三ヶ月坊主

個人的嗜好をSexyと戦わせるゆるオタク

限界だったので人生ゲームにメンバーの名前付けて伝説のアイドルにしたり普通に就職して誰かと結婚して普通に帰って普通に眠らせたりした①

 私の愛したSexy Zoneというグループが3/31にあまりにも美しい幕引きを迎え、4/1にはtimeleszの名前とメンバー追加オーディションが発表され、本当にもうSexy Zoneは永遠になり、これから新たな何かが始まるのだと痛感し、情緒が大混乱し、気が付いたらこう↓なっていた。

正直この時の心の動きはもう自分でもよく分からない。Switchの中に五人を閉じ込めておきたかったのかもしれない。リハビリテーションすぎる。全然知らないけど箱庭療法って多分こういう事なんだろうな。

 そもそもは、何日か前に出た令和ロマンの実況プレイ動画を観て面白そう〜やろっかな〜とちょうど思っていたゲームがこの『人生ゲーム for Nintendo Switch』だった。普通に実況として面白かったのでオススメです。高校生がみんなあの半透明の硬いカバン使ってると思ってるのさすがに同世代すぎる。


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 Sexy Zoneの永遠の名曲『ぎゅっと』の歌詞で、

普通に就職して誰かと結婚して 普通に帰って普通に眠る

というものがある。これを"普通"とはかけ離れた人生を選択して送っているアイドルが歌うのを聴くと毎度心がぎゅっとなってしまうのだが、そういういわゆる"普通"の人生を送っているゲーム内の架空の(架空すぎる)メンバーを見て、逆説的に「今現実の彼らが選択している人生がどれほど稀少なものなのか、その輝きを見せてもらえているこの現実世界がどれほど美しいのか」を確認したかったのかもしれない。


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本当に分からない。ただただ五人を私のSwitchの中で永遠にしたかっただけかもしれない。

 

 かくして、五人の人生が私のSwitchの中で交錯する様を見届けるぞ……と(勤務中に)決意を固め、会社終わりにパッケージ版を購入し、握りしめて帰宅し、家事を済ませていざソフトを起動した私の目にふと入ってきたパッケージ外装。

おい!!!!!

一度にプレイできるのが四人までだった。本当にアホすぎる。買う前に気付いてほしかった。お前はいつもそうだ。誰もお前を愛さない。何が五人をSwitchの中に永遠に…だ。寝言はパッケージを見てから言え。

 買ってしまったものはしょうがないので、とりあえずふまけん・ちびーずの二周に分けてプレイする事にした。

 

◾️ふまけん編

 とりあえず普通の人生を送ってもらおうという事で、普通の服装のアバターを作成した。結構力作である。

 この『人生ゲーム for Nintendo Switch』は、通常モードではプレイヤー「人生リアリティーショーの出演者」という体で話が進む。なので途中途中でこの両脇のうさんくさい司会者とアシスタントが出てきて、途中経過や結果発表をしてくれる。無駄にcv.山寺宏一花澤香菜だがセリフはあんまりない。

 赤ちゃん時代・小学校時代・中学校時代・高校時代・大人時代前半・大人時代後半・最後の時代の7パートに分かれているのだが、高校時代までのパートは3ターンずつしかない。大人時代前半と大人時代後半は15ターンずつ。年数的に言えばそうだろうけども体感的にはもっとあるよね。

 とにかく、笑っちゃうぐらい架空の二人の人生をスタートさせてみよう。

 

<赤ちゃん時代>

最初は赤ちゃん時代からスタートする。家族で職業体験パーク(キッザニア的な?)に遊びに行ったり、家族に絵本を読んでもらったりと、家族に愛されている描写がふんだんに出てきて心がほっこりする。

ほっこりしていたらふうまが初手で知力バクハツしてびびる。どういう状態なんだ。この子、今知力爆発したな…と思う瞬間が親にあるのだろうか。子持ちの方で我が子の知力爆発の瞬間を見た経験のある方いたら教えてください。

