  急に価格帯が上がったが、これは社員旅行で行ったグアムで帰り際に免税店ハイになった際購入した為。なんでこれにしたかは良く覚えていないし、BB以外を使う事への恐怖心(よく分からないから)が透けて見える。使うとちょっと高級な肌になった気がなんとなくするが実態はよく分からない。たまにしか使わないのに割とすぐなくなる気がしてケチ的には心臓に悪い。

キャンメイク  なんとかパウダー

  何となく買った。とりあえず最後にはたくと肌がふんわりした感じになって楽しいが、乾燥肌なので粉が吹く事がないよう控えめにしか使わない。

 

◼️チーク

キャンメイク  クリームチーク

  何やかんや変遷を重ねてきた手持ち化粧品の中で、唯一メイクデビュー時から今に至るまでスタメンを張り続けているのがこいつ。指で適当に塗るだけで顔色を取り戻してくれるのが楽すぎてやめられない。色はもっと赤っぽいやつ(今見るとどの色だか分からない…)を使っていた事もあるが、コーラルオレンジが一番肌に合う気がしている。朝急いでいて塗り忘れると顔色が悪すぎてだいたい体調を心配されるので、逆にあまり仕事を振ってほしくない日は塗らないで行く事もある。

 

◼️アイメイク

・マキアージュ  アイシャドウ(ブラウン系)

  アイシャドウは基本ブラウン系しかしない。他の色にするとだいたい部族長と化す。色黒なので合う色が限られるのが悲しい。これは鏡がついているのでアイシャドウだけ急いで塗りたい時に便利、という実利オンリーの目的で買った。あまり発色が良すぎないので逆に目立たなくて良い。

・ケイト  アイシャドウ(ブラウン系)

  休みの日は朝の時間に余裕があるので、洗面所の鏡を見ながらこちらを使っている。こちらの方が発色が良い(気がする)が、ちょっとミスるとブラウン系なのに部族長になるので気が抜けない。

・ケイト  アイシャドウ(ブルー系)

  ペジ魂前に購入してこれ使ってコンサート行ったが、その後ほとんど使われていない悲しいやつ。やっぱりブルー系は合わんかった。というか色味が肌に負けてほとんど分からない。自担カラーのメイクに憧れたイエベ女の敗北である。

・エクセル  アイライナー

  ペンシル・リキッド・パウダーの3本が1つになっているのでコスパ最高やんけ!という理由で購入。アイライナーはリキッド派(ペンシルだと描いても全然分からない&よく折るから)なのでそこばっか使っているが、ブラウンを買ったおかげでペンシルのほうで二重際を伸ばしてみたり、パウダーのとこで眉をちょっと色変えてみたり、とささやかな抵抗に使えている。抵抗のやり方はこれで合っているのかはまた別問題。

 

◼️リップ

ニベア  リップクリーム

  だいたいこれ。リップは苦手だ。すぐ落ちるし。「落ちにくい」って書いてあるやつ使ってもすぐ落ちる。会社でこまめに塗り直してらんないので平日はだいたいこれだし、休日は楽器の練習前に色つきのものは塗れないのでだいたいこれ。結果だいたいこれになる。これはあまりべたつかない(気がする)ので好き。管楽器やってる人でも気にしない(あるいは気にならない楽器)の人はいるだろうが、私は正直リップクリームすらあんまり塗りたくない。リードにつく気がして。皆さんどうしてるんだろう。ティントだってちょっとはリードにつくじゃん。友人には今更聞けない。もっと早く聞いておけばよかった。

エスティローダー  リップ

  これも免税店ハイ時に購入。平日訪問で外出する時や会社後遊びに行く時、練習のない休日に出かける時はこれ。三色セットだったが、一番合う気がしたコーラルオレンジ系の色ばっかり使って残り二色はほとんど使っていない。もったいない。

ディオール  マキシマイザー

  妹がプレゼントでくれた。理由が「見るに見かねて」なのがつらい。最初は塗るとピリピリするのでビビった。春〜夏はよく使っていたが、乾燥し始めてからはリップクリームメインになってしまいあまり使えていない。

 

◼️その他

ニベア  ボディクリーム

  青缶ではない。あれは顔に塗ってみた時死ぬほど肌が荒れた怖い思い出がある。特にこだわりはないが、匂いが好きなやつにした。風呂上がりに腕とか肘に塗ると寝るまではしっとりするが、起きたら元通りで、朝に塗り直す余裕はないのでだいたい肌はカッサカサだ。しないよりはマシだと思うのでしているが、たまに虚しくなる。

・アルガニーナオーガニック  ヘアミルク

  大学時代、サークルの合宿で同部屋の友人がことごとくこれを使っていたので釣られて購入。だいたいどこでも売っているのでありがたい。あと匂いが好き。オイルタイプを使った事もあったが、何となくミルクタイプのほうが好き。風呂あがりに髪が濡れた状態で使っている。塗ったからって大きく変わる感じはあまりないが、しばらく塗らないと明らかに髪が死んでいるのでやっぱりちょっとは効いてるんだろう。アホ毛が死ぬほどあるのだが、これを塗ってる時はちょっとマシになっている気がする。

ディオール  香水セット

  免税店ハイの被害者。むしろ加害者か。確か5個ぐらいセットだった。見た目が可愛いので飾って満足してしまい、まだろくに使っていない。

Perfume of Perfume

  普段使いするのはこっち。言わずとしれたPerfumeプロデュースの香水。Perfume伊勢丹とコラボしたりして作った「Perfume Closet」の商品のひとつ。このラインは衣装をモチーフにした服などを出してくれている。女オタクへの福利厚生が手厚い。最近は男性でも着られるものも多い。Sexy Zoneも香水出そうぜ。メンバーイメージの……(キモオタ失礼します)

 

※家に帰ってメイクポーチひっくり返してみたらまだあったので名前だけ追記。ゼンゼンツカッテナイ

キャンメイク  コンシーラー(スティックタイプ)

・分からん  コンシーラー(リキッドタイプ)

キャンメイク  涙袋作るやつ

キャンメイク  マスカラ

キャンメイク  リップセラム

・ポール&ジョー  リップ

・べキュア  リップ

・メルヴィータ  フレグランスオイル

怒涛のキャンメイク以外は友達にもらったリップ類がほとんど。

 

ここまで読んでいただいて、賢明な諸氏なら私の何が問題なのかお分りだろう。私は読み返しても正直「なんかヤバいのは伝わってくるけどどこがヤバいのか具体的に分からない」状態です。教えてください。助けてください。

 

とりあえず次のツアーまでに本気(マジ)、Sexy達にぶつけられるようになろうな!!!!

*1:多分ケンティーより私のほうが朝が弱いと思う。唯一私がケンティーを上回る分野だ。誇れねえ…

*2:確かPAGES横アリラスト日だったと思う。

超個人的にSexy Zoneに歌って欲しいBase Ball Bear楽曲

Base Ball Bear、それは私にとって永遠に手の届かない青春のタイムカプセルだ。多感な時期に聴いてはいたが、別に歌詞の内容などに実感を持って聴いていたわけではない。むしろ聴きながら「青春ってこんな感じなんだ」とぼんやり感じていた。自分も青春の真っただ中を生きていたはずなのに、どこか他人事のようだった。あの頃のBase Ball Bearがもし今を生きていたら絶対”アオハル”って言ってたと思うし、"夏いね"って何だよって当時も憤りながら聴いていた。オタク気質ではあるが行動力がてんでなくじっとりのんびりした青春を送っていた私とは全然違う、サブカルに両足突っ込んだ黒髪バンド少年少女の青春世界を聴かせてくれるバンドだったように思う。

しかし今あの頃のBase Ball Bearを聴いてみると、中高生の頃はこんな事を考えていたような気がしてくるから恐ろしい。記憶をめちゃくちゃ美化しているか、実はあの頃の私もそれなりに青春していたか、どちらだろうか。

 

と、ちょっと思い出してみただけで既に7回”青春”(”アオハル”含む)って出てくるあの頃*1Base Ball Bear、通称ベボベのエモをちょっとSexy Zoneの皆様にも歌って欲しいんですよね。湿り気のあるボーカルも、ちょっと変態チックなコード進行もTHE・Sexy(広義)なので……。歌うかせめてPVを撮ってほしい(強欲)

 

・彼氏彼女の関係 / 中島健人
彼氏彼女の関係

彼氏彼女の関係

  • provided courtesy of iTunes

 

Base Ball Bear 彼氏彼女の関係 歌詞 - 歌ネット

2005年リリースのアルバム『HIGH COLOR TIMES』収録曲。

この曲PVないんかい!!!!!!!せめて歌詞を見ていただきたい。こういうただただ美しいだけの失恋をケンティーには歌ってほしいのである。思い出を思い出のままぶつけるんじゃなくて、言葉を練って少しでも美しい表現で失恋世界を作り上げてくれそうな感じがケンティーにはある気がするんだな。"13月のボーイミーツガール"とか"ハート型の波紋"とかハッシュタグにして言ってくれそうじゃないですか。KTTの更新を毎日追っているオタクより。

あと歌い方が単純に絶対に合う。きれいなファルセット聞かせてくれや……(夜道不審者おじさん)

 

・ELECTRIC SUMMER / 中島健人


Base Ball Bear - ELECTRIC SUMMER

2006年発売のメジャー1stシングル。

『彼氏彼女の関係』にPVがなかった悔しさのあまりケンティーもう1曲追加でお願いいたします。『彼氏彼女の関係』は冬の曲ですがケンティー×夏のベボベならこれでしょの1曲。もう出だしから広がるイマジネーションの海。

