三ヶ月坊主

個人的嗜好をSexyと戦わせるゆるオタク

ESのサマパラ(ない)でソロコン(ない)を自分が(ない)やるならセットリスト

 ジャニーズのオタクをしているとよく見かけるのが、「もし自分がJrまたは若手デビュー組としてソロコンを開催するなら事務所内の楽曲*1でどうやってセットリストを組むか」というお題。

 私もサマパラ*2を観ながら、うお〜セトリ組みてえ〜!!!と興奮して考えた事はあった。あったのだが、即壁にぶち当たる。

 Sexy Zoneのオタクなのに他ジャニーズの曲を全然知らない。世間的にもめっちゃ有名な曲や、よくカウコンや音楽特番やソロコンやJrのカバーなどで取り上げられる曲なら何とか知っているが、それだけで納得のいくセトリを組み上げる力も、残念ながら私にはなかった。サブスクないから気軽に他Gのマイナー曲聴けないし。でも私もセトリ組みたい……でも全部めっちゃ有名な曲になる……そりゃ盛り上がるに決まってんじゃん(失笑)みたいなセトリになる……

 そうして挫折して数年、2023年になってからふと気付いた。私にも、色々なGの楽曲を網羅して知ってるコンテンツあるじゃん…………と。それが『あんさんぶるスターズ!!』である。サマパラのセトリを最初に考えた頃、多分2019〜2020年ぐらい……はあんスタに出戻る前だったので頭に浮かばなかったのだろう。ジャニーズの曲縛りという大前提に目をつぶれば(大前提に目をつぶっていいと思ってるのか?)色々なGからオリジナリティのあるセトリを組めそう……!

 という事で、前置きが長くなりましたが、あんスタの楽曲だけで組み上げられた俺なりのサマパラのセトリ発表会やります。一言一句何も合ってない。あんスタをご存知ない方も曲だけ聴いて雰囲気だけ味わっていただけると嬉しい〜〜あと余談として主観まみれのあんスタ紹介書きましたが普通に飛ばしていただいて大丈夫です。

 

【余談:あんさんぶるスターズ!!とは】

 →男性アイドルたちの日常・季節のイベント・ライブ・お仕事・対決・陰謀の様子が描かれたストーリーを読んだり、綺麗な絵のカードをいっぱい集めたり、好きな衣装を着せてMVを観ながらリズムゲームに挑戦したりできるスマホアプリゲームです。厳密には「Basic」と「Music」の2アプリに分かれており、最後のリズムゲーム機能はMusicのみにあります。

 元々は2015年にリリースされた『あんさんぶるスターズ!』というタイトルが初出で、この時(以下「!」と記載)は夢ノ咲学院というアイドル養成男子高校が舞台でした。2020年に『あんさんぶるスターズ!!』(以下「!!」と記載)にリニューアルされ、夢ノ咲学院に加えてES(アンサンブル・スクエア)という四つの芸能事務所の集合体や、併設された寮が主な舞台になっています。「!!」ではストーリー上の時間軸が「!」の一年後になっており、「!」時点では登場キャラ全員(教師陣除く)高校生でしたが、「!!」時点では一部が卒業していたり、20歳以上のアイドルも少数ですが新たに登場してくるようになります。

 洗練されたビジュアル、リズムゲームのちょうどいい難易度、常に新しい仕掛けを繰り出してくる事による飽きのきにくさなど色々な魅力があるゲームですが、個人的に最も大きな特色は【とにかく登場キャラクター人数・ユニットが多い事を活かした複雑な人間関係】【同じ一年間の出来事を対象に、何年も何周もかけて色々な角度から同時多発的に描いていく群像劇ストーリー(の作りやすさ)】ではないかなと思っています。

 ストーリー自体はしょっちゅう更新される事もあってかぶっちゃけ面白さの当たり外れあるしかなり好き嫌い分かれる展開になったり倫理的にどうなんこれという展開になる事も多いので万人にオススメ!というわけではないですが、あの時このグループがこんな事してる時にこっちのグループはこうなってたのか!とか、Aくんの親友Bくんの相棒CくんはAくんと犬猿の仲だったりとか。とにかくキャラ・ユニット数という物量で否応なしに奥行きをこじ開けられた世界のリアリティが、個人的には好きです。そういう人間関係のリアルさとは裏腹に、世界観設定自体は結構ホビーアニメ的だったり割と突拍子もないファンタジー要素だったりを入れてくるというチグハグさも慣れると面白いです。アイドルものとしてどうなんだとか、二次元でまでこんなつらい気持ち味わいたくないんですけど!?!?と思わんでもない事態は結構あるけどでもそもそも「!」の頃はアイドル要素って結構おまけ要素に近かったから…………すこしふしぎな世界で高校生の青春群像劇の箱庭を眺めるだけのゲームだったから…………

 

【セットリスト】

※自分用に楽曲の発表時期(「!」時代の曲はCDリリース月、「!!」以降はMV発表込みの初出月)を記載していますが、これら発表時期は作中の季節とは全く関係ありませんのでご了承ください。

 

■OP

1曲目:『HEART→BEATER!!!!! 』/ Trickstar

2017年1月発表。めちゃくちゃOPに相応しい始まり方(待ちきれないのさ歓声が呼んでいるから 幕を開けLET'S CLAP YOUR HEART BEAT)なので、客電を落とした次の瞬間に舞台裏でアカペラでここだけ歌い、そこから1番AメロBメロの間は曲に乗せたOP映像の上映を始める予定です。この時点ではまだ誰も舞台には出てない。

 OP映像は「舞台上でリハ着でリハーサルをしている俺くん(微笑ましいオフショやNGシーン付き)の姿」と決めております。一緒に出るJrの姿もここで紹介。絶対Yes! We are teammate!のとこで今回バックについてくれるJr一緒に映そうな。そして1番サビに入る瞬間あのメッチャ早いせり上がりみたいなやつで一瞬で舞台に登場。1番サビ冒頭は「さぁ、スポットライトを浴びたら一つになるのさ」ですよ。絶対絶対ここでステージに出たいでしょ。

 

2曲目:『Knockin' Fantasy』 / Switch

2016年12月発表。俺くんはアイドルに興味を持った後、他人に幸せを分け与えることのできるSwitchのステージを観て感銘を受け自身もアイドルを目指すようになったので(唐突な設定ぶち込み)当然ソロコンのセトリにもガンガン組み込んでいく。

この曲も「はじめるんだ僕らのステージ」という歌詞がありオープニングにぴったり。1曲目は1番サビからの登場になるので、この曲で改めて会場のファンに顔見せをして多幸感を振りまいていく。ファンサもいきなりガンガンする。個人的に最初の数曲で「いいコンサートだった……」「もう元取れたな」と感じるコンサートが好きなのもあるんだけど、ここでしっかりとアイドルとしての通常営業の姿を見せておく事が次曲との幅を感じさせる前振りにもなるので…!

 

★ストーリー映像

ここで暗転し、このコンサート全体のストーリーを語る映像へ。めちゃくちゃふまパラの影響を受けているので(これは俺くんがではなく私が)やっぱ全体を貫くストーリー要素が欲しくなっちゃう。

映像は舞台が暗転して裏にはける俺くんの姿から始まり、なんやかんやあって俺くんは舞台裏にいた悪魔に「この夏が終わるまでにアイドルとして最高の景色を観なければ、アイドルとしての生命を永遠に失う」という呪いをかけられます。いいんだよ。いいの。なんやかんやあるの。めちゃくちゃ既視感あるな〜じゃないんだよ。安っぽくなりそう…じゃないんだよ。そのへんは俺くんの熱演と映像のクオリティでカバーするから。あと当然のようにバックJrと書いてるけどあんスタ世界にはJr制度がないので厳密にはJrではなく養成学校の学生とかなんですが面倒なのでここから先もバックJrと記載します。

とにかく、「アイドルとして最高の景色」を探すべく、俺くんは普段やらない事も色々試してみる事にしました……という引きで次の曲が始まります。

 

■演じる曲コーナー

3曲目:『The Tempest Night』 / fine

2020年7月発表。タイトルの通り、シェイクスピアテンペスト』をモチーフにした歌詞が特徴。ここから3曲、「普段の俺くんがやらない」をテーマにした曲たち……というのは後付けで私がやりたい曲のうちまとまりのいい曲……が続くんですが、そのうちこの曲が一番悪魔だなんだというメルヘン映像の直後に馴染みやすそうなのでここにしました。