 この体力・知力・センスという3つのステータスは、各コマに止まるたび起こるイベントで上がったり下がったりする。大人時代になってから職業を選択するのだが、このステータス値によってなれる職業が決まってくる…ということは覚えておいていただきたい。

 プレイヤー同士は赤ちゃんの頃から家族ぐるみの付き合いがある友達という設定のようで、おうちに遊びに行ったり、公園で遊んだりする。この後、大人時代に至るまで二人の交友イベントは続くことになる。

急にエモナレーションを入れるな。

エモナレーションの後にふうまに負けじと知力をバクハツさすな。

 

<小学校時代>

 無事小学校に入学。赤ちゃん時代は基本的に発生するイベントをただ眺めるだけで完全に運任せだったのだが、ここから選択肢が表示されるイベントが増えてくる。こちらの選択が二人の人生に影響を与えるわけなので、コントローラーを持つ手にも力が入る。若干の。

 「けんとが帰り道に知らんおじさんに話しかけられてやる気スイッチを埋め込まれる」というホラーイベントや、「ふうまが小学生ながらにデータ入力作業の手伝いをしてまた知力をすごい上げる」イベントなどが起きた後、けんとが運動会で二人三脚の選手に選ばれた。パートナーを選ばなきゃいけないらしい。ダンスパーティーか?

まあそうなるよね。ちなみに私はスクショを撮るのがヘタクソである。

二人で猛練習を繰り返した結果…

よかったね〜〜!!! なおこの時情緒めちゃくちゃだったのでこの画面を見て普通に泣いてたし、スクショはヘタクソなままである。これは本当は二人で飛び上がって喜んでいる場面です。とにかく、このゲームにおいては二人は赤子の頃からの幼馴染で、困った時に真っ先に頼るような関係性なのはお分かりいただけただろう。

 この後はふうまが商店街のクイズラリーで活躍したり、けんとが掃除や洗濯の手伝いをしてごほうびをもらったり、ふうまが冬休みにスキーを満喫したりして小学校時代は終わった。ちなみに二人とも途中で「福の神」という子供時代限定で効果を発揮するカードを引き当てた為、毎ターン500万ずつお小遣いをもらえるという実家ゴン太シンメが爆誕

 

<中学校時代>

 ここからは運動部・文化部に入るか、勉強に専念するかを選べるようになり、ターン毎に通常イベント+選択した部活や勉強のイベントが起こるようになる。

 史実(?)に沿って、二人とも運動部に入部する事に。部活の具体的な内容(何の種目かとか)は明かされないので、同じ部活に入ったのかは不明である。

 動画配信サービスが流行っている事を聞きつけたけんとが実際に動画を作って投稿してみてそこそこの再生数を稼いだ(のを見て、既にCREATIVE:Kの片鱗が……と感動した)り、ふうまが熱中症になったり、けんとがネットショップで100万散財したり、ふうまが授業中寝そうになって自分の顔をビンタして起きたり、と平穏な中学時代を送った二人であった。

 二人とも三年生時に運動部の大会に出場するのだが、ここの結果は完全に体力ステータスで決まるようである(文化部ならセンス、勉強なら知力)。その為、そこそこ上がっていたけんとは全国大会優勝だったが、ふうまは全国ベスト4だった。違う部活だったのか、同じ部活(個人種目)だったのかは分からないが、後者のほうがライバル感があって良いので後者という事にさせていただいた。

 

<高校時代>

 ここからは恋愛要素が入ってくる。一番最初に、誰に話しかけるのかを選択すると、その子からの好感度が若干上がる仕組み。

 けんとは黒髪ストレートのななみちゃんを選択してお友達になったのだが、ふうまの方は男子校イメージで派手な髪のいちるくんを選択してみたところ、こちらもお友達になり好感度が上がった。ふーんと思っていたが、後々「ここで選択した方の性別がその後の恋愛イベントで主な恋愛対象となる」仕様なのが判明。同性同士でも結婚も出産もできる仕様らしい。ちょっと難易度は上がるが、男女両方と恋愛する事も一応可能。現代のゲームだ。

