三ヶ月坊主

個人的嗜好をSexyと戦わせるゆるオタク

SZ10TH感想まとめ

 とても困難な状況の中、SZ10THツアーは無事に終わった。私の中では。きっと人によって意見が分かれるだろう事なので、それについて殊更に掘り下げるつもりはない。あくまで私が見た「Sexy Zoneの10周年を記念したツアー」についてだけ、書くつもりである。基本的に曲順に、箇条書きでがしがし書いていく。

 

・OPの映像、いろんな人に「ヴェルター◯オリジナル」「『今では私がおじいさん』じゃん」などと形容されているが、映像の雰囲気やテロップの出し方など諸々クオリティが高くてホワ〜〜となりっぱなしだった。特に最後の「幕が開く」は超好き。1ページずつ物語をめくっていくような高揚感のある映像だった。幼いマリウスがマジで天使だったし、わざと冒頭の目立つ箇所で映像を使っているような気がした。幼い子供たちに語り聞かせる形をとったのも、事務所の未来を担っていく(この表現は特にふまけんがJr紹介の際によく使う印象)Jrたちへの愛情を感じられて良かった。自分たちが幼くしてデビューしたからこそ伝えられるメッセージが、この公演を通してきっとあったのだと思えた。

 

・レツミュ、いくらなんでもオープニングナンバーにふさわしすぎんか問題

DK風呂場の主題歌と聞いた時はオシャレすぎない!?と思ったものの実際にドラマを観てうわうわめっちゃハマってる〜〜!!↑↑とテンション上がっていたのだが、こうしてSZ10THのオープニングナンバーとして聴いてしまうとどう考えてもこのコンサートに照準合わせて書き下ろしたとしか思えないのである。だってLET'S MUSICだよ?世界中のフェスのオープニングナンバーこれで統一してほしい。オープニングで最新のSexy 見せがち Zoneさんとはいえ、こんなに最新が最高な事があっていいんですか?振付に合わせたレーザーの動き、衣装も最高に景気が良かった 絶対この衣装でマニマニもやってほしい…世界一高貴な成金…裾が広がっているパンツ(なんて呼ぶのか分からん)が世界一似合う…スタイル良くないと似合わないからねあれ…ただでさえ脚の長い健人くんにヒールを履かせた癖ぶつけ屋さんは誰ですか?

 

・最高衣装でセレブレ始まった時はマジで私ここで死ぬのかと思った…私が最初に観たSexy Zoneのコンサート映像はSTAGEなんですが、それのオマージュ*1というか…まだハマるかどうかふらふらしていた時期に観たSTAGEの円盤で、セレブレの多幸感にぐっと引き込まれた身としては、まさか生で観れる日が来るなんて…と感涙が止まらなかった。

 

・最高衣装でRTTやるのはさすがに"理解り"すぎ 一番間近で見れたのは風磨くんなのですが、脚長っ衣装ギンギラのキンッキンのキメッキメだしカラーグラスしてるし何?どういう事?画素数多すぎて処理落ちした ずっと我々を翻弄しながらニヤニヤしてた あと一番キツかったのがCメロラスト勝利くんの指クイにギャーーーーできなかった事です。まずここでペンラは限界を超えた旋回を見せました。

 

・バクステ正面で観た、ノッファのイントロの照明のエグさとそれに切り取られたメンバーの動きの美しさは一生忘れない…あれ観た瞬間チケ代全部の元取れた…もうここから先はボーナスステージだとすら思えた……シンプルな白いピンスポが乱射されるイメージなんですけど合ってますかね。動きの揃い具合も拍車がかかってますねあれ…センステでの風磨くんのラップは気迫が凄すぎて、キャーもないのに確かに会場全体の熱量がどんどん上がっていくのを感じた。具体的には気温が3℃上がった。五人揃っていれば本来はない動作だからか、Cメロラストのふまけん背中合わせはガッツリ抜かれはするもののそこまで強調するような照明使いではなく、ナチュラルな背中合わせを堪能できた。

 

・極東DANCE前のフロアミュージックめちゃくちゃ低音のキックあってノれるのに休憩時間にあててる人が多くてちょっと悲しかった(もちろん体力的にきつければ休むべきです!)…ペンラ振ってノってる人が全員同志に見えた。そして、実際に生で見ることは叶わなかったポプステのセットが目の前で組み上がり、念願のメンバーによる面外し。よく見えるように蛍光色のお面になってて最高だった。ポプステのセットを初めて配信で観た時のお祭り騒ぎが蘇る…

 