街と海の狭間で指で作った銃を誰かが撃つ

誰かって言ってるけど確実にケンティーが撃ってる。蠱惑的な笑みで。ヤバい。

君が書いた詞に 俺が曲をつけてくように弾ける 降り出した雨

ケンティーが曲をつけてくれる。エレクトリック繋がりで次のふまけん曲その体制にせん?ヤバい。

語彙力がなくなってきたが、水気が多くてもジメっとした感じにはならないのがベボベのすごい所だと個人的に思っている。フィーリングで喋ってすみません。この『ELECTRIC SUMMER』のバランスはケンティーにぴったりだと思うんですがいかがでしょうか。

 

・ドラマチック / 菊池風磨


Base Ball Bear - ドラマチック

2007年発売の4thシングル。なんでPVが野球場なんだろう?と思ったらこれ「おおきく振りかぶって」アニメのOPなの!?今初めて知った。

エレサマが健人ならドラマチックは風磨っしょ、という。そんなに速くないテンポ、うだるような陽射し、むせかえる熱……

ほら、今 夏がスタート

と風磨くんに言われたらそれが夏の始まりの合図であるって日本国憲法で決まっているので…

永遠に続きそうで 一瞬のワンサマー

(中略)

また出会えそうで 一度きりのドラマ

を歌う風磨くんを拝むまでは死んではいけないって聖書*2にも書いてあるので……というかこれサマパラじゃない?いつかまた夏にコンサートやってほしい……

もうサビの風磨くんの振りもなんとなく想像できる(たぶん指を振る箇所はある)から早く真夏の日比谷音楽堂立ってくれませんか……代々木公園野外ステージでも可。

 

・神々 LOOKS YOU / 佐藤勝利


Base Ball Bear - 神々LOOKS YOU

2009年リリースの9thシングル。映画「鴨川ホルモー」主題歌。タイトルについて、発売時渋谷のスクランブル交差点で前を歩いていた男性二人組が「主語が複数形なのになぜ三単現のsがついているのか」と大真面目に討論していたのを今でも思い出す。

ゼンゼンカンケイナイが、京都の大学生が魑魅魍魎を大真面目に召喚して戦うこの作品みたいなのも勝利くんにぜひ主演してほしい。「ブラック校則」で学生役をあと500年ぐらいこなせる事が明らかになった今だからこそ、ぜひ。何卒。配給会社~~

夜の河原で 流星群見たりして 手も繋げなくて

日々は回ってく メリー・ゴー・ラウンド

とかもう創楽みたいな感じで演じられるの想像がたやすいじゃないですか。京都の鴨川河原で見上げてそうじゃないですか。でも街中のほうの河川敷はカップルが5メートルおきに点在してるっていうし下鴨神社とかでもいいな。

あと単純に、

神様になったらどうする?

変えたいものばかりでも 泣き笑いのいっぱい詰まった 人生を

神様に逢えたらどうする?

壊したいもの抱えて 十字架背負って 奔走してるんだな 色々

佐藤勝利が歌う事の意味ってすごく大きい気がしてしまって、妄想なのにオタクは涙でベショベショになっています。あんな神様の子供みたいに何もかも美しい人が……神様に選ばれし人が……このへんでやめます……

 

・BREEEEZE GIRL / 松島聡


Base Ball Bear - BREEEEZE GIRL

2009年リリースの10thシングル。シーブリーズのCMソングだったし聡ちゃんにちょっと気になる優しい先輩役でシーブリーズのCMに出てもらう事を諦めない委員会会員です。この声がどこかに届く事を信じて……!

「ディスティニー感覚」「薄荷の味の午後」「総天然色の夏」「レモンスカッシュ感覚」などのザ・ベボベワードがこれでもかと濃縮還元された一曲。聡ちゃんのひと夏の煌めきことソロ曲『Mermaid』の語彙力をちょっと独特にするとこの曲になる事でおなじみ。シーブリーズのCMソングだっただけあってとにかく爽やかが大放出されている。

君はそう 女の子の最高傑作

ってしっかりカメラを見つめながら歌う聡ちゃんを放送するまでは少なくとも少クラプレミアム続いてくれよな。

ベボベの曲全体の特徴でもあるが、ベースがよく動くので聡ちゃんも安心してバキバキ踊れるぞ。

 

・Changes / マリウス葉


Base Ball Bear - changes

2008年発売の7thシングル。アニメ「図書館戦争」ED。

これも聡ちゃん×『BREEEEZE GIRL』同様、既存のソロ曲との親和性がバリ鬼高いので選んだ。もちろん『Keep On』と。

changes さぁ、変わってく さよなら 旧い自分

新現実 新しい何かが待ってる

changes さぁ、変わってく 失うものもある

でもいいんです ひとつ頷き、駆け出す

changesの発音がすごく良いのはとりあえず置いておいて、目の前が広く開けるような明るい曲調とあいまったシンプルだけど明快なメッセージ。マリウスに力強く歌ってもらえたら、あの頃の私が救われるような気さえしてくる。

changes さぁ、変わってく 白黒つけてく

1分の1の自分でぶつかりたい

って歌えるのは今のマリウスさんだよ。成人を間近に控え、大きな区切りがつく今のマリウスにこそ、この曲を歌ってほしい。

 

・LOVE MATHEMATICS / 中島健人菊池風磨


Base Ball Bear - LOVE MATHEMATICS

2009年発売の8thシングル。本記事の欲望タイムです。欲望タイムの曲は歌割まで考えてある率が非常に高いですが今回も例外ではありません。ギラギラした色気を振りまいてくれ。

檸檬を齧る君のこと ただただ見つめていたよ

月夜の晩にベランダで 想いを馳せて詠む 五・七・五(ファイブ・セブン・ファイブ)

君と僕の物語の 始まりを告げた赤外線

君色の夜に布団の中で 輝くナンバー 090-2(ゼロ・ナイン・ゼロ・トゥー)

どっちがどっち派ですか?私は前者が健人くん・後者が風磨くん派です。赤外線って何?とか絶対に聞かないでくださいね。ふまけんは間違いなく赤外線全盛期を通ってきた世代。

あとは

翼見えた 君の背中に "You are the Venus" この例えどうだ

と健人くんが挑発し、風磨くんが曲の最後で

数学似だが 恋ってやつは 公式にない恋がしたいのさ

この例えどうだ

ってやり返す流れはマストでやってほしい。あっすいませんね曲のオチのネタバレして……(?)

これまで取り上げたベボベ曲でもしょっちゅう出てきていたが、ベース・関根さんによるサブボーカルが特に目立つこの曲。このパートの割り振りも、歌割妄想厨には奮い立たされるものがある。あとふまけんのハモりを聴きたいという欲望も十二分にある。

1.2.3.4.5, +1.+2 and (繰り返し)

のループの無機質感。オクターブでユニゾンしてるので上パートと下パートは毎回入れ替えような。

 

・祭りのあと / 中島健人菊池風磨


Base Ball Bear - 祭りのあと

2006年発売のメジャー1stアルバム『C』収録曲。欲望タイムが1曲だなんて誰が言った?

この曲め~~ちゃめちゃ好きなんですよ。鬼キャッチーなナンバガって感じで……いやナンバガ大して知らないですけど……曲調・歌詞含めてベボベトップクラスの変態性を個人的に感じる曲です。

とりあえず都会のど真ん中で手のひらいっぱいのバラの花びらを舞い上げて(参照:STAGE魂におけるハニバタ・ペジ魂におけるOPなどのケンティー)黙ってそれを浴びる中島健人、夏祭りのあとに誰かに英語の愛の言葉を囁きながら気持ち悪さに顔をしかめる菊池風磨をいただければ一旦満足する事にします。欲望、底なしか?

初めて傷つくなら君がいい

あ~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!

 

・CRAZY FOR YOUの季節 / 佐藤勝利松島聡マリウス葉


Base Ball Bear - CRAZY FOR YOUの季節

2006年発売のプレメジャーデビューアルバム『バンドBについて』収録曲。

この曲もめちゃくちゃサブボーカルの出番が多い(というかBメロ以外はほぼ全部一緒に歌ってる)ので、代わる代わる2人ペアになって歌ってほしいところ。

ベボベの世界観がこの段階にして凝縮されている歌詞・ちょっとダウナーなのに若さゆえの無敵感や疾走感あふれる(感じがする)曲調、ちびーずに歌ってもらわんとして何とする。

窓、少し開けてみてよ 雨雲の遥か下に

シュノーケルつけた人々が描く地上絵

のちょっと文学感あるフレーズは勝利くん、

星座紡いで待ったって 花火打ちあがらず

湿気った秘密だけを抱えた記憶

のファンタジー感は聡ちゃん、

返り血浴びる程に

誰かの心を

誰かが見つめる

季節は近い

の切実さはマリかな~~と思っていますがご意見募集しております。あっ勝利くんとマリウス逆でもいいな……意見まとめてから来いや……

 

・Stairway Generation / 全員


Base Ball Bear - Stairway Generation

2009年発売の11thシングル。まさかベボベ銀魂のOPをやるとは思っていなかったあの頃。

この曲を全員にした理由は非常にシンプルなのでただ曲を聴いてください。

あがるしかないようだ Stairway

の全員パートと、

気にするなと 言われてもな 100があるなら100が欲しい 僕は

の勝利くんソロ*3が理由です。

 

・17才 / 全員(それぞれソロ)