 部活に関しては、けんとはなんとなく文化部を選択、ふうまは受験に備えて帰宅部にした。史実ではもうこの時点でジュニアとして活躍しているのだが、当然人生ゲームにはそんな選択肢はない。いよいよ本格的にパラレルだ。

 けんとは文化部の活動に打ち込み、近所の潰れかけショッピングモール再生のために演劇や音楽コンサートを開催する事に奔走した三年間となった。マジで毎ターンこのイベントが起きた。文化部の活動内容は相変わらず明かしてもらえない。イベサーかなんか?かと思えば、三年間の集大成としてコンクールに作品を出したりしている。美術部なのだろうか。なおステータスが足りず、コンクールは参加賞に終わった。ごめんよ……

 ふうまは下級生に過去問を教えてあげるいい先輩ぶりを発揮したり、ホームステイにきた留学生と親友になったりと、それっぽいイベントが起きる。最終的には数学フェスティバル(数学オリンピック的な?)で国の代表に選ばれ、世界大会でトップ10入りする快挙を達成。理系なのか。

 高校時代最後には、大学受験か就職かを選ぶ事に。史実に沿って二人とも大学受験を選択したのだが、なんとここでけんとが20%の確率を引き当てて不合格、浪人する事になってしまう。この確率は知力ステータスを高めれば下げられるのだが、けんとは何か一つのステータスに特化せずバランス型で育てていたのが仇となった。ふうまはストレートで合格。当たり前だろ数学フェスティバル世界トップ10だぞ。その時点で推薦AO決まりまくりだろ。

 ここで子供時代は終わり、舞台はいよいよ大人時代へ。

 

<大人時代前半>

 いきなり浪人生状態で大人時代に突入したけんとだったが、親に夜食を作ってもらってやる気を出し、1ターンで無事合格する。かわいい。

 次のターンでふうまがいきなり合コンを開催。なんと……

 けんとがいる*1。この人ついさっき大学受かったばっかだぞ。合格祝いかもしれない。中高では絡むイベントが全くなかったが、友情は続いていたようだ。ふまけん揃い踏みの合コン……爆発する個室……ウッ頭が……。

 とりあえず、あまりのインパクトに男性側が2名しかいない事なんてすっかり女性陣の頭から抜け落ちていそうである。なおふうまはこの合コンで一発ギャグを披露し、大爆笑をかっさらうという奇跡を成し遂げる。

 合コンは基本的には大学生でないと発生しないイベントなのだが、2回目の合コンでけんとが「パリピ」というカードをゲットした事で、大学生を終えてからも合コンの開催が可能に。以降、大人時代を通じてふまけん二人で数々の合コンに繰り出す事になる……

 けんとが友達の人生相談に付き合って何日も夜更かしした結果体調を崩したり、一人旅したり、ふうまが肉体改造同好会に入ったり、資格勉強をしたり、講義までの暇つぶしでカードゲームをして負けたりと、大学生らしいモラトリアムを過ごして4ターンで卒業。全くバイトや就活をしていないのが味わい深い*2

 

 いよいよ就職という事で、職業選択画面に移る。けんと→ふうまというターン順なので、まずはけんとから職業欄を見ていくが、前述の通りバランス型で育てたので、特化型…体力のいるスポーツ選手系や知力のいる医者・科学者など…とは相性が悪い。無難に会社員にしようかな、と思いながらスクロールしていくと、目に飛び込んできた職業。

 「アイドル」。

 いやいや…そもそも人生ゲームやろうと決めた最初のコンセプト思い出せよ…普通に就職して誰かと結婚して普通に帰って普通に眠る人生を眺めたいんだろ…今更ぶれるなよ…アイドルの健人さんは現実の私がこれからもずっと見つめていけるんだろ…Switchの中でまで…

 でも…私は…私は…………健人さんが…たとえ本人ではない、ゲーム中の"けんと"であろうと…最高のアイドルとされていない世界なんて……………許せない…………!!!!!(裏声)