歌詞も好きなんですよね。「筋書きのないストーリー 描く舞台」でサビに入るところとかぴったりだと思う。というか1番AメロBメロの歌詞が、これからどうする俺くん!?という状況にぴったり。最後のほうの「終焉の向こうで 嵐を巻き起こしてほしい」という歌詞は本来はfineの名前に引っ掛けたものですが、このコンサートにおいては最後の展開のネタバレに実はなっていた…………みたいな伏線を仕込んでオタクのはてブに考察されたい…………(欲望)

 

4曲目:『Midnight Butlers』 / XXVeil

5曲目:『FALLIN' LOVE=IT'S WONDERLAND』 / Ra*bits

それぞれ2020年11月/2021年4月発表。

『Midnight Butlers』は「執事のバトル映画主題歌」という設定の、出演したアイドル5人によるシャッフルユニットによる楽曲、『FALLIN' LOVE=IT'S WONDERLAND』は清楚カワイイユニットとして活躍するRa*bitsがダークカワイイ一面を初めて披露した楽曲という事で、いずれも「演じる」要素が強いちょっぴりダークな曲という事でここにしました。

『FALLIN' LOVE=IT'S WONDERLAND』が不思議の国のアリスモチーフという事で、前の曲との繋がり的にこちらを先にするか迷ったけど、この次のコーナーに向けて一旦区切りをつけたいので、曲調的に盛り上がりそうな『FALLIN' LOVE=IT'S WONDERLAND』を後に。

 

★企画コーナー

アイドル力を更に高めるために、アイドルらしさを磨くための企画に挑戦します。カワイイ曲の後だしカワイイ系に振りそう。このへんは正直なんでもいいです。次のバンドコーナーへの転換準備のために時間稼がないといけないだけなので……

俺くんはそもそも歳の離れた兄の影響で昔のロックバンドとかが好きでいつかバンドもやってみたいと思っていたので(設定ぶち込みパート2)、コーナー終わりでバックJrにバンドやろうぜ!と提案する。

 

■バンドコーナー

6曲目:『翼モラトリアム』  / ALKALOID

2020年1月発表。シンプルにバンドやるなら絶対やりたいという理由で選曲。ちなみにあんスタにバンド編成のユニットはない*3のでこの曲も原曲は全然バンドパフォーマンスはないんだけど、ギターもベースもドラムもピアノもいい味出してる。

 

7曲目:『Death Game Holic』 / デッドマンズ

Death Game Holic

Death Game Holic

2017年10月発表。俺くんはそもそも歳の離れた兄の影響で昔のロックバンドとかが好きでアイドルには全然興味がなかったんだけどある日たまたまライブハウスで聴いた大神晃牙のギターに衝撃を受け調べていって彼の所属ユニットUNDEADに行き着いた事がきっかけでアイドルというものに初めて興味を持ったので(一息で設定ぶち込み)、自分もアイドルになった今でもUNDEADに関しては純粋なファンだし仕事の合間に深夜ラジオリアタイしてメール送ってるしFCで応募してアンデギャ達に紛れてライブ参戦してるし全国ツアーのタオル普段使いしてるところがオフショに映り込んでる。

なので当然セトリにもガンガン入れるんだけど、この『Death Game Holic』に関してはUNDEADの前身ユニット・デッドマンズ*4名義の楽曲なので、現在のUNDEADファンにより「軽々しく扱うな」「いや後輩が敬意をもって取り上げたんだからいいのでは」と賛否両論を呼んで炎上する予定。炎上を組み込むな。

 

8曲目:『Have you been naughty or nice?』 / Flambe!

2022年12月発表。ドル誌のインタビューで「どうしても『Death Game Holic』から『Have you been naughty or nice?』を繋げるっていう、ソロコンでもないと出来ない夢のメドレーをやりたくてセトリ組んじゃったんですけど、そのせいで"この夏が終わるまでに……"とかストーリー映像で言ってるのにゴリゴリにクリスマスの曲やる事になっちゃったんですよね(笑)矛盾(笑)」って言いたい。いいんだよ…Sexy Summerにだって雪は降るんだから…

ちなみにこの曲は踊りたいので、バックJrにはバンド演奏を継続してもらいつつ俺くんは踊ります。サビ頭と「導火線にして弾けてしまえ」のとこの振付大好き。

 

★ここでバンドコーナーは終わりになり、仲間のバックJrたちにそういえばお前はラブソングが苦手だ、まともに恋愛してないからだ、と煽られる短いパートが挟まって次のコーナーに移ります。

 

■ラブソングコーナー

9曲目:(Jr曲)『RISKY VENUS』 / Crazy:B

2020年1月発表。当初はもっと後に持ってこようと思ってたんですが、ここらで一回Jr曲挟んでおかないと、この後が結構長丁場なので…

この曲は「結成から数年経ったJrユニットが少クラで披露してそうなあんスタ曲」部門で優秀な成績を収めています(私調べ)。未成年に歌わすには若干歌詞が意味深*5だけど気にしない。

 

10曲目:『Distorted Heart』 / ALKALOID

11曲目:『FORBIDDEN RAIN』 / UNDEAD

12曲目:『Romancing Cruise』 / Switch

それぞれ2021年1月/2021年11月/2022年7月発表。煽られた俺くんによる、バックJrなしの怒涛の片恋ラブソングメドレー。一応歌詞的にはだんだん明るい方向に向かっていく。昔に比べればめちゃくちゃ増えましたが、あんスタはラブソングが意外と少ない。

もしかしたら尺的にフルで披露できず、うまい事繋げて本当にメドレーにしないといけないかもしれない…大変…一応、前曲からの流れを引き継いで激しめな『Distorted Heart』→若干落ち着いてピアノなどの目立つジャジーなノリの『FORBIDDEN RAIN』→エレピが印象的な『Romancing Cruise』と、曲調的にも繋がるようには配慮しています。

 

13曲目:『ハニーミルクはお好みで』 / UNDEAD

14曲目:『Finder Girl』 / Trickstar

それぞれ2015年10月/2022年1月発表。ここ2曲でバックJrが戻ってくる。ここで絶対にガチ恋を量産しようねという曲たち。俺くんのアイドルファーストインプレッションは前述の通りUNDEADなので「アイドルのガチ恋生産ソングといえばハニミ」という強固な刷り込みがある。執事衣装から制服衣装にどうやって早着替えしよう……『Midnight Butlers』と続けてやればよかった……と後悔したりしたい。

『Finder Girl』はパーフェクトフォーカスワンのCM後に"フォーカス"という歌詞・酷似したポーズの振付とともに発表されたので健人くんが踊ってそう…という強迫観念から私はもう抜け出せないんですが四季を通してあなたに会いたい!という歌詞でもあるので、ひと夏の時間にフィーチャーしたこのコンサートにおいては意味深に感じられるとかなんとかオタクのはてブに書かれたい(欲望再放送)

 

15曲目:『デートプランA to Z』 / √AtoZ

16曲目:『Higher↑Higher↑』 / 真白友也(Ra*bits)

Higher↑ Higher↑

Higher↑ Higher↑

  • 真白友也(CV.比留間俊哉)
  • アニメ
  • ¥255

それぞれ2020年7月/2018年4月発表。先ほどのガチ恋メドレーの後に等身大の姿を見せてますます引きずりこむ作戦である。『デートプランA to Z』はバックJrとわちゃわちゃパフォーマンスして、この一連のラブソングコーナーの締めくくりに相応しい盛り上がりを作りたい。

その後に今回のセトリ唯一のソロ曲を選曲したのは、この曲があんスタ全楽曲中屈指の""等身大""っぷりを誇るため。等身大すぎる。等身大の姿を見せるのに適役すぎる。この曲を歌っている真白友也くんは「普通」というキャラクター設定の子なんですけどその「普通」っていうある意味飛びきりの個性を生かしつつそこに甘んじていない子で……長くなりそうなのでやめます……

この曲をやりたいので、俺くんはバーターでテレビドラマに脇役出演した際に真白友也くんと共演しそこから尊先は真白友也くんです!と答えるようになったという設定にします。以前共演させていただいてからたまにご飯に連れてってもらったりしてて……先日は誕生日プレゼントにスニーカーをいただいて……違うんです晃牙くんは憧れの人で友也くんは人間として尊敬する先輩っていうか……いやどっちも尊敬してるし憧れてますよ何て事言うんですか!……(YouTubeチャンネルで先輩たちに問い詰められるイメトレ)