・アジア繋がり(?)で麒麟の子をここに持ってきたのはさすがに天才。改めて聞くと、RUN→NOT FOUNDの流れの前段には間違いなく麒麟の子がいるんだなあと思わされる。あの時期に、勝利くん主演のブラック校則という作品の主題歌として、メッセージ色を前面に打ち出した麒麟の子という作品を発表できたのは本当に幸いだったと思う。タイトル(過去の作品の中ではかなり異色だと思う)が発表された時のファンダムの盛り上がりは忘れない…なぜかみんなで買い漁ったキリンビール

 

・私が初めて参加したセクゾのコンサートはPAGESであり、あの高揚感、本が開いてきらめきがこぼれ出すあのオープニングは生涯忘れる事はないと思っている。なので、またその瞬間を見る事ができて、これまで唯一Sexy Zoneに会う事のできた機会だったPAGESの記憶が一気に噴き出して、ランドセルが落ちてきて恋はじが始まった瞬間、本当に涙がこぼれ落ちた。恋はじは私にとって本当に特別な曲で、仕事で色々あった時に私を支えてくれた曲で、それを10周年で再びSexy Zoneが拾い上げてくれた事が本当に嬉しかった。それはそれとして冒頭でお尻をもにゅもにゅすな。

 

・チクチクハートも大好き…モニターで二分割で当時のパフォーマンスと今のパフォーマンスが映るの最高すぎない?「君に反応する」でノートを自分に引き寄せた瞬間のハニカミティが大好きすぎる人類なので、ヤバすぎるサイズで上映会されてマジでチビるかと思った 普通に人権を失いかけた

 

A.I.Mariに話しかける風磨くんの声が優しすぎて胸が詰まった。そしてマリウスの声に導かれるように始まるアンリア……しょりそうはやっぱり二人で踊った時の一心同体感が良い。というかみんな歌めちゃ安定してたね!?!?音源と違ったり回ごとに違う箇所がかなりあったので多分生歌だと思うんだけど、現在進行形のレベルの向上を感じてハチャメチャに興奮した。

 

・そこからのキャラドリとか寒暖差やばすぎて記念ツアーじゃないと許されないムーブだよね最高でした というかこれでキャラドリは直近5回のツアー中3回採用されてるわけで、強すぎる……今回で初披露はさすがにハードル高かったと思うので、次回あたりでDREAMLAND期待してます。聡ちゃんの「小さな可愛い勝利」の替え歌に合わせて小さく身を縮めたりガン無視したりする勝利くんというしょりそうワールド、STAGEの踏襲で「だけど目の前のたった一人に今は無我夢中」で風磨くんを指さす健人くんにSTAGEと違いやり返す風磨くんのふまけんワールド、どちらも堪能させていただきました。

 

・カラアイはやっぱいい。実家のような安心感。早くI say!て叫びたい。客席もこのへんから踊れる人が増えてきて、特に横アリは本当に客席のペンライトが綺麗だった。ただウェルセクの振り返りであれば、イジカムを是非持ってきてほしい気持ちもあり…後から映像で見る分には、あのコンサートの白眉はハット投げも披露したイジカムだと思うので…というかイジカムめちゃくちゃ好きなので…マリウスも一番好きって言ってたじゃん確かメイキングで…そろそろどうすか…

 

・Hey you→ぶつかっちゃうよの激ヤバアゲメドレーは、たまたま参加した回がいずれも下手寄り側だったので前半で聡さんのファンサ伐採に巻き込まれて瀕死になり、ぶつかっちゃうよあたりで正気を取り戻して踊り狂っていたら終わってました。ぶつかっちゃうよの振りがうろ覚えなのでちゃんと履修したいですね。バクステ側の時のぶつかっちゃうよ冒頭は、今更ですが振付が可愛すぎて気が狂うかと思いました。

健人くんの「好きだ、バカ」が吐息まじりでやたら艶っぽかった回は本当に生きてて良かったなと思いました(作文)

 

・君と…Milky Wayは、メンステでピアノを弾く健人くん・バクステで歌い出す風磨くんという構図がファーストコンサートと同じ、という情報を見て、正直悔しくなりました。ポプステやPAGESのセットが組み上がった瞬間に感じた高揚感を、正直リペより前の曲では本当の意味では感じられていないのだろうな、と思います。もちろん映像は観ているから、映像で観たあのセットだ!という興奮はあるんですが、自分の体験に基づく記憶とは結びついていないので。私はきっとこのコンサートを、その持っているポテンシャルの100%味わうことが出来ていないし一生出来ない、と思い知らされたというか……もちろん自分に可能な範囲の中では100%楽しめたのは間違いないので、あとはもう他人というかSexy Zoneを知らずに過ごしてきた時間との戦いというか…