 という事で、事務所オーディションを受けて地下アイドルからスタートしていただく事に。すでにこの時点で、けんとが地下アイドルとは何事か!!!!!とブチ切れながらのプレイになっている。我ながらめんどくさマインドすぎる。

 

 となれば、当然ふうまもアイドル一択。次のターンで再び就職画面に入った私は、

現実を知る。(※現実ではない)

まさかのセンス値不足でふうまがアイドルになれないという、どこを切り取っても許せない世界がここに生まれてしまった。知力特化にしすぎた……。あと地味に"アイドルは大人時代前半しかランクアップしない"という不条理縛りがある事も判明。ここでワンモアブチ切れ。アイドルは時間によって磨かれていくダイヤモンドですよ。ご存知ない?

 とにもかくにも、ふうまがアイドルになる事は現時点ではできない。次善の策として、それっぼい職業につく事にした。俳優か、配信者か……配信者?今の人生ゲームって配信者あるんだ。すごいな。どちらでも違和感はないが、単純に配信者を選ぶとどういうイベントが起きるのか気になったので配信者を選択する事にした。ルーレットで最初の登録者数が決まるのだが、ここで大当たり。なんと最初にあげた動画がいきなりバズったという事で、登録者数1万人からスタートする事になった。さすがだ。

 

 次のターンで、けんとが駅前でライブ告知のビラ配り。がんばれ……アイドルの女神はあなたを見ておられます……。するとそのビラ配り姿を何者かが盗撮してネット掲示板にあげたという。けしからん!とキレていたら……

ホンマに見ておられた。ファンも獲得し、なかなか好調な滑り出しだ。やっとこの世界が"正しく"なってきましたね……。

 

 その後もけんとはボイトレに励み、ふうまは歌ってみた動画を出したり無断転載された切り抜き動画がバズったりしていた。ふうま、お前歌ってみたを出している場合じゃないだろ……幼馴染がアイドルの一歩を踏み出してるんだぞ……お前の"夢"、忘れちまったのか……?(※一度も夢だとは言ってない)

 

 ここで、サブマップに行けるコマが出てくる。サブマップにも色々ある、ステータスを上げてくれる神社・とにかく恋愛イベントが起こる田舎旅行・最後の勝ち負けに影響を及ぼすアイテム「おたから」が手に入る島……などなど。この時行けたのは神社だった。ちょうどいい、ふうまのセンス値を上げてやる…!という事で神社マップへゴー。

 基本的にはお祈りしてステータスを上げていくのだが、なんと「けんとと二人で参拝、人生について語り合う」という神イベントも発生。神社だけに(うまくない)

相変わらず情緒がグレてるのでこの画面で涙チョロリ。

 

 この後、けんとは先輩との対バンライブで成功し、"期待のアイドル"にランクアップ。オフでファンに話しかけられて思わず逃亡してしまったり、ジムで体作りをしたりする。大学時代の合コンで出会ったさらさんと偶然街中で再会し、変装して会員制隠れ家カフェでお茶した時はハラハラした。初の単独ライブも成功させ、新曲プロモでなぜかマラソン大会に出るなど、順調そうな芸能生活を送って大人時代前半が終わる。

 一方のふうまは、人生について語り合ってやる気が出たのか、登録者が10万人を超えファンクラブを開設。残念ながら大人時代前半が終わるまでに転職マスに辿り着けず、ふうまをアイドルにする夢は破れた。この事実を引きずり、こんな世界間違っている……と私が二周目プレイの決意を早くも固めたりするのだが、それはまた別のお話。

 

<大人時代後半>

 先輩にレッスンしてもらったりと相変わらずアイドルとしての研鑽を積むけんとだったが、現実は(現実じゃない)無情。リリースした新曲がトップ10にも入らず、プロデューサーに呼び出され、なんとアイドル引退を勧告されてしまうキツい。私はこんなんを見るために人生ゲームを始めたんじゃない。職業「アイドル」は前述の通り大人時代前半までしかなれないしランクアップもしない仕様になっている。前半のうちに極め切っておかないと後半は続けるのが厳しく、中途半端なランクだとこのようなイベントが発生して強制転職になるのだと後から察した。ランクアップの為にガンガン給料日マスに止まらないといけないので、前半のうち4ターンを給料日マスに止まれないまま消費してしまう大学受験とは、実はめちゃくちゃ相性が悪い。なんて仕様だ。