 

★ここで蝉の鳴き声とともに日が暮れていく短い映像が挟まります。

 

■夏の夜コーナー

17曲目:『Milky Starry Charm』 / Ra*bits

2017年11月発表。前述の通り発表時期と楽曲の季節感は連動していないので、11月発表だけどめちゃくちゃ七夕イベントの楽曲。前半はちびジュだけでやって、途中から俺くんも参戦したい。MVには残念ながら収録されなかったけど2番のWe! want! to! shine! like stars〜のとこがめちゃくちゃ好きで……絶対ちびジュとやりたいでしょこんなん……

 

18曲目:『LEMON SQUAQH CHEERS』 / Crazy:B × 2wink

2022年3月発表。だけどこれも夏感溢れる楽曲。MVではわざわざライブステージをプールにしてるしな。SUMMER FEVER次はこのステージでやってほしい。

ちびジュと一緒に歌った『Milky Starry Charm』の元気で可愛らしく弾ける夏の感じとは打って変わって、バックJr達と大人の余裕を漂わせながらオシャレに弾ける夏の感じをこれでもかと演出したい。弾けてはいる。

 

★盛り上がった余韻を味わいながら俺くんが舞台に佇んでいると、バックJrの一人が今年はいい夏だったな〜そろそろ夏も終わるし、気が早いけど今から秋〜春ライブの計画まで立てとく?みたいな事を話しかけてくる。これバックJrは呪いの事知らないほうが展開として好きだな。知らない事にしよう。知らない事にしました今。

俺くんは曖昧に笑って頷き(←ここ演技頑張りたい)、何も知らない仲間のバックJrを他に2人その場に呼びます。うち1人はアコギを持ってきます。

 

19曲目:『虹色のSeasons』 / Trickstar

虹色のSeasons

虹色のSeasons

2017年1月発表。序盤は仲間のアコギのみでほぼアカペラで歌いたい。さすがに全編は厳しいから途中から音源流す感じで……パート割を原曲通りにするために俺くん+3人で歌いたいんだけど、俺くん誰のパートにしよう…やっぱ歌い出しは俺くんにしたいからスバルパートかな…

ぶっちゃけド頭の「移り変わる季節の〜」が歌えたらこの曲のこのコンサートにおける目的は達成したと言える。踊る曲ではないけど棒立ちで歌うのも変だからセットのどこかに腰かけられるようにしておかないと……

曲が終わると同時にパッと暗転します。

 

★ラストMC

俺くん単体のピンスポ明転板付きでお願いします。話す内容はある程度日替わりでいいと思うんだけど(複数公演やるつもりだ…)、「最高の景色を探してここまでやって参りましたが、いかがでしたでしょうか?」とか言いたい。いやでもこの時点ではまだ現実に戻りきらないほうがいいよな……むず……風磨くんすご……

ちなみにコンサートタイトル決めきれてないんですけど「SUMMEREND」みたいな夏の終わりっぽいタイトルにしたいな〜〜このラストMCで言及した時に最大限活きるタイトルがいい……むず……風磨くんすご……

 

■エンディング

20曲目:『オモイノカケラ』 / Switch

2021年3月発表。オモイノカケラが終盤にくるコンサートを私が観たいだけ…………サビ頭に「いつかは全部幻みたいに思えても」ってくるのが良すぎる。最後の「過去の続きの」「未来で待つ」「今日で輝くキミと僕に会おう」の畳み掛けも大好き…………

 

21曲目:『ムーンライトディスコ』 / 月都スペクタクル

2021年8月発表*6この曲で本編が終わる夏コンを絶対作りたいが為だけにここまでやってきた。ここまでのストーリー要素も全部こじつけ。

この曲は元々「『かぐや姫』を現代アレンジした朗読劇の主題歌」という設定で、"現代の女子高生に転生したかぐや姫は青春を満喫したけれど、とうとう月に帰らなければならない……"という場面を描いた楽曲です。ぜひフルで聴いてください。俺くんもフルでやるから(?)

もちろん元の設定そのままストーリー要素にするわけにはいかないので、"月に帰る"という箇所を"アイドルとしての生命を奪われる"と置き換えたんですが、結局元のイベストからあんま離れてないじゃん……と自分のあまりのオリジナリティのなさにしょんぼりしている。

ちゃんとサビで「浮かれてキミともっと この時間をアンコール」「浮かれてキミともっと 何度だってアンコールと言ってるんだよな……Cメロの最後に最高の出会い」って歌詞が入ってるんだよな……このCメロ直後の短い間奏のところでなんか盛り上がる事叫びます(適当)

 

そのままゆっくり暗転し、舞台裏のがやがやした音声とともに仲間のJrたちの「あれ(俺)は〜?」という声が入ってコンサートタイトルロゴがドーンと表示されて本編は終わります。なんか徹頭徹尾ふまパラのパクりだな!!!!!

 

■アンコール

22曲目:『イースター・カーニバル』 / Switch

イースター・カーニバル

イースター・カーニバル

2017年12月発表。タイトル通りイースターの曲で、以前Sexy Zoneにやってほしいあんスタ曲の記事でも、多幸感吸えるよ…と激プッシュした記憶がある。

イースター、つまり春。アンコールを呼ぶ拍手が"最高の景色"の証明だったという事で、俺くんはアイドルとしての生命を失う事なく、春になっても無事アイドルを続けています……という事がお客さんに伝わり大団円です。オタクのはてブには「復活祭の楽曲をアンコールに持ってきたという事は、俺くんはやっぱり本編終了時点でアイドルとして一度死に、私たちの拍手で甦った…ってコト!?」とか書かれるけど、俺くんはイースター=復活祭って知らないと思うよ。ところでアイドルとしての生命ってなんだよ。

 

23曲目:Surprising Thanks!!

2022年4月発表。アンコール含めた全編の最後を締めくくるのは、全キャラクターで歌唱するいわゆる周年記念曲の中から選ぼうと思い、一番好きなこれにしました。

この曲でやっとストーリー要素が剥がれて、OPの2曲ぶりに素の俺くんを見せる事ができる。「たった一度しかない瞬間」というワードが何回か出てきますが、結局ステージってそうなんだよな…………

*1:許諾を得て外部の楽曲をやるケースもありますが、基本的には事務所が権利を持ってる楽曲をやる事がほとんどなようです。

*2:Summer Paradiseの略。夏場に毎年開催されているジャニーズのコンサート企画のこと。現在は基本的にはJrが出演している。2015〜2017年はこの枠でSexy Zoneメンバーのソロコンサートが開催された。

*3:UNDEADがたまに楽器を弾くぐらい。個人的には流星隊あたりのバンド曲観たい。

*4:現在のUNDEADのうち半数の2名+今は別ユニットで活動中の1名によるユニット。活動期間はめっちゃ短く、作中の描写から推測するにおそらく長くて1ヶ月程度、本格的なライブは1回きり。

*5:ネタバレになるので詳細は伏せますが、この曲を歌っているユニットCrazy:Bは作中だと平均年齢がかなり高いほうです。

*6:超余談ですが、私がちょうど酔った勢いで2年半ぶりぐらいにあんスタに出戻ったのがこの曲実装のイベント時期だったので、そういう意味でも思い入れのある曲です。

五人と四人

 私がSexy Zoneに出会ったのは、松島聡くんが休養に入った本当に直後の事だった。ドラマ『ドロ刑』で中島健人くんの存在を知り、アイドルだという事を知り、主題歌ええやんと思い始め、今度音楽特番に出るらしいから観ようか、と思って観た2018年11月末のBest Artist、その日が聡くん休養発表後初めてSexy Zoneがパフォーマンスする日だったというのを、その時の私はよく分かっていなかった。

 

 以来、2020年8月に聡くんが復帰するまでの間、私が五人のSexy Zoneに触れる事ができるのは過去映像越しでしかなかった。でも、その映像を観る事と、五人の情報を文字で読む事と、彼らの口から語られる五人の話を聴く事で、私は五人のSexy Zoneの奇跡的になバランスに夢中になった。いつか揃う日が待ち遠しくてならなかった。こんなに空想を膨らませて大丈夫だろうかと、ちょこちょこ冷静になるように努めてはいた。

 

 私が出会った時には既に聡くんを欠いた四人になっていたSexy Zoneは、実は一人一人めちゃくちゃ魅力的だったので、まだ見ぬ五人への空想とはまた別に、どんどんとSexy Zoneの活動を追うようになっていた。CDを買ってコンサートに行って音楽番組を観るのは楽しかった。自分の記憶に、メンバーの面白い発言や美しい姿が少しずつ増えていくのは最高だった。