Base Ball Bear - 17才

2007年発売のメジャー2ndアルバム『十七歳』収録曲。

この曲は、全員それぞれの17才の頃の事を思い浮かべながら、ソロで一人ずつ歌ってほしい。つまり全5パターンを要求しています。

それぞれの17才時点はざっくりシングルで言うと、

・健人くん=Sexy Zone(曲)

・風磨くん=Lady ダイヤモンドSexy Summerに雪が降る

・勝利くん=バィバィDuバィ、King & Queen & Joker、男 never give up

・聡ちゃん=Cha-Cha-Cha チャンピオン

・マリウス=ROCK THA TOWN、ぎゅっと

です。です!!!!!ヤバいこんな事になってると思わなかった。いや知ってたけど。17才の定点観測ヤバい。この頃の自分を思い返しながらこの曲を歌うメンバーの様子を想像しながら聴いてみてください。エモどころの騒ぎじゃねえぜ。

彼らの17才は一般人と比べるとかなり特殊なものだったでしょうが、そんな中にも、この曲のような泣きたくなるくらいゆっくりした時間があっててくれたらいいなと思います。

 

ご静聴ありがとうございました。

*1:私がよく聴いていたのはアルバム『(WHAT IS THE)LOVE&POP?』の前後、つまり2009年前後なのだが、人によって「あの頃のBase Ball Bear」は異なると思うので好きにとってほしい。

*2:セクシーの信徒への手紙 3:7

*3:当然妄想です。

超個人的にSexy Zoneに歌って欲しい相対性理論/やくしまるえつこ楽曲(後編)

続きいきま〜〜す!!!!(前置きゼロ)

 

(前回)

 

・シンデレラ / 佐藤勝利マリウス葉

シンデレラ

シンデレラ

ここからは2010年発売のアルバム『シンクロニシティーン』収録曲です。一発目はしょりマリ。

私はしょりマリを何だと思ってるんだろうか。自分でも分からなくなってきました。多分ベクトルはそれぞれで全然違うけど"大人びた""浮世離れした"存在だと思ってます。実際もう二人とも大人だし、普通にそのへんを生活してるのは分かってるんだけどなんというか概念として。だから、シンデレラという少女の夢をモチーフにしながらもこんなに淡々としている、この曲が似合うような気がします。

めちゃめちゃ乱暴にまとめると、バイクの後ろにシンデレラを乗っけて舞踏会へ急ぐ…って歌なんだけど、お伽話のふわふわした言葉と"エンジン"やら"タンデム"やらの機械的な言葉の組み合わせが面白いです。

ノンノン シンデレラ
遅刻はいけない
タイムカード押せないよ
シンデレラ 私の後ろに
タンデムでお城へ

はマリだし、

火を噴く 2ストロークのエンジンが
闇を切り裂いて吼えて
あなたを夢中にする

は勝利くんのエンジニア魂が燃えるじゃん(勝利くんはエンジニアではありません)

 

・チャイナアドバイス / 中島健人マリウス葉

欲望失礼しま〜〜す!!!!!!!!

これはもう単純に健マリロイヤルコンビに激可愛く色っぽく歌ってほしい、ただただ純粋なその欲望のままに選びました。これは本当にもう言い逃れできないししない。

タイトル通りちょっとオリエンタルな感じのメロディーライン、ただただ可愛くて毒気のなさが逆に怖い歌い方。"我愛尓"を連呼する健マリとかもうイントロで致死量超えるやん。"泡と消えそうなshy love"が中国語っぽく聞こえて最高なので発音は頼んだ。マリウスは喋れるしね。というかハマり過ぎててもう歌ったことあったような気がしてきた。

いい加減に 大人になっちゃいなよ
チャイナ・アドバイス

と歌う健マリを拝めたら「なりま〜す!!!!」と手をあげてそのまま息を引き取りそうで怖いのでやっぱカバーしないでほしい(複雑なオタク心)

 

・マイハートハードピンチ / 菊池風磨松島聡

これはもうイントロの最初の下降音の時点で二人の表情が想像つく。とりあえず舌は出してると思う。ベースとギターの超ファンク(?)なサウンドと裏腹に、これまた歌詞がめちゃめちゃかわいいんですよね。その意味でもふまそうプロに是非お願いしたい。風磨くんも聡ちゃんも「カッコイイ」と「カワイイ」のギャップがめちゃめちゃ深いけど、それを同時並行でやらないといけない(だろう)この曲をやったらどうなるのか、め〜っちゃ興味ある。

あいうえおっと
かきくけこれは
おかしなことになりそうだ
さしすせそうよ
たちつて止めて
私のハートちょっとピンチ

という歌詞を愛ingバリにぶりっこしつつバキバキにキメながら踊る、みたいな……個人的には難なくこなす風磨くんとそれを更に上回る聡ちゃんとか見たいですね……下克上大好き芸人なので……ふまそうカッコカワイイ宣言……

 

・気になるあの娘 / 菊池風磨マリウス葉

気になるあの娘

気になるあの娘

これは最初聴いた時「チャットモンチーの新曲か?」と思ったほど正統派なバンドスタイルの曲だと思うんだけど、バンドがシンプルに似合うという意味で風磨くん+下記歌詞のワールドワイド感がめちゃめちゃマリウスという事での選曲となりました。

タクシー 飛ばしてよ九龍からニューヨークヘ
恋する心を止めないで

ベクトルは全然違いながらも同じ要素を多く持ってる(と私は思う)しょりマリ・健マリ・聡マリと違い、風マリってそれぞれ全然共通点がない気がするんですよね。あんなに仲良いのに。全然違う世界を生きてる二人って感じがする。(私が新規ゆえの無知の可能性はデカいですが……)でもだからこそ、曲の中で全然違うスケール感を見せるこの曲は似合う気がします。上記の歌詞はサビなんですが、最初の歌詞はこんなんなんですよ。

気になるあの娘の頭の中は
ふつう ふつう わりと普通
意地悪あの娘は県大会で準優勝
はしゃぎ疲れ眠りこんでいた

県大会からいきなり九龍とニューヨーク。このいきなりの世界の広がり方が、二人のそれぞれのカラーにハマると思います。ノンフィクションとフィクションというか……

 

小学館 / 佐藤勝利松島聡マリウス葉

小学館

小学館

これは「こういうSFちびーずにやってほしくない?」という願望だけのやつですね。

今日から三週間 目覚めちゃダメだよBABY
外は大洪水 起きるとあぶないBABY

から始まる物語、やってほしくない?目覚めたらいきなり地球が消え失せて家が銀河漂っててもちびーずだとなんか謎の説得力ない?

設定がかなりがっちりしている曲なのでパート割が大事な気がしますが迷いどころですね……上記イントロは勝利くん、

地球がなくなった 朝 飛び起きたら
銀河を漂う わたしの家 OH OH なぜなの

はマリウス、

難しいことは わからないけど
ひきつる顔であなたは言った 最後の夜に

は聡ちゃんかな〜ってイメージはあるんですが……

唯一の難点はあんまりスピリッツを読みそうなイメージが三人ともないところです。いや意外と勝利くんとか読んでるんかな。どうだろ。

 

・ヴィーナスとジーザス / 中島健人菊池風磨

2010年発売のやくしまるえつこソロ名義曲。アニメ『荒川アンダーザブリッジ』主題歌。懐かしいね。

ここはもう歌割まで確定しちゃってる(※私の中で)から動かせんかった……どうしても……といっても「1番を全部健人くん、2番を全部風磨くん」っていうメチャシンプルな歌割なんですが……そうすると歌っていないほうの自由時間が増えるので、歌ってない間どういうパフォーマンスするんだろう?っていう想像の余地が生まれるんですよね……(誰目線?)2番より後はCメロ(?)ラストの"5分前"でハモり、そこからラスサビをユニゾン、最後のフレーズは健人くん→風磨くんの順でフィニッシュです……だんだん妄想がキモくなってきたな……

個人的なツボは二人とも自分のパートに

大胆あいつの攻撃 バイバイ気づいてない振り
大胆あいつの衝撃 まさに生き地獄

の歌詞があるところです。お互いの事かな?