 ……と、運命と仕様を呪っていると、プロデューサーの口から続きが。俳優に転身してみたらどうか?という。もしかしたら光る才能を感じてくれたのかもしれないし…という事で、けんとはまずはドラマの脇役から俳優活動をスタートする事にした。

 

 一方、ふうまは抜群の知力を生かして地理解説動画で高評価を得るなど活躍。

なんとふうまのファンミにけんとが招待されたりした。かわいい。有名配信者の幼馴染として元アイドルの俳優がファンミ最前列に招待されている。絶対Xに目情があがりまくる。「ずっと楽しそうにきゃっきゃしててかわいかった」とか書かれそうな笑顔。ファンミの最後には、ふうまがサイン入りアクスタをけんとにプレゼント。これは前述の「おたから」としてアイテム所持する事になる。

 この後、役作りのためにけんとがふうまを誘って映画を一緒に観て感想を語り合うというイベントが発生。この辺りで交流がまた増えたけんとに影響され……という設定で……転職マスに止まったふうまは、俳優オーディションを受けて合格、二人がやっと同じ職業になる事に。よし、アイドルの夢は叶わなかったけど、せめて俳優の道で二人で競争だ!!!!!

 

 ふうまは早速深夜ドラマのオーディションに合格して脇役で出演、二人が同ランクになる。この頃、ふうまがけんとのテレビドラマ撮影に遭遇してサインをもらったりしている。いやあなたも俳優でしょうが。

 一方のけんとは、誕生日にファンからプレゼントをもらったり、役作りのために人間観察に励んだりしていたが、いまいち伸び悩んでいた。そんな時に止まった転職マス、アイドル時代からのファン数がランクアップに直結する職業を発見してしまう……。そう、「政治家」だ。

 このゲームでは"ファン"というカードがあり、いろいろな職業でそのカードをもらってランクを上げていく事ができるのだが、このファンカードのランクが職業自体のランクアップに直結しているのはアイドルと政治家だけなのだ。けんとは心機一転、政治の世界に飛び込む事に。この時私の脳裏に『お前の罪を自白しろ』が放映されていた事は言うまでもない。地方議員選に出馬するがさすがに一発では当選せず、秘書から始める事になった。

 その直後、けんとはドラマ撮影をするふうまに遭遇。数ターン前とは真逆の構図。自分の影響で俳優になった親友兼ライバルの活躍を見てけんとは何を思うのか……と私がシリアスフェイスをしていたら、けんとはニコニコしながらサインを貰いに行っていた。ちなみにこのサインも、おたからとしてアイテム所持している状態である。お互いのサインを持ち合うな。

 

 親友兼ライバルの活躍に刺激を受けたか、次の地方議員選でけんとは当選、地方議員となる。しかしそこから、大学時代に獲得していたパリピカードを生かして2ターン連続で合コンを開催、当然同席していたふうまを褒めまくる作戦で、女性陣からの好感度を上げる事に成功する。こいつ子どもの頃から頭良かったし〜配信者の頃の動画もめっちゃ面白かったよな〜えみんな知ってる?見たほうがいいよ絶対、二人で人生語り合ったりもしたし、おれと映画観たのがきっかけで演技に興味出たらしくて〜………………すまんその話一生聞いててもええか……?