 

 その状態で聡くんが復帰した日を迎え、FC動画で初めてリアルタイムで動く五人を観た時、しっくりきた。これこれ、これだよと思った。ちょうどお盆休み期間だった事もあり自分のラジオ日記を録って酒をバカ飲みして残り二日の休みをまるまる棒に振る人生で一番ひどい*1二日酔いに陥ったのもいい思い出だ。今までたくさん四人の姿を追いかけてきたけれど、これから五人の姿をたくさん知っていける、とわくわくした。

 それから約三ヶ月弱、雑誌の表紙もポプステもNOT FOUNDも、観れば観るほど、二年近くしたいだけ自由に膨らませていた空想を軽々と超えていって、無敵の五人だ、と思った。

 

 マリウスが休養に入った時、無敵の五人がしばらく観れなくなった残念さはあれど、実はあまり心配はしていなかった。もちろん直近の体調不良については心配だったが、その原因が学業との両立の大変さにあるのであれば、一度芸能活動を休止して今マリウスがやりたい事に専念してたくさんの事を吸収するのは悪い事には思えなかった。いつか吸収した事をたくさんたくさん教えてくれ、と願っていた。

 

 マリウスがいない間、四人のSexy Zoneが出す曲もMVも好みドンピシャで、コンサートもますます洗練されていき、個々の活躍もあり、追いかけ始めた頃とはまた違う楽しい日々が待っていた。こりゃマリウスが戻ってきた時は大変だろうけどまあ絶対マリウスもその分でっかくなっているだろうから大丈夫だな、と根拠はなかったが確信していた。

 

 私の確信は当たったが、残念ながら願いはすぐには叶わない事になった。2022年12月27日、久々に観たマリウスのいるSexy Zoneはやっぱりとてもしっくりきた。でもその姿は年が明けたらもう観られないのだという。マリウスがこの二年間で得たものを知ることは、少なくともしばらくはできないだろう。でも最後に無敵の五人が揃ったところを観る事ができて、本当に良かった。実は私たちはドーム公演をマリウスとも一緒に五人で過ごしていた事を教えてくれて、本当に良かった。この奇跡的な五日間を叶えるために奔走してくれた全ての人に感謝している。

 ポプステで聡ちゃんが戻ってきた時、風磨くんは「五つのピースが揃いました」と言った。五つのピースが揃って完成するのがSexy Zoneならば、これから先の四人のSexy Zoneは永遠に埋まる事のない欠落を抱えていく事になるのだろう。私たちファンは、その欠落ごと愛していく事になるのだろう。

 

 音楽が記憶に深く結びつく事を、私はよく知っているつもりだ。学生の頃にオーケストラでやった曲を今再びやると、演奏するあの頃の友人の姿が見えるような気が、あの頃の記憶と一緒に演奏しているような気がする事がある*2。マリウスの卒業が発表された時、風磨くんも似たような事をコメントしていた。これから先、マリウスがいた頃の曲をやる度にマリウスの事を思い出すだろうと。記憶と歌い踊る四人の笑顔もきっと美しいから、欠落も愛していけるだろう。

 

 ステージからではなくても、これからのマリウスはでっかい夢を叶えてきっとどこからか便りを聞かせてくれるだろうから、それを楽しみにしようと思う。マリウスの今後の人生で何かつらい事があった時、私たちが灯し続けたオレンジのペンライトの景色が彼の心の支えになる瞬間が一瞬でもあったなら、待ち続けたこの二年間が全て報われる気がする。

 寂しい気持ちは止められないが、この五日間の記憶を薄く薄く引き伸ばしていつまでも縋ってはいたくないから、これからの四人が欠落を抱えながら見せてくれる景色を楽しみにしようと思う。四人が見せてくれるものは素晴らしいんだという事を、この二年間ずっと証明し続けてもらったから、不安はない。

 

 

 

 年が明けてしまえば、もう二度と五人揃ったステージが観られないという事実が、こんなにも寂しい。

*1:未だに破られていない。

*2:めちゃくちゃ余談だが、こうやって記憶に浸りすぎると今現実に自分の目の前で必死に曲をコントロールしようとしている指揮者をガン無視する事に繋がりかねないので、演奏上はあまり良くない現象である。ついついあの頃の身に染み付いたテンポでやっちゃって怒られるのはあるあるだったりする。

ザ・ハイライト ドーム公演感想下書き

Sexy Zone

空ニ、カザシタ手ノヒラ

もし凹んでも立ち止まれやしない だって時は進んでくから

僕らは僕らなり 考えてる

地球はいつでも回ってる 195ヶ国の夢を乗せながら

次どっちの道を行けばいいか 迷う時がほとんどだけど でも悩んだら自分信じてくだけ

どうすれば夢は叶うのかな?信じて明日へ歩き出す

・RUN

夜明けの風に吹かれて どこまでも走り抜けた

君がいなきゃ何も始まらない 合わせた手と手掲げろ

正解なんて意味ない 僕らだけの答えに辿り着けばいい

何度も消して壊してやり直して もう一回立ち上がれるさ

忘れないで 忘れるわけない 心に残るあの日の言葉

分からないままの僕ら それでも何かを信じた

昨日未満でも 明日以上へと

・NOT FOUND

未完成な僕らの明日を叶えたいんだ 嗚呼

聞け 我らが轟かすname

誰でもないよ 誰でもないんだ 自分で望んだ世界だ

一握りの可能性を逃さないように

叶えたいんだよ 少年だった僕らが夢見た未来を

胸に宿る情熱を絶やさぬように

 

・LET'S MUSIC

ちょっとだけスーパーマンで超普通なオンリーワンのDancing

J-Pop? Jazz? R&B? Hip-Hop? House? Rock'n Roll? Dub-step? Trap? Love Ballad?

明日のことなんて忘れさせて

・ROCK THA TOWN

ロックンロールにダンス ほらヒップホップにファンク 世界はBorderlessだろ?

・Celebration!

Everybody get down!

今夜はIf you feel it 深読みなんかしないでLet's enjoy your life

愛すべき時 僕らが 出逢えた今をWe gonna celebrate!

過去も未来も忘れ 今はノンストップで 何度だって感じ合ってDance tonight!

Lady ダイヤモンド

思いきって握りしめる てのひらラビリンス

この先にはどんな夢 あるんだろう

・バィバィDuバィ 〜See you again〜

世界一になれるその日まで

Sexy Summerに雪が降る

Hello, Hello! & Merry Christmas 今がいいチャンス!

 

・THE FINEST

ねぇこのままずっとそばにいて

・Summer Ride

あの日の海まで 君を連れて行けるよ

もうすぐさ あと少し 夜が明けていく

思い出は闇の中で光る星さ

心に刻み込めば 夜明けはすぐそこだよ

・Desideria

夜明けはない So Feel & Touch

昨日の自分にGood bye

・夏のハイドレンジア

晴れ渡るフィナーレへと 手を引いて連れていくから

・イノセントデイズ

誰かと過ごす時間も 誰かの為の痛みも きっと全てが宝物

振り返ることじゃなくて 未来を描き続ける光 イノセントデイズ

Honey Honey

どんなキミ どんな日も 守り抜くから

素敵なキミを幸せにするのが たぶんね 僕の使命だと思うんだ

・Iris

重ねたDaysを 振り返ると いつも笑顔の君がいた

当たり前が 特別に変わる 僕らだけのOrdinary Days

Yeah 笑い合った日々も oh 涙の夜も 全て今に繋がる大切なDays

 

・冬が来たよ

会いたくて 素直になって たまに泣いたって僕らは 消せない時を刻む

終わらないものはないけど この想いよ 永遠に

何億光年彼方から 降り注ぐ光が 僕らを照らし 明日を連れてくるだろう

ここからまた 歩き始める 物語

名脇役

どこにいても 何をしていたとしても 君のことばかり思い出し おとなしく苦しんでるよ

忘れさせてもくれなくて むしろ忘れたくなんかないって 身体でも頭でもない心が言うのです

 

・Sleepless

追い続けてる 自分らしい明日を Don't wanna say goodbye

あの空の先で 新しい朝が 僕らを呼んでる

Never say goodbye

・RIGHT NEXT TO YOU

So believe me, Never leaving

That's a promise

I'd spend my life, I'd spend my time, Just to prove that I'm the one oh!