というか、

目覚めのキッスはまどろむあなたに あやかしリップなお姫様
出会いの切符は夢見るあなたに まやかし VIP なエア・フォース

寝起きのキックは挨拶代わりに 生足いっつも傷だらけ
手持ちのチップをあの子に賭けたら まばたきみっつでノック・ダウン

のシンメ、もうどっちがどっちだか初見でも分かるじゃん。(※個人の思想です)

急いでないの いま大事 あなたに出会う5分前

期待しないで 暇なだけ あなたと消える5分間

のシンメ観たすぎるじゃん。理由なんてそれで十分よ。なあ。

 

・神様のいうとおり / 中島健人佐藤勝利

音数を極力絞ったイントロで始まる和風の一種異様な世界観、静かな情念を描いた歌詞は、それぞれ作曲砂原良徳、作詞いしわたり淳治という豪華メンバーによるもの。2010年(上記『ヴィーナスとジーザス』と同日)発売で、やくしまるえつこがゲストボーカルとして参加している。森見登美彦原作の平成の怪作アニメ「四畳半神話大系」ED。ネタバレなんであんまり言いたくないですけど最終話のこの曲とOPの使い方すごい良かったですよね。

天国 いくため 毎日こそっと
内緒で いいこと してたけど

が健人くん、

天使に なるため 毎日だまって
みんなに やさしく してたけど

が勝利くんなところまでは決まっています。後はよろしくお願いいたします。

静かな怒りや嫉妬を描いた歌詞が二人にハマるのはもちろんなんだけど、個人的にはあの神々しくすらある静寂の間を二人の存在感で魅せてほしいなっていうのがあります。ただこの曲を背景にしてそこに佇むだけで絵になりそうな予感がバシバシする。健人くんに関してはBo愛に辿り着く前に心折れてしまったルート(?)がこの曲って感じだし、勝利くんはこの曲で何回も出てくる"ゆるさなくっちゃ"がメッチャ似合う気がするんですよね。絶対に許せないはずなのに何度も唱えるように"ゆるさなくっちゃ"と呟く勝利くん……………………………………

 

・COSMOS vs ALIEN / 松島聡マリウス葉

何のために聡マリをここまで取っといたのかって話ですよ。この曲を出来る人・ペアが他にどれだけいますか?(※個人の思想です)

もう最初の台詞(?)掛け合いから敗北が見えないし、早口の歌詞回しも似合いしかしないし、ころころ変わる曲調に合わせて絶対すごく見せ方を変えてくるじゃないですか。あと個人的に聡マリの敬語の歌詞む〜〜〜っちゃ好き。

よく「聡マリは宇宙」と言われますが、

いままさに宇宙はSPACE
いわゆるひとつのSWEET
甘い甘い宇宙のTASTE
いわゆるひとつのSWEET

らへんはもう宇宙が聡マリのものって感じでSPACE&SWEET&LOVE……(語彙力)

あと、すごくピンポイントで申し訳ないんですけど

へそでお茶を沸かすくらいでちょうどいいんじゃない?かな?

の"かな?"を聡マリで聞くまでは健やかでありたいなっていうか……

 

・Q/P / 中島健人菊池風磨

最後は2011年発売のアルバム『正しい相対性理論』冒頭を飾るこの曲なんですがなんとまたしてもiTunes storeにない。マジかよ*1。と思ったらYoutubeにあった。この曲こそ今回の記事を書くに至った理由の楽曲であり、私がフレーズ単位で歌割をガチガチに固めきっている最キモ妄想曲です。

といっても、何か特別にぶっ刺さる歌詞とか、すごくキャッチーなメロディーがあるわけではない。ただただ、この熱の全く感じられない気だるいリリック・人を食ったような雰囲気をふまけんにやって欲しい、やったらどうなるんだろう?という完全なる個人の趣味なので、聴いても「なるほど!」とはならない可能性も高いです。予めご了承ください。というか歌詞カード(自作)に歌割びっしり書いて蛍光ペンで線引きながら直でプレゼンしたいんでカラオケ行きましょ

とりあえず

君に恋しちゃってるよ

君に恋しちゃってるの

どっちがどっち派かでアンケート取りたいんですけど(ツイッターでやれ)、私は取り急ぎ前者が健人くん・後者が風磨くん派です。

あとはアウトロの

愛をもっと恋をもっと夢をもっと知ろうよ

の健人くんと

鯛をもっと海老でもっと鯛をもっと釣ろうよ

の風磨くんが交互で歌うところ、あそこでこの主旋律を歌ってないほうが被せるように

I don't know what you what you want

のパートを歌う事になってるんですが……でだんだん主旋律より被せのこのパートのほうが音量大きくなってくの……で最後は二人でこれ言って終わるの……もどかしい……聴いてください……(ろくろを回しつつ)

 

(番外編)
・ジェニーはご機嫌ななめ / Sexy Zone

やくしまるえつこがソロ名義シングル(前回紹介した『おやすみパラドックス』)でカバーしてたので思い出しました、この曲やって欲しいなって思っていた事を……ただし、音源もやくしまるえつこカバー版を貼らせていただきましたが、実際Sexy達にやってほしいのはPerfumeカバー版(中田ヤスタカアレンジのBPMもっと速い版)だったりする。原曲はジューシィ・フルーツが1980年にリリースした楽曲です。

多くのアーティストにカバーされていますが、まず曲調が可愛らしくかつめちゃめちゃキャッチー。それでいて歌詞がなんというか「めんどくさい彼女」感全開の、時代をバリバリ先取りしていためんどかわいい系楽曲。とにかく私は、

君とイチャイチャしてるところを
見られちゃったわ

のすぐ後にケンティー!!!!!/って野太い声で叫びたいだけなんだよな。しかも1番をきっちり5人で分けられ3番まであるので、5×3=15回メンバーの名前を合法的に腹の底から叫べる。メンバー全員2音節(ケンティー、ふうまー、しょうりー、聡ちゃーん、マリウース)でいける。完璧じゃん。計算通り。詳細はPerfume Live DVD各種(最近のだと『6th Tour 2016 「COSMIC EXPLORER」』あたりは入ってた…気がする…)に収録されていますのでよろしくお願いいたします。アレなら貸します。

 

途中から歌割妄想発表会になってしまいましたが、ご静聴ありがとうございました。

*1:まあ『ハイファイ新書』とは異なり、このアルバムは過去の発売音源を素材にしたゲストアーティスト陣によるリミックス楽曲が大半を占める、ちょっと特殊なアルバムなのでしゃーない面もある。ただこの『Q/P』は完全新作です。

超個人的にSexy Zoneに歌ってほしい相対性理論/やくしまるえつこ楽曲(前編)

最初に断っておくと、私は相対性理論とそのボーカル・やくしまるえつこについて、全然詳しくないです。あと最近の曲も知らないのでおすすめあったら教えてください。

じゃあなぜSexy Zoneに歌ってほしい楽曲が18曲(やくしまるえつこソロ名義含む)もあるのか。そう18曲あるんですよ。今数えてびっくりしました。

甘くかつ淡々とした独特のウィスパーボイスで有名なやくしまるえつこ、その歌声は私の中では母校の女子校の風景に深く結びついています。すいませんね個人的な思い出で…でも思い出しちゃうんですよどうしても…多感な時期によく聴いてたもので…"少女"という概念を純粋にぎゅっと詰め込んだような歌声をしておきながら、実際リアルにそんな少女いねえ!というワードチョイス、変態チックな作曲。なんかこのアンビバレンツな危うい感じ、Sexyにめちゃハマらん…?という個人の感想から爆発した妄想が以下になります。

 

スマトラ警備隊 / 中島健人

スマトラ警備隊

スマトラ警備隊

2008年全国流通盤発売*1のミニアルバム『シフォン主義』収録曲。先に断っておきますが、『シフォン主義』収録の5曲はソロで一人一人に歌ってもらいます。トップバッターのこの曲はケンティー君に決めた。

個人的にこの曲の歌詞はリアルと妄想のミックス具合が肝だと思っているのでケンティーにしました(三段跳び論法)。

朝は弱いわたし あくびをしてたの

のハマり具合、

太平洋 大西洋 ここ一体何平洋よ
盗んだわたしの記憶をかえして
CIA KGB FBIに共産党の陰謀よ
誰か わたしを逃がして

とかの妄想の壮大さ、そしてザ・初期衝動みたいな勢いのある曲調、どれも絶対ハマると思うんですよね。私の中で健子ちゃん*2のイメージはこの曲。おてんばで、ちょっとだけがさつで元気が良くてとにかく勢いがあり、頭の中が妄想でいっぱいという……やべえな健子……(※個人の感想です)

 

・LOVEずっきゅん /  菊池風磨

『シフォン主義』2曲目。声を大にして言いたいのですがけして風磨くんの劇的カワイイ"ラブ ラブ ラブずっきゅん"を聴きたいという邪な気持ちだけで選んだわけではありません。もちろん理由の一つではある。主に下記の歌詞が理由です。

ここ ここ ここはどこ 宇宙
わたし中央線乗り越して気付いた 明日は始業式

中央線なんですよね。あの銀色にオレンジラインの。首都圏民以外の方向けに分かりやすく言うと、吉祥寺を通ってる路線です。そう、風磨くんソロ曲『Cocoa』で出てきた吉祥寺を通っており、個人的な話にはなりますが私の女子校時代浅からぬ縁があった中央線の物語であるこの曲、もう風磨くんにお願いできなきゃ嘘やでほんま(エセ関西弁失礼)。

歌詞だけ見るとカワイイ〜〜ッ!!!!って感じなんですが、実際の曲調はどこかノスタルジックで、歌い方も淡々としています。サビだけちょっと感情が滲んでいるように感じられるのがまた好きです。風磨くんならどんな風に歌うだろうか……

 

・夏の黄金比 / 松島聡

夏の黄金比

夏の黄金比

静止とよく動くベースラインのコントラストが心地いいこの曲は、あなたの夏の終わりを知りたいで賞チャンピオンの聡ちゃんで。聡ちゃんが表現する"夏の終わり"を私は知りたいんですよ。ソロ曲に失恋曲がない事もあってか、全然具体的なイメージがないので……いや別に夏の終わり=失恋でもないですし、この曲自体も別に失恋曲ではないんですが……でも絶対、可愛い歌詞をちょっと憂いを帯びて笑いながら歌ってくれそうじゃないですか?

夏の終わりは 甘いキャンディーだった
夏の終わりに わたし恋をした

ちなみに終盤いきなり謎の男声コーラス*3が入ってきて絶妙に下手、もとい味のあるパートなんですが、こちらは日替わりで聡ちゃんに指名されたメンバーがやる事とします。ライブか?