 なお、この合コンの頃、ふうまはふうまで知り合いから市議会選立候補の誘いを受け、けんとの講演会に参加して勉強をしたりしている。公私を共にしすぎだろ。結局この時は立候補せず、怪獣映画に出演した後、月9主演オーディションに合格して主演俳優にランクアップ。

 

 けんとが家を購入し、街頭演説で近所からクレームを食らいつつ、合コンで出会った期待のアイドルなぎさとミュージカルデートの後結婚して、とうとう国会議員に当選していた頃、ふうまは以前勉強した事を生かしてか地方議員選に立候補して即当選、次のターンで国会議員選に当選する猛烈スピードランクアップを果たす。ちなみに独身だ。家庭を優先すると仕事のランクアップに必要なイベントをこなせず、仕事を優先すると出会いイベントがこなせない。さすがに人生ゲームすぎる。あと毎回ふうまが後から同じ職業を選んでは爆速で追いつく。

 

<最後の時代>

 ぼかしきれない直球ネーミング。ここからはターン数制限はなく、ゴールするまで続く。職業によってはこの時代になると引退してしまうようで、けんとと結婚したアイドル・なぎさはここで引退してフリーランス扱いになっていた。幸い政治家は引退がなく(リアル!)、最後の給料マスで最後のランクアップをかけてルーレットを回す事になる。この時点で二人とも国会議員、二人の運命は……。

 

 けんとは最後に出馬した国会議員選挙で落選、秘書に戻ってしまった。その直後、一発逆転島なる島で様々な種目に挑んで賞金を獲得するバラエティ番組への出演勧誘がけんとの元に届く。

 このまま燻っていてもしょうがないと出演を決意、島へ渡って水上アスレチックや謎解きに挑み、順調に賞金を獲得していったけんとだったが、自腹なのを知らずにホテルでルームサービスを食べまくってしまい、高額請求を受けて賞金どころか借金を抱えて島から強制送還、そのまま失意のうちにゴールする事となった。私の……私のプレイングがヘタクソなせいで……こんな人生を……こんな世界認められない……

 それはそれとして敗退理由がルームサービスなのはかわいい。思い起こされるデビュー当時のふまけんルームサービス爆食いエピソード……

 

 一方のふうまは、最後の選挙の結果、なんと一足跳びに総理大臣まで上り詰めた。エグい。数学オリンピック日本代表→有名YouTuber→月9主演俳優→総理大臣という訳の分からん人生を歩ませてしまった。

 総理大臣だと、全プレイヤーに影響を及ぼす財政政策を実施する事ができる。迷った結果、「博物館を建設する」を選択したのだが、これが大きな落とし穴だった。なんとこの選択肢、全プレイヤーからおたからを寄付という名目で強制没収するものだったのだ。けんとはふうまの、ふうまはけんとのサイン(お互いの現場に遭遇した時もらってたやつ)を没収されてしまった。二人の交換したきらめきを没収すな涙涙涙

 世紀の失策をしてしまい、主に私から一方的なブーイングを浴びせられたのが嫌になってしまったのか、これ以降ふうまは政治活動をする事なく、地元のゲートボール大会に出たり、政治家人生を振り返る本を出版して大ヒットしたりしてそのままゴールした。

 

<最終結果>

 完全に忘れていたが、そもそもこのゲームの勝利条件は「終了時点での総資産が高いほう」だった。その意味では、この回はふうまの勝利となる。

 しかし、プレイ初回という事であまり仕様を把握していなかったのもあり、ステータス上げや職業選択でうまく立ち回れず悔いの残るプレイとなった。まず二人ともをアイドルにできなかったのも想定外だったし、そもそもアイドルを選択するつもりなら大学受験しないほうが良かったし、ランクアップの関係上基本的には転職はあまり繰り返さないほうが良かった。この後何周もプレイして判明したのだが、この回でかなり終盤に政治家になったふうまが総理大臣までランクアップできたのは正直かなり運が良かっただけである。

 とにかく、私のプレイングがヘタクソなせいで二人はアイドルや俳優で頂点を極める事ができず、かといって普通の人生を歩むこともできず、非常に宙ぶらりんな人生を歩ませてしまった。

 

 次こそは、伝説のアイドルにしてみせるからね……

 

②ちびーず編に続く

mikozezone.hatenablog.jp

*1:1回目の合コンのスクショを撮り忘れたので、画像は2回目のもの。

*2:インターンに行ったりバイトをしたり…といったイベントも本当はあるのだが、全く発生しなかった。