Freak your body

We makin' love

Yeah,Are you ready for this? Do you wanna get down?

まだその目逸らすなよ かき乱す感情 何が欲しいか答えろよ 連れて行く頂上

・Trust Me, Trust You

手のひらの未来予想図 こぼれ落ちていったあの夜

一人じゃ来ない明日があるんだ

信じていたいんだ 何度阻まれても 暗闇の向こう側に I see the 未来

遠くへ 遠くへ 風をきって物語の先へ Right away

もがいて 嘆いて 何も出来ず自分責めた夜もたくさんあったね

 

・ハイライトメドレー

夢から押し戻されて 開いたドアから覗く 曖昧な景色 朝が来た

見つけたんだ 小さな光 未来へ

With you With you この手はもう離したりしない

臆病だった僕がこんなにも強くなる

 

これが僕たちのね 運命なんだよ

未来をつかむために 僕らは出会った

夢を掴むんだ

夢諦めんなよ

・勇気100%

やりたいこと やったもん勝ち 青春なら

この世界中の元気 抱きしめながら

ぼくたちが持てる輝き 永遠に忘れないでね

ぶつかったり傷ついたりすればいいさ HEARTが燃えているなら 後悔しない

まだ涙だけで終わるときじゃないだろう

もう ふりむいちゃいけない ぼくたちはぼくたちらしく どこまでも駆けてゆくのさ

たとえさみしすぎる夜がきたって 新しい朝 かならずくるさ

・Forever Gold

Where is the Love?
駆け抜けた Teenage Dream
吐き捨てたチューイングガム
探していた答えはきっと そこにはあった

Hey there 苛立ちを武器に
蹴飛ばした Neon nights
あてのない夜を walking walking
Longing for the sunrise

Where we go we don't know who to call
何も知る術もなくて
最低でも最高だった
蒼き日々たち

Remember me Lonely Lonely
馬鹿だった日々 Hold me Hold me
ガラにもなく look above 見上げてみたんだ
何がある わけもなく
愛すべき Lonely Lonely
胸を打つよ Crazy Crazy
振り返るハイライト 君との Moments
Shining so bright
Shining so bright
Forever Gold

We fall in Love
いまだに覚えてる
遅刻したファーストデート
フィルム越しの僕ら
なんか幸せそうだ

Hey there 守るものはできたかい?
It's hard for me to say Good Bye
あの日の君は Charming Charming
綺麗なまま

We were young like the one's in the song
照れ臭さも君のため
ダサいなりに本気だった
甘い日々たち

Remember me Lonely Lonely
年を重ね Lovely Lovely
色褪せない日々は Golden Age of wanders
輝いて 今がある
愛すべき Lonely Lonely
胸を打つよ Crazy Crazy
振り返るハイライト 君との Moments
Shining so bright
Shining so bright
Forever Gold

Forever Gold
Forever Gold
Forever Gold

Baby Baby
僕らはそう、Lonely 同士
心満たす Memories
Beautiful Times
Beautiful Lights

Remember me Lonely Lonely
馬鹿だった日々 Hold me Hold me
ガラにもなく look above 見上げてみたんだ
何がある わけもなく
愛すべき Lonely Lonely
胸を打つよ Crazy Crazy
振り返るハイライト 君との Moments
Shining so bright
Shining so bright
Forever Gold
Forever Gold
Forever Gold
Hey yeah
Shining so bright
今でも
Forever Gold

・Dream

揺さぶる夜の中で
二人はどこへいく
にじむのは僕にだけ
見えている世界だっけ?

放り出された恋の行方は静かで
君が笑うたびはじけ舞い上がる Everyday
きらめいた景色だけが
微笑み続けるだなんて…

それじゃ 何も
Don't wanna cry
知りたくないよ
数えきれない
合言葉も
君と僕にしかない
この野暮なやりとりも
夢みたいに綺麗に消えて Ok?

本当はどこか深く
しまってる君がいて
いつの日か伝えたい
大丈夫、そんな君も

変わるがわる日々が招く儚い Break up day
脆くなぞる頬を撫でる涙が綺麗で
遠回りでもいいから
ここで僕と待つのはどうだい

それじゃ 何も
Don't wanna cry
忘れたくないよ
数えきれない
合言葉も
君と僕にしかない
この野暮なやりとりも
夢みたいに綺麗に消えて Ok?

繋いだままで
いれたらいいね
何度離れ離れになっても
慣れない世界で君を見つけて
それだけで何もいらないでしょう

それじゃさよなら
僕らのたわいない日々よ
たとえどこかで会えたとしても
そっと目を逸らして
また歩き続けるでしょう
夢みたいに綺麗に消えて...

それじゃ 何も
Don't wanna cry
知りたくないよ
数えきれない
合言葉も
君と僕にしかない
この野暮なやりとりも
夢みたいに綺麗に消えて Ok?

 

(アンコール 日替わり等トロッコ曲除く)

・ぎゅっと

・Congratulations

オタクとオシャレを両立した最高の部屋に住みたくなってからそこそこ経った話

 最初に言い出して(↓)から早2年半以上、

前回(↓)からもそろそろ2年近くが経とうとしています。

が、まだまだ同じ事を言っています。適度にオシャレでオタク欲を満たすいい感じの部屋にいい感じに住みたい!平日夜はディスプレイ眺めながら最高に快適にゴロゴロしたい!休日前の夜は遅くまでライブ映像とかYouTubeとか観ながら好きなように晩酌したい!休日の朝昼はちゃんと家事をして爽やかな気持ちでコーヒーを飲みたい!休日が終わる夜は初耳学*1観ながらさっさと快適に寝たい!

 多くの社会人オタクに共感していただけるだろうこの目標、ここ一年のお部屋マイナーアップデートにより、ありがたい事にだいぶ叶っています。生活が乱れてない時はね。

 という事で以下アップデート内容の紹介と自慢になります。基本形(レイアウトとか)は以前と変わっていないのでその辺の話、例えば私がベッドは部屋の長辺に沿って置く派であるとか、オタクは雑誌やクリアファイルやグッズで色が氾濫する宿命なのでせめてそれ以外は色味抑えたいねという話とか、そのあたりは前述の記事をご覧ください。

 

・部屋全体

f:id:mikozezone:20221113154443j:image

 どうですか。なんかいるでしょ。オタク柱が…………

f:id:mikozezone:20221113161938j:image

 こちらはDRAW A LINEというオシャレ突っ張り棒界の帝王です。ほんとは引越し当初から欲しかったのですが、私的にはそこそこのお値段がするので迷っていました。ただ今年に入ってから、マガジン用のパーツが追加された(写真でいうと一番下と、照明の下のパーツです)のが決め手になった。雑誌類は他にも、テレビそばやディスプレイエリアに表紙見せて収納する場所は作っているんですが、Sexy Zoneの一番いいビジュアルはやっぱ部屋の一番いいところに飾りたいじゃんか。

 設置は私がやり方をあんまり把握できてなかったのでかなり大変でしたが、把握してからは早かった。うちの天井クロスが案外脆い素材だという事も今回初めて発覚しました。これまでも細いピンとはいえ壁にそこそこの本数ぶっ刺したり、剥がせるとはいえ壁紙を貼ったりしてきましたが、今回こそは敷金との今生の別れを覚悟しました。

 このオタク柱はディスプレイ兼ダイニング照明として購入しましたが、結果的に食事スペース・ベッドスペース・リラックススペースをやんわり分ける効果を発揮しています。あんまり圧迫感あると部屋が狭く見えちゃうけど、これはあくまで突っ張り棒なので圧迫感はゼロ。

 これまでも食事スペースとリラックススペースはラグとかでなんとなく分けてましたが、人をダメにするソファにうずもれてる時とかにダイニングテーブルを見上げる格好になるのがちょっと違和感ありました。今は人ダメソファからダイニングテーブルを見ようとするとその前にananの表紙が見えてニッコリするので、違和感とかそういう事言ってらんなくなる。

f:id:mikozezone:20221113154503j:image

 