 

・おはようオーパーツ / マリウス葉

この曲も謎の男声パートがあるのですが、これはマリウスに一人二役でやってもらいます。なぜならそこの歌詞(下記)がこの曲をマリウスにやってもらいたい理由だから。

白亜紀 ジュラ紀 インダス エジプト
地球はまわる まわるよまわる

地球規模の話できるのはマリウスだけじゃん。恐らく。

全体的に言葉遊び感と脱力感の強い歌詞で、このふわふわした不思議な世界観はマリウスの低音・高音の異空間感でうまい事表現してほしい(丸投げ)イメージとしてはしょりマリQRZoneでマリウスが見せるあの謎な感じなんだけど…伝わらない…語彙力の(マリウスに対する)敗北…

あと、

明日はドキドキ朝帰り どうなっちゃうんだろう

を歌ってほしいだけっていう個人の性癖的な理由も多分にあります。本当にすみません。ごめんなさい。

 

・元素紀行 / 佐藤勝利

元素紀行

元素紀行

ペジ魂ドキュメンタリーのどっかで歌ってなかったっけ?と錯覚するぐらいハマってると思うんですがいかがでしょうか。アコギ×理系用語×かわいい(かわいい)という勝利向け要素が満載。メンバーの中で一番理系っぽいのが勝利だと勝手に思っているので、聴きたすぎて部屋中をのたうち回っています。

この曲に限った話ではありませんが、バンド名からも分かるように相対性理論の曲は理系用語・科学(化学)用語がタイトル・歌詞に頻出します。昔「恋の」+「(任意の理系用語)」で相対性理論っぽいタイトルになる〜ってやつ流行らんかった?友達と授業中にいっぱい作ったしこの話はやめとこうか。

で、理系+ウィスパーボイス(曲によりますが)となると、メンバー中で一番適合率が高いのがやっぱり勝利だと思うんですよね。勝利の囁き声を信じろ。性癖と信仰上の理由からケンティー×相対性理論を熱烈に推してはいますが、一番似合うのは勝利かもしれないなあとも思っています。

 

・テレ東 / 中島健人菊池風磨
ハイファイ新書

ハイファイ新書

 

歌詞:http://j-lyric.net/artist/a04f804/l0150eb.html

今回の記事最大の衝撃なんですが、2009年発売のド名盤『ハイファイ新書』、iTunes Storeになかった…マジかよ…YouTubeにもないので残念ながら音源のご紹介が出来ません。聴いた事がなくて気になった方は自力でなんとかしてください。ここから3曲が該当します。せめてものアレで歌詞だけリンク貼ってます。

この『テレ東』、坂本龍一がなんかのテレビでベタ褒めしててそれで気になって相対性理論を聴いた記憶がなんとなくあります。ちょっとダウナーで抜群にポップ、みたいな。ジャンルも方向性も演奏も全然違いますが雰囲気の"芯"的な部分は『make me bright』に近いものがあると個人的に思っています。

どうしてもこの緩やかな雰囲気をふまけんにやって欲しいんだ私は。この後まだふまけんにどうしてもやって欲しい曲が2つ控えてたのでめ〜っちゃ迷いましたがやっぱり譲れなかったよ……どうしてもふまけん担みたいなところがあるので歌詞割もある程度は考えています。大丈夫まだキモくないレベルだから。

とりあえずサビはユニゾンで、

チャンネルをテレ東に
ダンスチューンは緩やかに
オーディオはステレオに
結婚するなら六月に

は健人くん("結婚するなら六月に"、めっちゃ言いそうじゃない?)、

あいつきっと爽やかに
レモンを齧って爽やかに
プロポーズ決めたくて
気の利くセリフを探してる

は風磨くんです。大丈夫後はまだ決めてないから。まだキモくない。テレ東で水曜の番組をセクゾが持つ事になった暁にはあらゆる権力を総動員してこの曲カバーバージョンをEDテーマにさせて欲しい…力が欲しい…力が…

 

・四角革命 / 菊池風磨佐藤勝利

歌詞:http://j-lyric.net/artist/a04f804/l0150e6.html

抑揚のないメロディー、淡々とした歌い方はどちらかというと勝利の方が向いてるかな?と思ったんですが、やっぱタイムトラベル+ロマンスときたら風磨くん外したくないでしょという。普通のタイムトラベルではなく、25世紀のタイムトラベラーが出会うのは「22世紀」の"わたし"なんですねこれが。未来と未来が出会う、浮遊感たっぷりの空気がさときくにぴったりだと思うんだよなあ…

25世紀に生まれたあなたは
時空警察に追われてしまった
22世紀に生まれたわたしは
テレビを見ながらコーラを飲んでた

もうこのストーリーでPV撮ってほしい… "あなた"が風磨くんで"わたし"が勝利ね。となると、シガロンの逆でメインボーカルを勝利が、サビのコーラスとCメロを風磨くんが担当すればいいのかな。広がる妄想の海。

 

・品川ナンバー / 中島健人松島聡

歌詞:http://j-lyric.net/artist/a04f804/l0150e5.html

これは歌詞だけじゃなく、ベースがギュイギュイに効いていてシンセが最高っていう曲調そのものもけんそうにやって欲しい理由の一つなので、もし聴いた事のない方いたらマジで聴いてほしい。"フロアを揺らすスピーカー"って歌詞の直後にベースだけになる箇所が最高に好き。またジャンル違いな気もするけど『フライディ・チャイナタウン』的な、絶妙な異国感のある曲だ。

この異国(南国?)感、極彩色なシンセ(個人の感想です)、

カラフル パッションフルーツもぎ取りたい

の何となくの背徳感、

「南の暮らしはどうだい?」
あなたの手紙はナンセンス
あの子と朝までわいわい

のそこはかとないジェラシー、ぜ〜〜んぶ健人くんと聡ちゃんにぴったりじゃない?一番妖艶にパフォーマンスしてくれそうじゃない?というか私パッションフルーツとケンティーを結びつける性癖がありそうじゃない?(※下記参照)

 

・おやすみパラドックス / 佐藤勝利松島聡

2009年発売のこの曲は、これまでの曲と違いボーカル・やくしまるえつこのソロ名義である。アニメ「夏のあらし!」OPに起用された。私はこの曲で近田春夫(作編曲を担当)が「考えるヒット」を連載しているだけのおっさんではない事をようやく知った。というか今調べたら考えるヒット、ジャニーズ版出てるんすね…読んでみようかな…

相対性理論の曲とはまた違った、ゴリゴリの打ち込みを使用したかなり冷たい無機質な印象を受ける曲。だからこそしょりそうにやらせたいんですよ。分かりますか。

合わせ鏡に映ったあのこ ラジオ体操ワン・ツー・トロワ

を歌ってほしいんですよ。ゴリッゴリの双子ルックで無表情で。分かりますか。

原則は勝利に低音パートを、聡ちゃんに高音パートをやって欲しいんですが、途中だけ入れ替わってもおいしいな…難しいところですね…

 

途中ですが曲数的にちょうど折り返し地点なので、ここで一旦前編は終わりにします。2010年以降の曲は後ほど。前にビークルの記事で21曲iTunesのリンク貼ったら重くてスマホで見づらくなったりしたので、その教訓を生かします。過去の教訓を生かせる女、マジSexyじゃない?

 

(2019/11/4  後編書きました)

 

 

*1:自主制作盤は2007年発売との事。さすがにその時は聴いてません。

*2:万が一ご存知ない方は今すぐライブDVD/BD「STAGE」を買って『私のオキテ』を観てください。最寄りのセクラバに言えば多分観せてくれます。

*3:当時のベース真部さんです。

超個人的にSexy ZoneにやってほしいPerfumeのPV(ユニバーサル編)

☆★祝・Perfumeベストアルバム発売&結成20年目突入★☆

ベストアルバムを開封しながら転げまわり、SONGSの録画を楽しみ、HDDに厳重に保存してあるReframeの録画を見返して、Perfumeへの信仰をより深めたオタクです。Reframeマジで風磨くんに見て欲しいんだけどDVDに焼いて上映会やろってDMしてバリアン押さえたら来てくれるかな?(オタク友達と一緒にするな)

1本目はReframeの一部を公式で公開している動画ですが他の箇所もマジガチでカッケェので観たい方はお声がけください。パセラ行きましょう(回し者)

2本目は1本目と同じ『FUSION』を、世界三箇所完全同時生中継で披露した際の映像です。頭おかしい完成度なのでこちらもまだ見ていない方が万が一いらっしゃったら是非見てください。

 

いい感じに信仰を深めたところで、「Sexy ZoneにやってほしいPerfumeのPV」後編スタートです。今回はレコード会社を徳間→ユニバーサル(内の専用レーベルPerfume Record)に移籍した2012年〜のPVを対象とします。

(前回はこちら)

 

・Spring of Life

2012年発売の15thシングル。サカナクション『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』PVなどで当時話題になっていた、田中裕介氏を監督に初めて迎えたPV。この後の『Spending all my time』『Sweet Refrain』『FLASH』なども全て氏の作品なので本当に足を向けて寝られない。エレワ以降のPerfumeが「いや笑笑 もう今更じゃない?笑笑」みたいな感じでロボットとかアンドロイドとかのいかにも近未来!というモチーフをやるのを何となく避けていた中、新しくやってきた田中氏はそんなの関係ねえ!とばかりに三人をアンドロイドにした。アンドロイドとして研究所らしき所で過ごしていたメンバーが、恋を知って感情を芽生えさせ始める……というストーリー。最初は表情もダンスにも感情が感じられないのに、初めてハートが出てくるあたりから加速度的に感情表現が豊かになっていく。こぼれる涙、あふれる笑顔。オチがしっかりあるので、初見の方は必ず最後の最後まで観てください。コメント欄はネタバレの嵐なので最後に見てね。

