ジャニーズ事務所はPerfumeをダンスレッスン必修曲にしてほしい。
私はPerfumeオタク(ほぼ在宅だけど)歴10年、永遠のワンルームディスコ新規です。私のアイドル観を形作ったのはPerfumeです。Perfumeには特徴的な音楽性・ダンス・キャラ立ちと、およそアイドルのエンターテインメントに必要なもの全てが詰め込まれていると信じていますし、ライブDVDを風磨くんの家に送りつけて一緒にステージ演出考察会をしたい思いでいっぱいです。
そんな私なので、当然Sexy Zoneの冠番組「極限合宿を監視中!!3日間で人生は変わるのか!?」にてふまけんが『ポリリズム』のダンスカバーに挑戦した時は咽び泣き、絶対に円盤を発売し冒頭のポージングまで収録してくださいと要望を送りました。ジャニーズとPerfumeの兼オタは異常に多いので、一言一句同じ要望を送ったセクラバもいらっしゃるのではないでしょうか。
振り返ってみれば、SMAPも嵐も冠番組でPerfumeとダンスコラボをしています。スマスマでコラボした『SHAKE』は最高だったし、嵐の『チョコレイト・ディスコ』は活動休止前にもう一回どっかの番組でやってほしい。つまり、トップジャニーズアイドルはPerfumeとコラボしている=Perfumeとコラボする事こそトップアイドルの証=Perfumeとコラボすればトップアイドルになれるのでは……?
理論と前置きがだいぶ飛躍したんですけど、要はこのPVやってくれ〜〜〜〜!!!!という私の妄想をただ垂れ流しているだけの記事です。なぜPVに絞ったかというと、歌・ダンスカバーまで広げてしまうともうほぼ全曲*1語ってしまうので……ガチで……助けてくれ……
Sexy Zoneが5人である事が重要なように、Perfumeは3人である事が重要な要素です。なので原則は、曲ごとに「この3人にお願いしてえ…!」と選んでいます(どうしても選べなかった曲除く)。が、多分どの曲を誰がやっても輝くし健人くん聡くん率が異様に高いのでご了承ください。
発売日順でいきます。長くなるので、今回は徳間所属時代(〜2012年、アルバム『JPN』まで)だけ取り上げます。ユニバーサル移籍以降は後編で。
また後編の余談でもちょっと触れる予定ですが、めちゃめちゃ若い頃のPVはめちゃめちゃ若い頃のセクゾにやってほしい(=今じゃない)のでだいぶすっ飛ばしています。
・マカロニ
2008年リリースの6thシングル。いきなりダンスゼロPVで申し訳ないんだけどとにかく見て。見れば分かる。逆に8ミリカメラで東京の街をバックにメンバー撮って欲しくないオタクおる?
アイドルPVにおけるノスタルジーの種類としては、欅坂46・サイレントマジョリティー*2の先駆とでも言えばいいんだろうか。日に日に変わりゆく街・東京の、その時しかない瞬間を背景に、メンバーのその時しかない若さと表情を切り取った作品だ。anan様撮影の2019年カレンダーはまさにそうだし、『イノセントデイズ』PV最後に景色のカットが連続して続くところがあるけど、あそこ好きならこのPVも多分好き。
曲調も、甘いけど切ない、胸の柔らかいところをくすぐってくる感じというか"エモい"って言葉を初めて聞いた時「やっとマカロニを表す言葉が出てきたか…」と思った。そんな感じ。スガシカオが大好きと発言し、奥田民生や秦基博もカバーした、男性アーティスト支持率の高い楽曲でもある。歌詞の世界観としては『よびすて』に近いイメージ。下記のサビを歌うSexyに耐えられるかチキンレースしようぜ人類。
これくらいのかんじで いつまでもいたいよね
どれくらいの時間を 寄り添って過ごせるの
これくらいのかんじで たぶんちょうどいいよね
わからないことだらけ でも安心できるの
最初からで申し訳ないんですけどこのPVはマジで選べない。全員でやってほしい。ちっちゃい熊のぬいぐるみを使ってこっちに敬礼してくれる聡くんも、落ち葉を顔に近づけてふざける勝利くんも、手持ちのカメラを片目につけてもう片目は閉じて飛んでる鳥を狙う風磨くんも、フェンスにしがみついてアンニュイに顔こっちに向けてくれるマリウスも、渋谷駅前スクランブル交差点で人混みの中じっとこちらを見つめてくる健人くんも、最後に全員で河原ではしゃいで走るところも全部見た記憶あるんですけどもうやってました?