・ダイニングテーブル周り

f:id:mikozezone:20221113154524j:image

 ここが一番前回から変わった箇所で、先ほどのオタク柱はもちろんですが、テーブル自体も変えました。うまくできないと泣きながら余ったコンクリート風壁紙を貼った昇降式テーブル(ニトリ)から、かなでもので購入したスッキリとしたダイニングテーブルに。前からインスタなどでよく見かけて欲しかったのをやっと買いました。1cm単位でサイズオーダーできるので、ベッドのラインとできるだけ揃うように測って注文しました。できるだけ組み立ては二人で〜とサイトに書いてありましたが、ベッド上で組み立ててから下ろせば一人の腕力でも余裕だった。不器用は不器用でもパワー系の不器用なので、意外とこういうのは得意。パワー系不器用、一番嫌だな…………

f:id:mikozezone:20221113154551j:image

 やっぱり料理とかお酒とかコーヒーが映える。ただ写真を撮ろうとすると背景がベッドになるので、テーブルとの間に低めの仕切り板とかつけようかな…と考えています。いいやつあったら教えてください。

f:id:mikozezone:20221113162213j:image

 あとこの角度から見るオタク柱もやっぱいいな……悪名高いアクスタfestにてなんとか手に入れたアクスタたち越しにテレビを観ながらお酒を飲むのは最高。

 

・テレビ周り

f:id:mikozezone:20221113154621j:image

 ここもかなり物が増えました。実は微妙に高さが合ってなかったローテーブルを撤去して、雑誌置きかごだけ残しました。というか前回の記事時点ではちょっこりさん(五人並んでるちっちゃいぬいぐるみです)まだ発売前か……購入時からずっとこの子たちの一番いい飾りどころを考えていますがまだ結論出ない。テーブルをなくしたので、IKEAのベッドトレイを出しっぱなしにして、ダメ人ソファでおやつやお酒を嗜む時はこちらを使っています。

 あとはガチで再生できるかわいいレコードプレーヤーを買いました。前は大人の科学付録(組み立てたものの再生できなかった)しかなかった事を考えると大幅進歩。プレーヤーにスピーカー内蔵なのでぱっと聴けます。個人的にレコードには音質を求めてないのでこれで満足。電源コードに繋いで使用していますが、電池でも再生できるらしい。トランクケース型だから、閉めてあちこちに持ち運びもできます。というか最初にこれを見かけた時、屋外でレコード売ってる人がそうして持ち運んでて、その見た目が可愛かったので、レコード一枚も持ってませんでしたがその場で買って、その人にプレーヤーの写真撮らせてもらって、ネットで調べて買いました。珍しく一目惚れしたアイテムです。

 今はその時買ったレコードの他、実家から持ってきた井上陽水のレコードとかタワレコ渋谷店で買った安くてジャケット気に入った知らんジャズピアノアルバムとかをそばに飾ってます。この曲聴きたい!というのがあったらサブスクで検索して音質良くパッと聴ける時代ですが、「物としての音楽にたまたま出会う」という体験が面白そうなので、今後もフィーリングで買ってこうかな〜と思ってます。休日の朝昼は窓開けっぱなしにしてる事が多いんですが、雨が降ってると吹き込むんで閉めて、レコード流しながらコーヒー飲んでダラダラしてます。最高。

 それはそれとして、Sexy Zoneもレコード出してくれ〜〜!!!*2PerfumeのLP BOXも買っとけばよかったなあ……

 

・ディスプレイ周り

f:id:mikozezone:20221113154644j:image

 テレビ周りから連続してこのあたりをリラックススペースと位置付けています。地味に前回とはソファカバーが変わっているけど同じグレー系だから分かりにくい。オシャレ部屋上級者は季節に合わせてこういうファブリックアイテムを変えていくらしいですが、私は面倒くさいので全然変えません。やっぱり私はインテリアオタクにはなれないなあ……とこういう時思う。

 一番の変化は、これまで床に直置きしていたポスターフレームや花瓶類などを置く棚を作りました。作ったと言っても、ダイソーの板をダイソーの発泡スチロールの上に置いただけ。耐震性ゼロなのでこの低さでないと許されません。まあどっちみちプロジェクターに干渉するので、低い棚にしたかったんですけど。あと実は板が一枚足りなかったのでまだ完成ではありません。床に直置きすると掃除が面倒なので、全部この棚に置けるようになるまで止まらねえぞ……

 棚には生花を飾る時もありますが、基本はドライフラワーが多いです。ちゃんとしたドライフラワーを買うわけではなく、かつては生花だったものをそのまま置いてるだけなので、正直「枯れた花」との違いが見出せないんですけど自分がドライフラワーだと信じればそれはドライフラワーだから……

 壁はツアー期間中はツアーT飾ったりもしますが、基本空けています。というのも、以前から持っていたプロジェクターに加えて、姉から旧型のポップインアラジン*3を譲り受けたので、以前よりも頻繁にプロジェクターを投影するようになったからです。

f:id:mikozezone:20221113162254j:image

 以前から持ってるプロジェクターのほうが大画面、かつFire TV stickやHDMIケーブル接続などの拡張性には優れているんですが、いかんせん設置が面倒なので、配信ライブやコンサート円盤初視聴などのここぞという時にしか使っていませんでした。その点ポップインアラジンはリモコン一つでパッとつけられてYouTubeやアマプラなどの対応サービスを観れるので、日々の利用にはちょうどいい。BD再生せずともPerfumeの各種ライブ映像をアマプラ&ネトフリから即観れる利便性はやっぱりヤバいです。平日の気力ない夜でも大生ジョッキ缶片手に元気を速攻チャージ可能。ちなみに朝になると照明強制点灯&爆音鳥の声で起こしてくれる機能もあり、助けられています。

f:id:mikozezone:20221113162303j:image

 前からあるこちらの臣シェルフおよびコーヒーコーナーは、前回の記事で欲しがってたバルミューダ電気ケトルを姉妹から誕プレでもらった以外は大きな変更はなし。あと置ききれなくなったPerfumeポスターの異動ぐらいか。ちなみに今年(2022年)のカレンダーが「美術館」というテーマで、こうして卓上に飾れたり、壁に貼ってくださいと言わんばかりのポストカードの数々で最高すぎて……ずっとこれでいい……2022年度終わってほしくない…………

f:id:mikozezone:20221113162329j:image←これはカレンダー届いてMAX大はしゃぎしてイルミネーション点灯式した時の写真

 

・ベッド周り

f:id:mikozezone:20221113162353j:image

 こちらはほぼ変更点なし。ソファカバー同様、クッションカバーも全然変えてない。変えたい気持ちはあるんだけど面倒で……

 唯一変わったのはベッドサイドのファブリックポスターがPerfumeからSexy Zoneに変わった事ですかね。前回の記事で欲しい欲しいと駄々をこねてましたが、あれからほどなくしてツアーグッズとして発売されました。ブログ読んでくれた?

 

・その他(廊下、玄関)

f:id:mikozezone:20221113162414j:image

 最後にオタクとはあんまり関係ないけど廊下周り。部屋からリストラになったローテーブルはこちらで荷物置きに生まれ変わりました。なんかこぼしても気にならなくなりそうで怖いのでキッチンマットは敷かない派。一応奥行きのラインを揃えるようにはしてるけど、あんまり手をかけてはないです……帰宅して最初に見える光景なんで、本当はもっと壁になんか飾ったりしたいんですけど、なんか匂いとかつきそうで……じゃ仕事用の鞄ここに置くなよと言われたらもちろんぐうの音も出ないんですけど……

f:id:mikozezone:20221113162428j:image

 振り返って玄関はこんな感じ。たたきに置く小さい棚を探し中です。今アロマストーンの置き場所なくて床に直置きしちゃってるからね。下駄箱にさげてるウォールポケットすぐ落っこちるし、印鑑とか鍵とかまとめて置く棚がほしいんだけどなんたって狭い……。

 ドアにはIKEAの鏡貼ってます。全身の姿見は部屋にもあるけど、靴履いた時に全身見れるのはここだけ。ドアスコープは覗き防止カバーわざわざ買うのもダルかったんで、五人のSexy Zoneが揃ってる貴重なフォト(NOT FOUNDリリース時のやつ)を貼ってます。これからも毎朝こいつに挨拶して、元気だったり死にそうになりながらだったりしながら出勤していきたいですね。嘘です。極力部屋で仕事したいです。我が部屋は最高なので。

*1:毎週日曜夜22時〜TBS系列にて放送中の教養バラエティ番組。ほぼレギュラー出演している中島健人くんに対する動かぬ確かな愛に定評がある。

*2:以前ポニキャ時代には特典として出した事もあるみたいなんですけどね……『XYZ=Repainting』なんて購入者抽選特典で数激少だったせいで、現在出回る時はめちゃくちゃ高値になってるようです。

