三ヶ月坊主

個人的嗜好をSexyと戦わせるゆるオタク

音楽文再録

(音楽文再録) よく回るのが季節とCD、枯れるのが紫陽花 〜Sexy Zone『夏のハイドレンジア』観察記〜

(2021年8月6日掲載) *1 夏の気温が35度を超えても誰も驚かなくなろうと、雨がゲリラ呼ばわりされようと、よく分からない時期に雪が降っても、四季というものはこの国で信じられ続けるのだろう。どれだけ9月、下手したら10月まで暑さを引きずって運動会はこの…

(音楽文再録) POPをばかにするなら、東京を海に沈めてみせて 〜Sexy Zone『POP×STEP!?』より「Tokyo Hipster」〜

(2020年2月13日掲載) 「東京/トーキョー/TOKYO」はエモい。なぜかその響きだけで、私たちの心を揺さぶる力がある。当然、これをテーマにする楽曲は数え切れないほどあるし、タイトルに含む楽曲だけでも相当数にのぼるだろう。と思って歌詞サイトで調べてみ…

(音楽文再録)覇道と王道が両A面『麒麟の子/Honey Honey』 〜Sexy Zoneの現実と理想と非凡と普通〜

掲載日:2019年10月28日 万華鏡のような"両A面シングル"だ。そう称させてもらう。収録曲の量(新曲6曲)と価格帯からすると、この度発売された本作『麒麟の子/Honey Honey』は実質的には三形態合わせたミニアルバムと言ってもよいのだが、収録曲それぞれがあま…

(音楽文再録) 同世代に捧ぐ『PAGES』という選択肢 〜平均年齢22.2歳のSexy Zoneによる肯定〜

音楽文 2019年7月23日掲載 生きている内に何度も実感しているのだが、時間が過ぎるのはあっという間である。きっとこれからも何度でも実感するのだろう。 気付けば私たちは学生ではなく、就職した会社でよく分からないまま仕事をし、家に帰って最低限の家事…