曲中は健人くんの圧倒的な輝き、命の煌めきに目を焼かれていたのですが、さすがに目の前にJrに変なポーズ取らせて満足げに去っていく風磨くん(とそのポーズをしばらく維持し続けるJr)がいた時はそっちに目を取られてしまいました。健人くんに集中させてくれや

そしてこの曲で最後にやっと気付いたのが、最後の「Just only you」でなにかを指さす勝利くんをモニターが抜くんですが、モニター上でその指の先にあるのは、背後に映る幼いマリウスの肖像画だった……わざわざピントが合うので、わざと映しているのは確実。

 

・ここで過去コンサート振り返りコーナーが終わり、センステのど真ん中できらめき(物理)を降ろしてくる勝利くん、そしてSlow Jamの前奏をアレンジした曲が流れ始めるんですけどそれがあまりにもオシャレだったのでマジで音源売ってほしい。SZ10THサントラ出そうよ。Aメロ最初の聡ちゃんの「一人きりの時間にもちょっとずつ慣れてきたよ」が本当に良くてあの歌声をこの世にマジでしばしとどめむ……私の入った回は向かい合ってのふまけんラップバトルはありませんでしたが、センステがぐるぐる回転するおかげでいいタイミングで二人がすれ違い大変趣深かったです。ポプステのボンチャなどと同様にステージが斜めるんですが、よく見たらふまけんが立っている方は上下の動きが大きいけど、しょりそうは軸のポイントに立ってたらしくあまり上下に動いてなくてなぜかウケてしまった。

 

・5000万人のタイムトラベル亡霊を生み出したポプステから半年強、やっと彼らが成仏する声が聞こえる……まさか振付がここまで良いとは思わなかったじゃん……ジェントルみあるエレガントな動き、舞い降りてメンバーを囲む電飾、安定した美しいファルセット……ラスサビで、ちゃんとメロディーじゃなく健人くんのフェイクに合わせて上へと昇っていく電飾がマジで最高でな……あれは確実に健人くんの歌の力を動力にして昇ってた。健人くんがマクロスないしシンフォギアに呼ばれる日も近い。

 

・俺ピ劇場版、映像にはいろいろバージョン違いあったらしいけど風磨くんの栞発言があるかないかぐらいしか違いが分からなかった…なぜなら健人くんの華麗なる浴槽沈みに毎度記憶を真っ白にされていたので…

私が参戦した回のうち、なんと3回健人くんプレイヤーで残り1回は健人くんがキャラクターでした。健人担として引きがさすがに強すぎる。まあそもそもの登場回数の違いからくる分母の違いはありますが。しかも健人くんプレイヤー回はキャラクター全部バラバラで全パターンコンプリートできたのが奇跡。正直確率的に連チャンけんしょり全然あり得るなと思っていました(そしてそうなったら健人くんの最高潮のハジケリストぶりを見れるのでそれはそれでありだなとも…)横アリでしょりそうを引いた時はオタクキャラを模索していた感がありましたが、新潟で風磨くんキャラクター回は圧倒的…ッ‼️botになっていて面白かった。圧倒的なんなんだよ。圧倒的彼氏か?

健人くんキャラクター回は本当に待機画面(のシーン)が凄すぎた…毎秒どのfpsも美しかった…台詞でドラマ番宣を挟み込んだ瞬間、まだ終わりじゃなかったのに会場中の拍手が巻き起こっちゃった時のはにかみ笑顔よ……

そして始まるPEACH!はさすがに多幸感巻き起こし力がエグすぎ。多幸感フェスティバル、花道は多幸感ストリートである。かのキレ主題歌も一人称女子視点にならんかな〜〜!!!!!(大の字)

 

・ここからソロ曲を全員で披露する流れになるんだけども、いきなりWhy?が良すぎて大パニックになった。まず振付が良すぎる。元々そんなにダンス曲のイメージではなかったけど、シンプルにセンステで踊るだけで元の曲の良さを引き出しまくり。口座なら破産してた。そして歌割も良すぎる…風磨くんのRude boy力は53万です。健人くんの「どうせすぐ戻ってくるんだろう」はさすがに説得力がありすぎ。元祖ミスジェラの貫禄が漂いすぎ。直前まで聡ちゃんに奪われていた視線を自分に戻しすぎ。タイトルのWhy?連呼パートも、元々の勝利くんの歌い方は掠れた切実な声でいくのが味だったけど、風磨くんのパワフルWhy?もこれはこれであまりにも切実。浮気現場を生で目撃でもしたんか?間奏の台詞割り振りも完璧でしたね。国に目をつけられて聡ちゃんのmaybe?怪しすぎ規制法が国会成立する前にやり逃げといた方が良いですよ。