*3:照明用シリンダーに設置できるプロジェクター兼照明。Bluetooth接続もできる。

映画『もっと超越した所へ。』感想(ネタバレあり)

 もっと超越した所へ、略称もっ超、もう観ましたか?私は最速試写会→小説版→2回目と観ました。小説版は電子版もあるので、映画前に1〜2時間もあれば読めると思います。映画観終わった方はぜひ。

 まだの方はネタバレを含むのでご注意ください。基本的にネタバレを読まないほうが絶対楽しく本作を観れます。よろしくお願いします。

 

 一言で言うと面白かったです。エンターテイメントでした。予告の感じから、めちゃくちゃスピーディーに話が進みそう…ついてけるかな…?と思ってましたが、前半は(テンポは良いんですけど)結構しっかりと各カップルの様子を描写していくので振り落とされる事がなく、後半は考えるな感じろ!の猛ドリフトで吹っ飛ばされる感じ。2回目は映画館でビール飲みながら観てましたが、行け行けゴーゴーと思いながら楽しく鑑賞できてとても良かったです。

 

 あーこういう人間いるいる……私にもこういうところあるある……というポイントが各登場人物に散りばめられているので、各人物にあまりフォーカスしすぎても意味ないのかもしれませんが、でも語りたくなるというか自分の意見を整理したくなる映画でした。という事で、各人物についての感想。

※小説版を読んでの感想も含みますが、小説版は各人物の過去設定や映画で描かれなかった視点の補完という感じなので、重大なネタバレは含まれていないと思います。多分…

 

■真知子

 人のもの漁っちゃだめだよ……気持ちはよく分かるけど……あの局面だともう漁って探るしか打開策ないような詰んだ状況ですが、あの前にちゃんと落ち着いて不安などを話し合えていればそこまで追い詰められる事もなかったのでは……

 怜人は性格上か前回の事もあってか、感情的に追い詰められるとイヤイヤモード一択になってしまうようなので(めちゃくちゃウザいな)、冷静に話していればのらりくらりかわされつつも一応話し合いの体にはなったんじゃないかな、と思います。あそこまで拗れたのは、自分の考えや気持ちを言葉に出して伝えていない真知子にも責任はあるような……

 自分の罪を「顔がカワイイからと流されたところ(要約)」と真知子は言ってましたが、それ自体というよりは流された後に相手にうまく伝えられていないところが一番問題だったんだろうな、と……流されるのはしょうがないし、まさかあそこまで色々問題を抱えている男だと初見で見抜けないのも(特に小説版で分かる真知子の背景を考えると)しょうがないので。

 色々と溜め込みやすい性格だと損するんだなあ、と思わされたキャラでした。富への発言(仕事仲間へのセクハラでしょあれ)も我慢を溜め込んでしまった結果ですし……

 

■怜人

 追い詰められた時のイヤイヤモードがシンプルにウザすぎた。あと相手の都合を全く考えずに自分の都合をガンガン押しつけてくるところ、距離の詰め方、家賃払わないところ(今の部屋は真知子がもともと払ってたんだから損してないしいいじゃん理論、通じるわけねえだろ……真知子も何流されてんだ……)、などなど初見時から小説版読んで2回目観た今に至るまで一貫して一番嫌いなキャラでした。演じ切った風磨くんは本当にすごい。

 男性陣は小説版で男性視点の補足があったので、そこでちょっと気持ち分かるな……となったキャラもいるんだけど、怜人に関してはほぼならなかった。最初の彼女については可哀相だったね、とは思うけど……結局その後も会っとるやないかい!!!!!ただ、映画を観た段階では「これ下手したら真知子の事最初から最後まで別に好きでもないのでは?利用してるだけでは??」としか思えなかったんだけど、一応そうじゃないよというのが分かったのは良かった。

 作中で「嫉妬深いのは暇だからでは?」と真知子に指摘されていたけど、最初の彼女の時点で既に嫉妬深いと言われていたので(これは周りの性道徳のラインによる気もするが)、嫉妬深い事自体は怜人本来の性格だと思う。それ自体は需要と供給が一致してれば別に問題ではないな、と感じた。

 怜人の性質が悪いのは、自分がクズである事を自覚しつつ直すつもりが全くない事。今回のラストで今後変わればいいけど、最後の最後まで「時間はかかるかもしれないけど〜」と予防線を張っているあたりにマジでイラつかされた。

 

■美和

 キレ方が正論でブチギレてくるパワータイプだから深い仲の友達になって意見がすれ違った時は大変かもしれないけど、ちゃんと自分の考えを持っていて主張できるタイプなので友達にしたら楽しそう……と思いました。「彼氏に染まるギャル」って紹介だったけど毎回毎回そういうわけではないんだな、というのが怜人との関係で分かって面白かった。それとももしかしたら怜人との関係の終盤には他に好きな人がいたのかも(怜人の様子見ると服装が当初と激変してるっぽくて、かつ泰造の時とも毛色が違うので)……と邪推しちゃったけど、そうじゃありませんように……

 泰造との関係においては全然美和に悪いとこなくない???(友達?) 本人は「黙って元彼にお金振り込んでた」のを悪かった点として挙げてて他の三人から"一番悪い"とされてたけど、自分の稼ぎ内でやってる事だしそれで生活が圧迫されてないなら個人的には別に良いかな……まあさすがに2年は長いし、もう怜人に最後通牒突き付けといた方が色々と良かったとは思うけど……

 ただ、あんなに泰造と仲良さそうだったのに、怜人への振込みの件を相談できなかった(振り込むに至った経緯は別に美和は悪くないんだし、伝え方に気をつければむしろ美和の味方してくれそうな気もする)あたり、その程度の関係だったのかな……と切なくなった。前半の美和と泰造のやり取り、死ぬほどバカだけど幸せそうで結構好きなんですよね。だから余計に……

 

■泰造

 前半と後半で印象が激変したキャラ。前述の通り前半は、底抜けにアホだし、自己中な感じはあるし、(小説版ではオリジナリティを主張しながら有名人の言葉をめちゃくちゃ引用するなど)ダサいけど、美和がそれを受け入れてて幸せそうなのでそこは別にいいのでは。嬉しい?のカツアゲシーンも、美和に喜ばれて感謝されるのが泰造にとって嬉しい事、という事なので個人的には微笑ましかったし……(小説版だと映画より若干嫌な描かれ方されてたけど泰造にそんなつもりがあったのかは分かんないし……)

 後半はもうあれ、日本の教育の敗北。お前もう25歳だろ!!!!!と肩を掴んで揺さぶりたい。1回目も揺さぶったけど。10000歩譲って未成年で2回目の反応ならまあテンパるの自体は分かるわ……なんだけど、25歳で2回目ですから……

 唯一救いがあるとすれば、泰造はこれまで確実に妊娠というものを自分事として真剣に捉えていなかったわけで(1回目で身に沁みとけよという話ですが、あの時は即逃げちゃったので……)、今回はせっかく逃げずに済んだんだし、これを機に美和が骨身に叩き込めば0.008チャンぐらいは更生の可能性があるとこですかね……いや更生しても1回目の事なかった事にはできないけどな!覚えとけ!!!!!