これは元のイメージに忠実にいくなら健人くん・聡ちゃん・マリウスですかね。さときくで全然違う方向性の切なさをぶち込むのもアリなんですけど。個人的にはあ〜ちゃん:健人くん、かしゆか:マリウス、のっち:聡ちゃんの割り振りでやってほしい。ハートを口に含んで怪訝そうな顔をする健人くん、モニターを見つめながらリップを塗ってにこにこするマリウス、床に散らばったハートを見つめて無表情のまま涙を流す聡ちゃん……間奏で一人ずつソロパートを踊った後、中央で動けない健人くんを引っ張り上げる聡マリ……とりあえず素肌から剥き出しのコード類をロボットに弄られてるSexy達だけでもお願いします本当に……

 

・Spending all my time

2012年リリースの16thシングル。二次元オタクを全員殺すPVとしておなじみ。短いカットの連続が嫌いなオタクなんていません!発売当時に出たPV考察(ブログ・2chツイッターYoutubeコメントなど)の量は異常。ストーリーは浅くまとめると、「エスパー養成所に閉じ込められて育てられたメンバーが、それぞれの能力を見せながら閉じた関係性を育む」って感じなんですけどこればっかりは考察があり過ぎて色んな解釈とれる。お好きなように観てください。

これも健人くん・聡ちゃん・マリウスだしこ〜〜れはラブマニ。フィンガータットが好きならこの曲の振付は絶対好き。指だけ・腕だけ・足だけでこんなに魅せられるんだ…と感動すらする。腕にナンバー刻んで〜!!!!この曲もストーリーが比較的はっきりしているので、誰がどのパートをやるかが非常に重要になってきます。個人的には「信じてる キミのこと」でのっちの肩に手を置きラスサビ最後で積み木を崩すかしゆかパートがこのPVストーリーのキモだと思っているのですが、ここはマリウスかな……想像できるじゃないですか聡ちゃんの肩に手を置くところ……のっちパートは他の二人どちらかとペアになるシーンがやや多く、落ちサビで手を繋ぐ時も中央にいるんですね。聡ちゃんでは?健人くんと手のひらを合わせるところも、マリウスとサイコキネシスの振付を練習するところも見たい。あ〜ちゃんパートは安定の健人くん。別に手を握られた時に上目遣いになってほしいからではありませんよ。1番のラストで真ん中に座る健人くんの両脇から目・口・耳を塞いで見ざる言わざる聞かざるをさせる聡マリが見たいだけです。(まっすぐな目)

っていうか本当に今更だけど、この無感情なPV・抑揚のあまりないメロディでSpending all my time / So loving you foreverって歌詞しかない(一部日本語詞除く)のやばない……?私のすべての時を捧げるだよ……?

 

・1mm

2013年リリースの4thアルバム『LEVEL3』収録曲。リペコンOP映像を見た瞬間「これは信頼できる」と確信したタイプのオタクなのですが、中でも風磨くんパートはこの『1mm』と同じ世界線にあると思ってる。「本人達にいい感じにかぶさる歌詞」が好きなら絶対これ見てほしいんですけど、これ何がヤバいかって歌詞が合成じゃないんですよね。実際に置いてある薄型スクリーンに本人達の動きに合わせてリアルタイムで投射してる。よく分かんね〜けど技、技術〜!!!!って感じになれるので、興味のある方は下記のティーザーも見てみてください(ちょっとだけ制作風景が映ってる)。

この曲は歌詞とのマッチ具合が要であり、個人的には「焦り」にフィーチャーした歌詞だなあと思うので健人くん・風磨くん・勝利くんにお願いしたい。年齢順。聡マリも実際にやったらハマるとは思うんだけどまだこの曲は似合わないでいてくれ、大人になんてなるな(©︎秋元康)いや〜でも待って聡ちゃん似合うなこれ…ほぼBreak out my shellだもんな…(※違います)

二番のハイパーかしゆかタイムは勝利くんで。その直後に映るシンメ感あるあ〜ちゃんとのっちはふまけん。健人くんみたいな覚悟1000%の人間に「覚悟がまだまだ1ミリも足りないね(自戒)」って歌われたくない?私の知ってる覚悟ってじゃあ何…?ってなりたくない?

 

・Sweet Refrain

2013年リリースの19thシングル。ドラマの主題歌で長澤まさみもEDで毎週踊った曲だったのに、ライブではほとんど披露されない謎の不遇曲。こちとら恋ダンスより先にMIKIKO先生振付のドラマ主題歌やっとんじゃ。カップリング曲がライブ披露されてもこれは披露されない。フルでやった事はほぼない(確か)。ポップでめちゃくちゃ可愛い曲調と歌声と振付、オープン前の何もない美術館で撮られたスタイリッシュPVとかなりオススメ要素の多い曲なのですが……「リフレイン」のタイトル通り、同じところをずーっとぐるぐる回るワンカット風の映像に、メンバーがボールで遊んだりスタイリッシュアルゴリズム体操をしたりカッコいい動きをしたりするのが映り込む。

この曲は勝利くん・聡ちゃん・マリウスのちびーずで。三人で壁からひょこっと顔を出したり、遠くからちっちゃくじーっと覗いてたり、ぐるぐる回りながら踊ったり、ミニチュアの三人が元気に踊ってたりするの最高じゃないですか?歌詞も合う。サビの歌詞全部合う。まさかというようなことを次々と繰り返してきたよな……

 

・Cling Cling

2014年リリースの20thシングル。麒麟の子』この方向性で行かん??みんな大好きオリエンタルファンタジー。セットをガチガチに組んで街を作り上げ、PVに使うのみならずライブのセットとしても使用、中に入れるテーマパーク的な感じでファンに開放するイベントなども開かれた。PVのストーリーとしては、街で踊り子をしているメンバーが少女を救うために活躍する…的な感じ。

まず誰だって推しには踊り子をしてほしいじゃん。というシンプル心の声に従って健人くん・勝利くん・聡ちゃんを選び、いや風マリだって踊り子やって欲しいんですけど!?とちゃぶ台をひっくり返した。風磨くんの踊り子はエロに振り切れてしまうからCERO的にダメです。マリウスは踊り子もいいけど望遠鏡拾う幼女ポジションで出てほしいんですよね……吊りさがった灯りを弄び猫をノーブルに撫でてる健人くん・レシピ見ながら麺(?)を混ぜ混ぜしこちらをちらっと見て無関心に目をそらす勝利くん・同じく麺(?)を混ぜ混ぜしながらこちらに気付き数秒まっすぐに睨みつけてくる聡くん、このあたりはマストでお願いします。舞台裏での気だるさと舞台上での生き生きした様子の対比が最高にトップオブ踊り子のプライドを感じさせる演出になっているので、そこは絶対違いを出してほしいですね……

 

・Pick Me Up

2015年リリースの21thシングル。新宿伊勢丹とのコラボキャンペーンソング。この PVに出てくる洋服はぜーんぶコラボです(確か)。Sexy Zoneに高級百貨店からのCMオファーが届いてない世界、解釈違いなんですが……年齢的な問題かな?あと5年もしたらオファー舞い込むよな?高級ブランドを当然のような顔をして身にまとってほしい。決して派手すぎないけどエレガントな上品さが絶対にハマる。

この曲は謎の百貨店世界に迷い込む三人・マネキンとしてウィンドウに閉じ込められている三人・謎の百貨店世界を統べる三人と色々なメンバーの顔が見れますが、とりあえず全部勝利くんにやって欲しい事だけは私の人生に今後何が起ころうと揺らがないと思う。マネキンの自分に抱きついてほしい代表で健人くん、「3, 2, 1」のカウントダウンをしてほしい代表でマリウスかな〜あとは。欲を言えば全員マネキンとしてウィンドウに閉じ込めはしたいよ。そりゃあしたいよ。

 

FLASH

2016年配信限定でリリースされた曲。同年リリースの5thアルバム『COSMIC EXPLORER』にはアルバム版が収録されている。余計な演出なしにただシンプルに踊りを見せるタイプのPVはPerfume結構ありますが、この記事では取り上げるのを避けてきました。

1本目の『コンピューター・シティ』は初期Perfumeの近未来感が凝縮された名曲ですし、2本目の『Dream Fighter』は生きとし生けるすべての人への応援歌なので是非Sexyにも贈りたいですし、3本目の『GLITTER』はメンバーがマジで発光してて非常に美しいですが、このタイプのPVを語ろうと思うと「約束された勝利の美」「美の暴力」「あ〜ダメだやって欲しい〜!!!!(大の字)」しか言葉が出てこない気がして避けていました。でもこの『FLASH』は美しい光と影のコントラスト、ライトセーバーみたいな光の棒で戦う演出、拳闘のような振付……と男性アイドルにもやってほしい要素が満載なんですよね……足思いっきり蹴り上げてくれ……。

このタイプのパキパキしたダンスが上手いのは健人くん・聡ちゃんのイメージなんですが、後一人は誰だろう……ちょっとタイプ違いますが戦ってほしいのは風磨くんですかね……二番以降は柔らかいダンスの箇所も多いし……二人ずつ向かい合って戦うかのように踊る箇所がけっこうあるので……あ〜ダメだやって欲しい〜!!!!(大の字)

 

・If you wanna

2017年発売の24thシングル。シンプルなPVの箇所でこの曲も一緒に挙げようかと思ったが、冒頭のカプセルシーンが美しすぎたので別個で。やっぱり人間誰しも推しに人外になってほしい願望というのはあるもので、特に何の説明もなくカプセルに埋められた推しにある日目覚めてほしいんですよね。『Spring of Life』のケーブル剥き出しもザ・SFで最高に癖(へき)にくるんですが、この作品みたいに肌が控えめに光ってるだけってのも逆にリアルで逆にいいと思います。近未来の世界でもこの6年間で技術だいぶ進歩したんだろうな……

この曲はダンス的には風磨くんにやってほしいところですが、他は「きれいでいたいわ」という歌詞をきれいに歌ってくれそうな健人くん・マリウスですかね。歌いながらふっとカメラを見るやつは全員パターン見たいです。お忙しい中大変恐れ入りますが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。(誰?)