 

・風 is I ?で初披露され、SixTonesの面々と楽しそうに踊っていた印象が強いMy Lifeを、今は風磨くんがSexy Zoneの中でメンバーと楽しそうに踊ってるよお゛お゛と嗚咽が漏れそうになること請け合い。バックの映像もちゃんと風isIの時と同じだし……他メンバーの声にガッツリエフェクトがかかるのも地味にレアで楽しかった。勝利くんのショットオブテキーラの誘いHにRhythm刻み事件に全臣民が椅子蹴飛ばして立ち上がったのももはやいい思い出だよね。勝利くんの「偶然じゃない」はガチで偶然じゃなくて運命でもなくて""宿命""だし多分この夏でどっちか、下手したらどっちも死ぬんだと思う。聡ちゃんはWhy?とこの曲はとにかく怪しい色気押しで来ててペンラぶん回し(近隣に配慮しつつ)が止まりませんでした。健人くんのMy Lifeはなんというか、全編こまっしゃくれコケティッシュにも程がありませんでしたか?感じ方は人それぞれなので石を投げるのはやめてください。

 

・新規オタクはPAGESで束の間のCANDYに狂喜したかと思いきやあのかわいい白健人くんは闇に飲み込まれ(原文ママ)、やっとコンサートでCANDYに出会えたと思いきや声を出してラブケンティーしてはいけないという制約つき、ともうドラマ化決定できるくらいすれ違いを続けている。こうなったら50周年で全員還暦突入記念CANDYが披露されるまで追いかけ続けるからな…にしても全員本当に可愛かった。キャンディを受け渡す様はまるでサンリオ、バクステはあの瞬間だけ東京都多摩市*2に転移しピューロランドと化していた。最後はやっぱり健人くんの最終兵器笑顔にぶっ飛ばされて終わる。やっぱりLOVE KENTY!

 

・新潟でコシヒカリを描こうとしていた聡ちゃんにさすがに無謀では?一粒ずつ描くんか?とハラハラしたり、「久しぶりちょっと照れるね」は聡ちゃんに歌ってほしい気持ちもありつつ風磨くんがあまりにも翔平でぐぬぬ…となりつつ、サビ最初の「会いたかったよずっとMermaid」で本当に涙がターっと流れました。会いたかったよ、本当だよ……M字をピースで作る振付を全員でやることのなんたる可愛さよ。

そしてその感傷を完膚なきまでに叩きのめしてきた水鉄砲事変本当になんなんですか。ふまけんが股間を集中狙いしたり、健人くんが風磨くんを庇ってエクスタシー感じてたり、風磨くんが自分のYKKを開けてぬいぐるみを覗かせたり、聡ちゃんがでっけぇ喘ぎ声で待ってたり(あなたの曲でしょ!)、最終的には健人くんが爆乳お姉さんになってランウェイでフィニッシュだよ。いったいどうなってるんだよ。あなたたちMermaidをもっと大事にしなさーーーい!!!!!と風紀委員マリウスにしまっちゃうよされてください。小脇に抱えられろ。

 

・機材席に近いと、ライネク前のハイパーレーザータイムの時に「よし」「どうぞー」「いいぞー」などの声が少しだけ聞こえるんだけど、こういうスタッフさん達の技術の上にコンサートが成り立つんだなあ…と改めて感じた。メンバーが着替えたり移動したり息を整えたりする時間を作るため、あの瞬間はスタッフさんの技術が舞台の主役になる。バレエでいうと大勢のダンサーが群舞している場面のような、「話の本筋じゃないけどそれそのものが美しい」みたいな画で、気合と愛情を勝手に感じていた。

 

・中学生の頃、シューベルトそっくりな顔をしたオーケストラ部のおじさん*3コーチに練習中「君たちは、音の重なりが美しかった、というだけで泣いた事がありますか。ないでしょう」と言われた事がある。クラシック音楽のアンサンブルの美しさを説きたかったんだと思うが、私はBEAT CRUSADERS(その頃好きだった)のGhostを思い浮かべつつハ?あるし、と反発して終わった。今「先生は、たった一つの音の刻みが美しかった、というだけで泣いた事がありますか。ないでしょう」とあのコーチに言ってみたい。ハ?あるし、と反発してくれるだろうか。