・シークレットシークレット
2008年リリースの1stアルバム『GAME』収録曲。ピノのCMソングだったので、ド頭からマネキンに扮したメンバーの口にピノをゆっくり近づけるフェチ大爆発シーンがあります。天才か?天才だったわ。音楽番組収録風セットの中で無機質な表情・ダンスを見せるシーンと、ピノを持って無邪気にはしゃぐシーンが交互に流されるので、オタク交感神経とオタク副交感神経がぐちゃぐちゃになる事間違いなし。
しかもこの音楽番組風シーン、衣装がだんだん豪華になっていったり、楽屋の待遇が明らかによくなっていく。スターダムをまさに駆け上がっている最中だった当時のPerfumeを象徴的に表した名作として、今なお名高いPVだ。2番サビは過去曲(2ndシングル・コンピューターシティ)の衣装振付で踊ってるんです。天才だったわ。過去曲走馬灯PVって全オタクの夢(誇張)だと思うので10周年記念でセクゾもやろ……セクサマ衣装からいきなりドゥバィ衣装に変身して我々を混乱の渦に叩き込んでくれ……
これはめ〜〜っちゃ迷うけど勝利くん・聡くん・マリウスかな〜〜超個人的には。マネキンなので、背格好がほぼ同じ3人がいればそこだったんだけどもいないので……。風磨くんには無機質なイメージがあんまりないし、健人くんはソロ曲Missionでアンドロイドを演じてる(ケントロイド)けどあれはパワフルというか"強い"から、操り人形的な側面があるこの曲とはまた違った印象。PV後半にある、3人がそれぞれ無機質な表情からアンニュイな表情にふっと変わる箇所がめちゃくちゃ好きなので、それをやるちびーずが見れたら最高。あとピノを口元に持ってこられてる所は絶対ね。何度でも言うぞ。
・ワンルーム・ディスコ
2009年リリースの9thシングル。私はこのPVラストのあ〜ちゃんウィンクで堕ちた、俗に言うワンディスウィンク出あ〜ちゃん寄り箱推しです。ちゃんとウィンクした直後に、心を撃ち抜かれたみたいな音(※曲の一部)が鳴るんです。ほんとです。見てくださいよ心撃ち抜かれた音がほんとにするから。
ジュニアマンションよりは若干広いワンルームを模したセットで、メンバーが不思議現象を起こしながら楽しそうに過ごすPV。曲のテーマ的に、ワンルームでの何もない一人暮らしが似合いそうランキング堂々第1位の風磨くん、ミラーボールを導入しルームをディスコ化した実績を持つ健人くん、一人暮らししたら音楽をかけて計画をねりねりしそうな勝利くんにお願いしたい。シャンプーをしながら目を閉じたままシャワー出せなさそうな聡くんとも迷うんだけど、地味にこの曲失恋を裏テーマにしている説がある*3ので、モンペ的には聡マリからは遠ざけたいところ。あとマリウスは家広そうだから普通に除外。
リンゴを隣の部屋から取り出して「ちっちゃーい!」って口パクするのも、でっかい星を取り出してすまし顔でキラキラ光に反射させるのも、最後のウィンクもぜーんぶケンティーにやってもらうからな。あとふまけんに星を奉られる勝利くんも、枕ぶち破ってテンションアゲてる風磨くんも是非見たい。途中のセット自分たちで動かすところで聡マリが出てきてお前ら〜〜!みたいになってもいいかも。止まらないな妄想が。
・I still love U
2009年リリース2ndアルバム『⊿』(読み:トライアングル)収録曲。顔面大フィーチャー透明感エグエグPV。透明感で向こう側が透けて見える事でおなじみ。メンバーの顔ドアップで全編ワンカットなので素材の良さ一本勝負を強いられる。完全にセクゾの土俵だ。