 

・ナナナナナイロ

2019/9/18より好評発売中のベストアルバム*1Perfume The Best "P Cubed"』に新規収録された曲。現在発売中のためか、PVは現時点(2019/9/23)では1番サビまでの収録となっている。全編台湾ロケを行っており、おいしいものを食べ、はしゃぐメンバーの姿に素が見えて愛しい。

これはもう全員でやりましょうよ。RTTみたいにバチバチにキメた海外ロケPVもめっっちゃくちゃ好きだけど、こうして旅をする5人のありのままの姿も私は見てみたい。みんなで灯篭(?)にお願い事書いて空に飛ばそ…?川に飛び込も…?電車の窓から外を眺めよ…?現地のおばちゃんに話しかけられよ…?

旅して 恋もして 行きたい場所に 会いたい人に

って歌詞が本当に好きです。日本語ならではの倒置法がたまんねえとかそういう話もそうなんだけど、楽しみとか幸福とかがぎゅっとこのフレーズに詰まっている気がするから。こういう幸せが、Sexy達の上にも在る事を願ってやみません。

 

 

★番外編

Perfumeの初期のPVは、同じく初期のSexy Zoneにやってほしい話を以前したかと思います。別に知らなくても問題はないです。具体的にやってほしいのは超個人的には下記2作なのですが、控えめに言ってReal Sexyじゃん…*2

1本目の『エレクトロ・ワールド』は、ライブでも未だに欠かさず披露される定番の人気曲。CGで構成された仮想世界で踊る。リアセクから熱さを半減させて希望と色彩を全部取り去った感じ…?

2本目の『Twinkle Snow Powdery Snow』はかの有名な『チョコレイト・ディスコ』と両A面で収録された。グランブルーファンタジーのメインビジュアルを見て「TSPSのPVラストじゃん」と思ったオタクは数知れない(私調べ)。振付がとにかくかわいくてDuバィステップ的な箇所もあるので、ショタSexyにやってもらいたいんだよなあ…

 

という事で色々と書いてきましたが、何とこのタイミングでPerfumeメジャーデビュー以降全ての楽曲がサブスクリプション解禁されました!!!!これまで取り上げた曲は全てYoutubeにアップされている曲だけでしたが、他にも名曲は数え切れないほどあります。「こういう傾向の曲聴きたい」などご要望いただければオススメ曲ソムリエ全然するので、この機会に是非ご視聴ください。ベストアルバムもよろしくな!

 

Perfume The Best

Perfume The Best "P Cubed"(初回限定盤)(Blu-ray付)

 

ご静聴ありがとうございました。

 

*1:これまでに『Complete Best』『Global Compilation』などと名したアルバムは発売しているが、前者は現在では実質的な1stアルバムのような扱いを受けており、後者は「ベストではなくあくまでコンピレーション盤」とコメントされているので、ガッツリ54曲収録された今作が地味に初のベストアルバムだったりする。

*2:Perfumeの過去PVでCGには耐性があったので、リアセクのPVや世界観は初見でもあまり違和感なかったです。むしろ他のPVでの生身で色々やってんな!?という驚きのほうがデカかった。あとさすがにDuバィの合成は耐えきれなかった。

超個人的にSexy Zoneに歌ってほしいBEAT CRUSADERS楽曲

今回は本当の本当の本当に私しか楽しくないやつ。

 

時は2019年ですが、今更BEAT CRUSADERSの話をしよう。結成1997年、ボーカルのヒダカトオル以外のメンバーを総チェンジして2004年にメジャーデビューした、エセ英語エモポップロック覆面バンドである。後に(2010年)デビューしたマンウィズとよく比較される。通称ビークル。メジャーデビュー後は結構タイアップしたりしていたし、以下のビジュアルも特徴的なので覚えている方もいらっしゃるのではなかろうか。*1

f:id:mikozezone:20190914120303j:image

原則歌詞は全編英語(一部例外あり)だが、音源の発音があまりにもカタカナなので歌う側にも親切設計。歌詞には全て公式で和訳がついている。バリバリ陽キャな明るい曲調が多いが、根底に流れる切なさ・エモーションがSexy Zoneと親和性があるような、ないような…。

これまで、超個人的にSexy Zoneに歌ってほしいシリーズ(妄想)を繰り広げてきたが、そこには読んでいただいた方に「元のアーティスト・作品もついでにおすすめしたい、あわよくばこの感想を共有したい」という思いがあった。

今回はないです。だってBEAT CRUSADERS、もう解散してるから。(2010年解散)

ひたすらお気に入りの曲を壁打ちしていきます。ご了承ください。Youtube公式チャンネルという文化が完全に定着しきる前に解散したバンドなので、紹介のために貼ったリンクは全部iTunesです*2。超ざっくり発表年順。

 

・WINDOM

WINDOM

WINDOM

I'm gonna set your Birthday

Every Sunday

 Believe me now

(全ての日曜日を キミの誕生日にしてしまおう ウソじゃないさ)

上記の歌詞がめっちゃSexyっぽいなと思い選びました。ちょっと意味が分からないところもSexy。若者らしい全能感に溢れた歌詞の割に、どこか達観した感じのある曲調。

 

・SIBERIAN GIANT

SIBERIAN GIANT

SIBERIAN GIANT

Somebody

In my head

Got to say

"Love's on your side"

(僕の頭の中では ずっと誰かが 決まってこう言うんだ 「愛はキミの味方だよ」)

これも上記の歌詞がぐっときて。""内の歌詞はメインボーカルのヒダカトオル以外で歌うんですね確か。曲中かなりボーカルが入れ替わるタイプのバンドなので、歌詞割を考えるのが楽しい。あとこの曲はハモりや合いの手もいい感じなのでますます楽しい。

 

・ BE MY WIFE

BE MY WIFE

BE MY WIFE

Be my wife

Be my life

Be my bride

My brightest hope

(結婚しよう 人生のパートナーになって下さい 嫁に来ないか? 今年イチ押しのキミよ)

ビーマイワイフ!ビーマイライフ!ビーマイブライマイ¥!♨︎?と全員で連呼する、とにかく明るい結婚ソング。元気かつ何も考えてなさそうなマイマイと思っていただければ。なぜか戦車(ジープ?)にメンバーが乗ってる謎のPVは幼心にも忘れられない。これぐらい明るくSexyたちに求婚されてえ〜〜〜〜!!!!という心の声が爆発する事うけあい。サビ以外は各自のソロパートになるので、誰が一番カッコつけられるか勝負してくれ。

 

・IMAGINE?

IMAGINE?

IMAGINE?

Do you imagine?

I was Stroking So Hard To Shine

(想像してごらんよ ボクが輝くために一生懸命努力しているところを)

中華ファンタジーが無理なら麒麟の子この路線にしてくれへん?爽やかかつまっすぐなメッセージが胸を打つ、ライブ爆盛り上がりソング。ライブ時は長めの間奏での下ネタコールが恒例になっているのはご愛嬌。少女に向かって語りかける口調の歌詞が、アイドルとして輝く彼らにぴったりだと思うのですがいかがか。間奏のアコギは勝利くんで決定なんだよな〜煽る他四人が目に浮かぶ。

 

・Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah

Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah

Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah

I loved you baby since we were at school

I did'nt show it, I was a fool

(学生の頃から キミのことが好きだったのに 告らなかったオレは なんてバカだったんだろう)

こんぐらいハジけた曲をやったらどうなるんだろう?という興味本位。サビはずっと「イェイイェイェイェイ」しか言わない。イメージが壊れるからシングルとかアルバム曲には入れないでほしいけど、特典DVDで特定の操作をすると聴ける隠し曲とかにほしい。

 

・LOVE DISCHORD

LOVE DISCHORD

LOVE DISCHORD

So sweet

I kill you

So sweet

I kill them all

Kill them all

(愛しい人よ 殺してやる 愛しい人よ 全てを殺してやる 全てを殺し尽くしてやる)

上記のサビ歌詞だけ見るとめちゃめちゃ物騒だが、実態は切ない曲調および物語性すら感じる美しく破滅的な歌詞が印象に残る、ビークル屈指のエモ・バラード。BPMの遅さだけが「バラード」を定義付けるわけじゃないんだなと思わされる名曲。こういう危うい歌詞を歌えるポテンシャルを持ったアイドルだと思うんですよねSexy Zoneは。愛に苦しむところ、見たくないですか?