 前置きが無駄に長くなったが、ライネクで全ての音が消え去り、脈打つようなあのリズムだけになる瞬間は鳥肌が立つ。周り全てが暗くなって、照明を受けてきらきらと光り輝くジャケットを身に纏ったSexy Zoneは、光そのものに見えた。光が踊っているように見えた。「歌は鼓動」*4という言葉が脳裏をよぎる。曲中、特にセンターが交代するタイミングでは、誰に代わる時も並々ならぬ気迫が客席までビンッと伝わってきた。センターに文字通り踊り出てきた聡ちゃんの軽やかさ、指先まで全身を気迫に満たした健人くんの動き…

 そして曲が終わり、拍手が湧き上がるタイミングでまた曲が始まる、ピンスポが差す…?と思いきや消える、というあの演出。アルクアラウンドのMVばりに最初と最後を繋げてループさせかけたり、その場にはいないマリウスの存在を一瞬で感じさせたり、次の曲のギター準備をしたり…と色々な意味を持つ演出で、まさしく匠の技だと思った。

 

・いろんなレーザービーム見てきたけど、さすがにギターからビーム出るのは初めて見たよ。どういう事だってばよ。でもSo Sickって確かにギターの音色が印象的なイントロしてるのに、勝利くんがギターだと予想できてなかったのでなんか菊池に負けた気分になった。拾い上げ方がうまいんだよなあ〜!!

 勝利くんの動きがギターで封じられてしまっている+歌っている人の動きが減るので、必然的に踊っているのが二人になり、ペアダンス感が増していてそれはそれでいとをかしであった。

 

・もちろん好きだし名曲だと思っているけど、もともと名脇役はそこまで私の好き好きランキング上位の曲ではなかった。でもSZ10THを経た私はもうそんな事言ってらんない。白い光に包まれてリフターで昇っていく健人くんは、本当に世界一綺麗だった。あんなに一心に誰か一人の事を見つめた時間は、これまでもきっとこれからも私の人生に存在しないだろう。

 

・まばゆい光が暮れて、オレンジの光に照らされたゆっくりと降りてきた四人が歌うall this timeは、とても誠実なアンサーだったと思う。四人のソロ曲群とは離した位置に置かれた、マリウスが成人を迎えるにあたって初めて作詞したこの曲で、ポプステの演出を初めて見たあの日も、今回のSZ10THでそれに応えた演出を見せてくれた時も、同じように涙を流せた事が幸せだなと思った。たとえ誰も何も語らなかったとしても、この一曲とあの演出で愛って伝わるんだろうなと思わせるパワーがあった。

 

・シングルメドレー前にステージにずらりと並べられた過去衣装マネキン、個人的には横アリで実際のJrが舞台上にいっぱいいたバージョンよりも、新潟(地方会場)で本当にマネキンばかりが舞台上を占めてたバージョンの方が紛れなくて好き。過去の彼らが今の彼らのバックについてるみたいでさあ……。

 チャチャチャ→男の流れぬるっと繋がりすぎててウケてしまったり、それまでハチャメチャに揃っていたペンラの動きがDuバィに突入した瞬間「あわわ…私たちはどうすれば…」となっててウケてしまったりした。Duバィは手振りよりステップ重視だもんねしょうがないね、我々はDuバィの前では無力……。ふまけんがレディダイの衣装を慈しむパート(ありましたよね?)はぐっときてしまった。ピンク衣装でヤンキー座りしていた風磨くん…

 

これは間違いなく建国すると全世界に確信を持たせてくれる、ディズニー映画より壮大なメロディーのあと始まる(曲)。ジャニーさん見てるか(涙)。建国したよ(涙)。もちろんどのグループのデビュー曲もすごい好きなんだけど、こと建国度・革命の歌度・創世記度だけで言ったらSexy Zone(曲)はぶっちぎりではなかろうか。

 直前のメドレーでオタクに散々ペンラで踊らせといて自分たちもペンラみたいな光持って一緒に踊ってくれるのはそりゃずるいよ〜。本当に客席が綺麗だった。何か少しでも感じてもらえるものがあればいいな。

 

*1:5周年記念コンサートであるSTAGEも、確か2曲目がセレブレでしたね

*2:住んでいた友達が昔よく「埼玉県と間違えられる」と愚痴っていた。なにも合ってない。

*3:今思えば、もしかしたらおじさんという年齢じゃなかったかもしれず今の私とそんなに変わらないかもしれない…シューベルト若くして死んでるし…

*4:アニメ『少女歌劇レヴュースタァライト』の台詞より抜粋。正しくは「舞台は私たちの心臓、歌は鼓動、情熱は血。」