冒頭からメンバーの距離が近い近い。物憂げな表情のまま、曲に合わせて目線を動かし、歌い上げる映像が続く。どことなく歌謡チックなメロディアスさと、身近な恋心を歌った歌詞。それだけでもいいもん見せてもらったぜ……とサムズアップして沈んでいきたくなるが、このPVはそれだけでは終わらない。
途中(2番サビぐらい)からなんか様子がおかしくなる。急に笑い出したり、顔をしかめて苦しそうにしたり、目を見開いたり。実はこれ、フレーム外で足つぼを受けているのだ。はい山田さん早かった、そうだね足つぼと言えばセクチャンの名作「足つぼで一時間」だね。という事で、これは全員でお願いしたい。足つぼを受けながら竹取物語丸読みをしたメンバーなら、足つぼを受けながらPVも撮れるだろう。途中まで激痛に全員のたうち回っているのに、最後のサビを抜けアウトロに入るとスッ…と真顔に戻る、シュールな笑いをご提供いただきたい。誰が一番スッ……と表情戻せるか賭けよ?私聡ちゃん派〜〜風磨くんはふざけるし健人くんはそれでツボ入っちゃうし勝利くんも地味ににやけるしマリウスはギリまで耐えるけど吹き出しそう でも聡ちゃんも最後に爆笑しちゃう 全員OUT〜〜(楽しいなこの妄想)
※曲終わったと思っても最後まで再生してください!このセクゾが見れたら(聞けたら?)そこから一年頑張れると思う
・不自然なガール
2010年リリースの10thシングル。
Lov Manifestだ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!(紅並感)
お待たせしましたみんな大好きラブマニ感溢れるこちらの楽曲、あ〜ちゃんが「鬼キャッチー」と評した『不自然なガール』。先に言うと、やって欲しいのはもちろん健人くん・聡くん・マリウスです。
メロディも鬼キャッチーなんですけど、振付もキャッチーの鬼。どこを切り取っても絵になる。MIKIKO先生(Perfumeの振付師)はマジでヤバい。手の動きの美しさ・細やかさや、ポージングをパキッと決めるキレの良さが重要だけど、だからこそラブマニ組なんだ。フィンガータットをバチバチに完成させたラブマニ組なんだ。間奏のヴォーギング(手の振付をしながら皆で全身するところ)(語彙力の敗北)を堂々とキメるラブマニ組みんな見たくない?見たいよね〜〜分かる〜〜
PerfumeのPV中唯一、バックダンサーが参加しているPVでもある。異質さでいうとセクゾでいう君米。サビの振付で各々拘束されているようなポーズの箇所があるんだけど、バックダンサーに掴まれるように見えるカットがあってい、色〜〜〜!!!!となるから絶対やって欲しい。ラストサビはバックダンサーにぐるりと取り囲まれる中淡々と踊る様が、どこかの民族の太陽神の宗教儀式感があって神々しさすら感じる*4。ジュニアにこういう宗教感ある踊りを真顔で周りで踊ってもらって中央めちゃめちゃ高いセンステで祀られるzoneいつか見たいな。
・ナチュラルに恋して
2010年リリースの10thシングル。上記『不自然なガール』と両A面で発売された。
若い女性御用達のファッションブランド・NATURAL BEAUTY BASICのCMソング第一弾という事で、その服を着用したメンバーが街中(っぽいセット)で踊ったり、歌詞を表現したパントマイム(?)をする。お着替えがあるのも嬉しい。セクゾもAOKIさんにお世話になってる事だし、普段服ブランドのお仕事が舞い込んで、普段着で街中(っぽいセットでも可)でバリバリ踊るPV作ってくれ〜〜!!!!