 

・BLOCKBASTARD

BLOCKBASTARD

BLOCKBASTARD

Choose me darlin'

I'm the one you want

I'm the one you want to

(ダーリン 私を選んで 私こそ 私こそ貴方が探し求めている一人)

上記の歌詞を健人くんにめちゃめちゃかわいく歌ってほしいな〜という欲望がダダ漏れた選曲。あとCメロに当たる箇所の「Love is the mystery」「Love is the history」の掛け合いは各シンメに是非お願いしたい。そこをぐっと強引に持っていく勝利くんの「Do you remember?」を聴きたいんだよオタクは。歌詞のテーマが「DVD vs ビデオ」なあたりにどうしても時代を感じざるを得ないが、その(もはや)レトロ感が逆にポップな曲にハマっていて最高。

 

・S×E×X×I×S×T

S×E×X×I×S×T

S×E×X×I×S×T

Over the world

Now gotta brawl

(世界中で 乱痴気騒ぎが始まった

グループ名のアルファベットを叫ぶ曲が欲しい話はずっとしているが、この曲をやってくれたら最初の3文字まではその夢が叶う事になる。最悪なとこで切ったな。またサビ(?)は全員で歌って、それ以外のメロをひとりひとりで歌う歌割になると思う。全員渋いおっちゃんになってからのほうがもしかしたら似合う曲かもしれないけど、そういう曲を若い子に歌わすのも乙でしょうが。

 

・I WANNA GO TO THE DISKO

I WANNA GO TO THE DISKO

I WANNA GO TO THE DISKO

Let me dance in a moment
There is something left to bind you

この曲だけCDを完全に紛失しており、公式の和訳が不明。まあ何となくは分かるけど……。この曲も『BLOCKBASTARD』同様、Aメロのカトウタロウ(Gt)による歌い出し「I wanna go to the disko」の箇所を健人くんに歌ってほしさが爆発して選んだ。どうもカトウさんパートを健人くんに歌ってほしいらしい私は。シンプルにベースラインが最高な曲。

 

・CUM ON FEEL THE NOIZE

CUM ON FEEL THE NOIZE

CUM ON FEEL THE NOIZE

Cum on feel the noize...
Cum on feel my love and destroy!

(さぁ この騒音を体感してみようぜ… 愛を感じながら破壊の限りを尽くすんだ!)

テンションブチ上がり破壊的お元気ソング。Sexyに歌ってほしいのもあるけど、どちらかというと私のオタク活動テーマソングな気もする。こういうテンションでオタク活動キメていきたいよね。

 

・TONIGHT, TONIGHT, TONIGHT

TONIGHT,TONIGHT,TONIGHT

TONIGHT,TONIGHT,TONIGHT

Tonight
Love reflects world wide
Almost another day

(今夜 "愛"が世界中に伝染するって もう次の日になっちまった)

アニメ『BLEACH』のOPだったので、あの頃の少年ジャンプを通ったオタクには『ウォーアイニー』(銀魂の映画主題歌・高橋瞳とのコラボ作)と並んで有名だろうビークル曲。適度な疾走感と絶妙にエモい歌詞が素晴らしい。Sexy達に「今夜"愛"が世界中に伝染します」って急に言われても信じるもんな。

 

・DAY AFTER DAY

DAY AFTER DAY

DAY AFTER DAY

Laughing, stranding, standing,
'Cos our life is just a trampoline

(笑ったり 挫折したり また立ち上がったり 人生なんてトランポリンみたいに不安定なんだから)

上記歌い出しを担当する風磨くんはどこですか?

 

・FOOL GROOVE

FOOL GROOVE

FOOL GROOVE

Love will shine with you

(愛は君と共に輝く)

YOUR SONG IS GOODとのコラボ作。改めてすごい名前だなユアソン。コラボだが、ボーカルはヒダカトオル一人でとっている。ストレートな恋愛ソング。まっすぐな歌詞を背負わせたいよねSexy Zoneには。好きなんだよマジで然り。

 

・DROOG IN A SLUM

DROOG IN A SLUM

DROOG IN A SLUM

Fate is not a game

(運命はゲームなんかじゃないんだから)

TROPICAL GORILLAとのコラボ作。相変わらずヤバい名前だな。MxTxRx氏とヒダカトオルの二人でボーカルを務めるこの曲は、なんとなくライバルのバチバチ感が漂う。別にそういう内容の歌詞じゃないんだけど。名前の通り、スラム街でたくましく生きる少年〜青年の勢いを切り取った楽曲。『GAME』という全シンメ垂涎の曲を持ち「FATE OF TWO」とかいう煽りを付けられたシンメもおるグループに上記の歌詞、めっちゃ刺さらん?

 

・GHOST

GHOST

GHOST

I'm in love with a ghost

It's a beautiful thing in the world

(幽霊と恋に落ちる なんて素敵な出来事なんだろう)

君は幻じゃないほうのゴースト。名曲度は同じぐらい。好きすぎて色んなものの主題歌にしたいぐらい好きな曲だった。「幽霊と恋に落ちる」と歌っているけど、その「幽霊」が何を指しているのかは聴き手の想像に委ねられている。メロディがとにかく美しい。ハモりも美しい。ビークルのエモここに極まれり。ギターに埋もれるように囁かれる落ちサビは勝利く〜〜ん君だ〜〜〜!!!!あとマリちゃんの「wowow」浴びるほど聴きたい。

 

・LET'S ESCAPE TOGETHER

LET'S ESCAPE TOGETHER

LET'S ESCAPE TOGETHER

Everybody, let's escape together!

Everybody, let's get lost forever...

(みんなで逃げれば怖くない! 一生 この森の中に迷い込もう…)

明るくポップなホラー歌詞が印象的。「森のくまさん」をなぞったAメロBメロはカトウタロウがボーカルなのでそろそろお気付きだろうが健人くんの出番だ*3。踊りだしたくなるリズミカルなベースラインも◎。Cメロのテクノボーカルパートでちびーずに「This is the hell」とか言われたくない?(反語)

 

・FAIRY TALE

FAIRY TALE

FAIRY TALE

Sweet lovely days I recall

Never fade to gray

(甘く愛しい日々の想い出は 決して色褪せはしない)

ASPARAGUSとのコラボ作。毎回コラボ相手の名前どうなってんだと思わざるを得ない。ASPARAGUSはだいぶ前に一回だけCDJで見た事がありますが、「アコギでモッシュを起こす唯一のバンド」と称されていただけの事はありました。渡邊忍氏とヒダカトオルの二人でボーカルをとっている。これまたハモりが美しい。超ざっくり言うと、「辛い事もあったけど、それだけじゃないよな」的な歌詞。やっぱりアコギが印象的で勝利く〜〜〜ん!!!!って感じだが、ハモりも印象的でやって欲しいペアが軽く10通りは思いつく。

 

・TIME FLIES, EVERYTHING GOES

TIME FLIES, EVERYTHING GOES

TIME FLIES, EVERYTHING GOES

oh baby
so far, never forget what you love

(あぁ ベイビー これまで君が愛したものを 決して忘れないで)

この曲が収録されたアルバム『popdod』が私が人生で初めて自分の金で買ったCDなのだが*4、この曲は収録順が最初であるにも関わらずエンドロールのような曲だなと感じたのを覚えている。それと関係あるかは分からないが、オリジナルアルバムとしてはこのアルバムを最後に、ビークルは翌年解散した。タイトルからもう「風磨くんじゃん……」と声が漏れる事間違いなしだが、曲中ではこのタイトルが何回も叫ばれ、とどめに最後に「easy(たやすく)」とつく。

 

・LEMON HEAD

LEMON HEAD

LEMON HEAD

“everyday's a bad day…”
everything is quite well
“maybe rainy sunday…”
fine day, tuesday!
“everyday's a black day…”
no one's gotta blackmail

(「毎日ツイてないな…」 割と順調そうだけど 「日曜はいっつも雨だ…」 火曜には晴れるさ! 「今日も憂鬱だなぁ…」 誰も脅かしやしないよ)

ここ☝︎聡マリにやってほしくない人いますか?いません。最後は「さよならを言える場所に行こう」で終わるのが切ない。

 

・SUMMEREND

SUMMEREND

SUMMEREND

this is a sound of summerend
the summer ends
the silence comes in

(夏の終わりの音がする 夏の終わり 静寂の訪れ)

また我々は「風磨くんじゃん……」と呟かざるを得ないが、ちょっと彼一人に色んな概念を背負わせすぎかもしれない。五人五様の「夏の終わり」を魅せてくれるに違いないし、個人的には聡ちゃんの夏の終わりを知りたい。優しい中にも切々としたものがありそうで。

 

・JIVE

JIVE

JIVE

whatsoever
jive together
whatsoever
jive together

(何はともあれ ジャイヴしようぜ 何はなくとも デタラメにやっちまおうぜ)

こういうハチャメチャな曲は絶対似合うんだよ。ハチャメチャ ≒ トンチキ。この曲はトンチキかつポップなのでもうほぼSexy Zoneだ。間奏でシリアスになるかと思いきや結局酔っ払い。マリちゃんが成人したらみんなで酒飲みの曲やろうね。まあこの曲は別に酒飲みの曲でもないんですが。

 

という事で、私の私による私のためのSexy × ビークルでした。ご静聴ありがとうございました。

*1:ライブの時はこのお面は外すのだが、ライブ映像をテレビで放映する際はCGでお面をリアルタイム合成処理していたのでクッソお金がかかったという…

*2:正直iTunesにある事にすらびっくりした。

*3:あくまで本記事内での法則です。ご了承ください。

*4:それまでは音楽好きの姉に要望をお伝えするとなぜか家のiTunesに楽曲が追加されているという人力サブスクシステムが我が家では組まれていたのだが、このアルバムは姉のお気に召さなかったらしく買ってもらえなかったため。