やってほしいのは風磨くん・勝利くん・マリウスかな〜何となく。こういうゆるっと楽しそうなダンス踊ってほしさで家が建つ。なんてジャンルのダンスかは分かりませんが……。とりあえず不自然なガールの健人くん・ナチュラルに恋しての風磨くん、せめてこのシンメだけでも今日は覚えて帰ってください。両A面だけど曲調も歌詞の内容もPVの雰囲気も真逆なんだこれ。でも共通するワードがどちらにも出てきて、同じ男を女2人の目線から描いている説があったりする。そういうの好きだろ。私は好き。
・VOICE
2010年リリースの11thシングル。
これはもうアナログ感満載の仕掛けと戯れるメンバーがむっっっっちゃカワイイ。文化祭じゃんこんなん(涙)カワイイねえ(涙)
こういうアナログな仕掛けは、PerfumeのPVの大半を手がける関和亮監督作品ではアーティスト問わず割とよく出てくる。サカナクションの『アルクアラウンド』あたりイメージして欲しい。この『VOICE』では特に、メンバーのポージングの形に開いた穴から出てくるシーンが最高。振付と見事にマッチした痛快な作品である。長回しのシーンがけっこうあるので裏で動かしているスタッフさんの苦労が偲ばれるPVでもある
これは勝利くん・聡くん・マリウスのちびーずで。もう絶対カワイイじゃん。約束されしカワイイの剣じゃん。指とことこ走らせてるのとか……ワ〜(笑)って落下してるフリする所とか……ダイヤモンド(を模したパネル)抱きしめてキャイキャイしてる所とか……ヤバい妄想で涙出てきた つらい ふまけんも私と一緒にPV見て授業参観気分味わお?ちゃんと穴全員くぐり抜けられたら一緒に拍手しよ?ほらミスって引っかかったからって野次飛ばさないの……(この妄想はこの後2時間続いた)
・ねぇ
2010年リリースの12thシングル。この曲発売直後に、Perfumeは初の東京ドームライブを行った。
これも『ナチュラルに恋して』同様、NATURAL BEAUTY BASICのCMソング。今度は冬服でメンバーが踊りまくるし、ファッション誌の撮影みたいにキメるカットが満載だ。セクゾも動くananやろうぜ。
振付が一人ひとり複雑に入り組んでおり別名:世界一オシャレなアルゴリズム体操*5と呼ばれているのはつとに有名。タイトルの「ねぇ」を繰り返す点でもけっこうインパクトのある楽曲だ。
この曲はそれぞれの服のテイストが違うほうが映えるので、あえて選ぶなら健人くん・勝利くん・聡くんあたりでお願いしたい。私服のイメージで。いや〜全員見たいけどね。スローモーションでポーズをとるカットの連続、最後は勝利くんが飾って美の暴力振るうんでしょ?知ってる。揃ってモデルウォークで後ろに向かっていくアウトロは世界一カッコいいアウトロ。健人くんのモデルウォークが火を噴くぞ。あと聡くんはネコちゃん撫でてニコニコしてる。メイキングで1000%してる。
・レーザービーム
2011年発売の13thシングル。PVの撮影中に東日本大震災が起こり撮影が長期中断された為、YouTubeにはショートバージョンのみがアップされ、フルサイズは同年発売の3rdアルバム『JPN』初回限定版の特典に収録された。その名残で、今もYouTubeにはショート版しかないが、フルサイズ版のみにある後半パートではある意味トンチキ展開が待っており、セクラバもニッコリ。観たい方は頑張って初回限定版を探そう。
ショートバージョンでも、スパイに扮したメンバーが妖艶に歌い踊る姿、シンプルながら的確なレーザービームのタイトル伊達じゃない演出、忍び寄る敵の影、全てが満点。
個人的に指先からレーザービーム出してほしい3人こと、健人くん・風磨くん・マリウスの高身長トリオにお願いしたい。3人ともレーザービーム出せそうじゃん。敵を倒せそうじゃん。不敵に笑ってくれそうじゃん。廊下の壁にもたれかかってくれそうじゃん。でもそんな事言い始めたらしょりそうも同じなので刑事目線の次はスパイ・怪盗目線の曲だよな普通にマジで頼むよポニキャおいたん!!!!
あとシンプルに振付が最高。レーザービーム繋がりでイチローの送球から着想を得たというMTTE(MIKIKO先生とっても天才エピソード)はさておき、盗みにきた部屋で堂々と踊る様はメチャふてぶてしいし、廊下でのソロショットはマ〜〜ジで色。セクゾも美しさで盗もうよ…色々と…もう盗んでるか〜〜色々と!!!!
という事で一旦前編はここまで、ユニバーサル移籍後(2012〜)は私が2019年8月28日発売・Sexy Zone春のアリーナコンサートツアー『PAGES』のDVDを休日に心ゆくまで堪能しきったらそのうち書きます。
(後編書きました)
*1:永遠のワンディス新規なので、コンベスに入ってないインディーズ時代のカップリング曲とかはさすがに厳しいですが、他はマジで全曲いけます。Take me Take meみたいなラブコンアダルト版椅子挑発ダンスをいつかやってほしい話とか23:30をふまけんに歌ってほしい話とかDISPLAYをバキバキにキメるちびーずの話とかしてくれる方はツイッター@mikozezone まで
*2:欅坂はちゃんとPV見た事あるのこの曲ぐらいなんですけど、再開発工事中の渋谷駅で撮るのは素直に天才だなと思った。100%失われる景色。
*3:「なんだってすくなめ 半分の生活」という歌詞から、二人暮らししていたけれど別れて新生活を始める歌では?という解釈がある。