 徹底的にデリカシーがないし底抜けのバカだけど、その場だけいいように誤魔化してこっそり逃走するような悪意は抱いてないし……「親になんて言うかめっちゃ考えてた」で考えてた言葉が、1回目とは違って親に真実を報告する言葉である事を祈るばかりです。

 

■鈴

 途中まで一番感情移入して観てて、他人の顔色を伺いながらコミュニケーションしちゃうところとか分かる〜〜!と思ったし、この子富の事が好きなんだ……と気付いた時はちょっと泣きそうになったのに、富に勝手にキスした瞬間ハ?それは違うやろがのアツい掌返しした。それは別に私の中の片想い描写における癖ガイドラインに抵触したからではなくシンプルに性暴力やろがい同意のないあれそれは!という理由です。関係が壊れる覚悟をしてしたわけでもなさそうだし……これが「関係が壊れる覚悟で(言葉で)告白する」なら片想い描写好き好きストップ高なんですが……実際、鈴としては"仲の良い友達"という立ち位置しか持っていなくて、今は幸せに暮らせていても将来も一緒にいられる保証が何もないという非常に不安定な状況なので、暴走しちゃうのはすごく良く分かるとはいえ……

 だからその後の口論シーンで被害者面してるのがどうも受け付けなかった。どっちかというと関係ぶっ壊して富を出て行かざるを得なくさせた加害者の立ち位置にいる状況である……という事は自覚してて欲しかった。そこに至るまでの気持ちの動きとしてはすごく共感できるだけに、余計に……

 慎太郎との関係は鈴が悪い点は全くなかったと個人的には思うし、へこたれずにずっと仕事を頑張っているという点においてめちゃくちゃ尊敬できるので、人物としてはかなり好きです。

 

■富

 他の三人の男性陣と同じくくりでいいんだろうかこれ……という戸惑いを呼ぶキャラ。甘ったれで自己中だけど、それで鈴とうまくやれてるんだから別にいいのではpart2。誰かに好きになられてしまう事も、それを自覚してちょっと利用してしまう事も、別に罪じゃないだろう。特に真知子の時の利用具合なんて、真知子のセンスと仕事に惚れ込んだ事自体は本当だったわけだし、せいぜいSNSのフォロワー増やしたいな〜(小説版)というよくある打算程度で、個人的には全然問題じゃないと感じた。むしろ仕事と友情の関係に恋愛を持ち込んでぶっ壊したのは真知子のほう。(真知子の偉いところは、ちゃんとそれを自覚しててすごく自己嫌悪していたところだとも思う)

 試写会後の監督と根本さんのトークショー・質疑応答で富が綺麗事で関係を終わらせようとしてたのが各所からぶっ叩かれてましたが、富視点だとしょうがないような気も……だって富からしたら恋愛じゃなかったわけだし……いやまああの空元気な伝え方はデリカシーねえなあとは思ったけど……でも確かに真知子や鈴に友情を感じていたが故の言葉であってさ……(以下略)

 なので正直かなり終盤になるまで、全然クズじゃねーぞこれ……と困惑してたんですが、ブチギレた後のあのくだりでだいぶガクっと印象が下がった。子どもが欲しいが為に鈴の人生を勝手に利用しようとしていたところ、そしてそれを本人に告げてしまうところで、あ〜こいつのクズ要素はここか……と納得。

 実際現実でもゲイ男性の結婚問題というのはあるようですが、あくまで富と鈴の場合、お互い好意は確かに抱いているわけで、富から鈴への好意が恋愛感情でなかったとしても、それを誰にも言わず墓場まで持っていき死ぬまで鈴と幸せに暮らせた場合は、それは責められるべき事なのか……?というのを考えさせられました。まあ実際は本人に言っちゃってるんだけど。言うならやるな、やるなら言うな。

 今後この先富の性的指向が変わる事はおそらくないわけで、これから先の人生をどうしていくのか、きちんと二人で話し合えないとハッピーエンドには辿り着けない気がします。それでも他の組よりは確率高いかもしれないのが恐ろしい…

 

■七瀬

 付き合うなら絶対七瀬だが?むしろこちら(どちら?)に都合が良すぎるように描かれている気がして不安にすらなる。それは彼女の生い立ちから来る確固たる彼女の価値観によるものだ、というのが小説版を読むと分かるのだが、映画だけ観た人には"都合の良い女像"みたいな感じで批判的に言われないか不安。違うんだよ七瀬は……分かってんだよ七瀬は……

 ただ小説版に出てくる七瀬の初彼しかり(←この人地味にかわいそうすぎない?)、七瀬と深く付き合っていくと、うまく喜んでもらえなくてどんどん不安になっていくかもしれない。まずい、七瀬と付き合うのに自分は相応しくない気がしてきた……

 なんでも受け入れるわけではなく、怒りの感情やスイッチ自体はしっかりあるタイプなので、慎太郎はもう本当に芯から根性叩き直して頑張ってほしい。お前が七瀬を幸せにすんだよ(根性焼き)

 

■慎太郎

 映画だと自分がクズである事を自覚してるのかどうかいまいち分からなかったので、男性陣では個人的に小説版の補完を受けて一番株が上昇したキャラ(といっても本当に微々々たるものですが……)。鈴との喧嘩シーンは、もちろん小説版でも慎太郎が100%悪くてDV野郎なんだけど、だいぶ切なくなった。

 慎太郎のダサさはこれまでの境遇から後天的に形成されてきたもので、同情すべき点は結構あるはずなのにあまりそう見えずただただダサいのは、泰造や富と違ってそのダサさズルさが真に相手に受け入れられている描写がないからかな…と思った。まあ富と鈴は鈴が好き故に飲み込んでる部分はだいぶあったけども。慎太郎と七瀬の場合、まず慎太郎がきちんと開示していないので七瀬にそのダサさがちゃんと伝わっておらず、だから誰もダサさを受け止めておらず、観ている私たちに「うわこいつダッセェ……」がダイレクトアタックしてくるのがいけないと思う。

 他の登場人物のラストシーンは、その場ではなんの変化もしていない他の男性陣はもちろん、女性陣も「妥協して飲み込む」というある意味後ろ向きな選択をしただけとも言える。だが慎太郎は、(だいぶ受動的ではあるけど)明確に「風俗嬢からの評価なんて要らない!というプライドを折る」という変化をラストシーンで遂げた。元々チョコを準備してきて渡す、タブレットを機械に疎い七瀬でも打ち込みやすい状態にしてから渡す、などの細かい気遣いはできる男なので、今回を機に頑張ってほしい。

 

 

という事で、クズ順位付けしようにもベクトルが全然違いすぎてお手上げでした。試写会だと終わった後に「一番共感できた人物」「一番共感できなかった人物」を問われたんだけど難しすぎない?私はその場では前者に富・後者に怜人を書きましたが、多分その時の気分次第で答え全然変わりそう……

 

余談:最後の展開を受けて ここから先は作品の重大なネタバレを一部含むのでここまでうっかり読んでしまった未視聴者は速やかに引き返してください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最終盤、部屋がセットになっていてセットぶち破ったあたりで高笑いが止まらなくなった(心の中で)んだけど、試写会後のトークショーで監督が言っていた言葉が印象的でした。

 実は細かい流れは忘れちゃったんですが、確か観客との質疑応答で「なんで最後セットを超えるようなあの演出にしたんですか?」という質問を受けて、監督が原作舞台版の演出について話して、その後の言葉だったと思う。多分……。

 

「あなたのおうちも、実はセットかもしれませんよ」

これを聞いた瞬間、私が学生時代を過ごした実家の、今住んでいるマンションの部屋の、その時いた映画館の壁が、ゴゴゴと引き抜かれて丸裸にされて風が吹き抜ける妄想が頭をよぎったのをはっきりと覚えている。あれもあれもあれも、今観たばかりの映画と同じように人と人とのぶつかり合いで、今観た映画の中の話は私の人生と地続きのどこかにきっとあるんだとなんだかすごく実感(錯覚)させられた。

 そんな妄想をして、映画館を出て、夜の渋谷の街中に放り出されたのがとっても楽しかったです、という映画でした。

マイ・ハイライト・オブ・セクシーゾーン ケース:みよこさん

前回↓

 

 Sexy Zoneのファンに、出会ってからハマるまでの経緯をインタビューする企画「マイ・ハイライト・オブ・セクシーゾーン」。第5回は、みよこさん(@344_akk)へのインタビューとなった。

 一旦の最終回にして最長ボリュームになった今回は、人生、かつて応援していたグループとの距離感、いろいろなものが変わるきっかけのお話をお伺いしました。

 

Sexy Zone前史

――これがSexy Zoneなんだ、と初めて認識した瞬間というのはいつになりますか?

 初めて名前を認識したのはデビュー当時、こんな子どもたちを働かせるんだ、という…衝撃ですね(笑)高校時代からジャニーズ自体は好きでして、関ジャニ∞KAT-TUN、NEWSのYou&J世代にハマっていた世代です。

――その時は誰が好きだった、とかはあるんですか?

 そうですね……自分としては関ジャニ∞を推していたんですが、友人に連れられてKAT-TUNNEWSのコンサートに連れていってもらったりは多かったです。高校生ぐらいの時、ちょうど関ジャニ∞が最初の47都道府県ツアーをやっていた頃で、地元が田舎なんですけど、地元まで来てくれて初めてコンサートに行けた!みたいな。

――なるほど、それは良いですね!それが初めて行ったコンサートですか?

 おそらく。ファンクラブの入り方も、何といいますか、全て人に任せていたので記憶が曖昧で……(笑)3つ上に姉がいるんですけど、姉がそういう情報収集をやってくれていたのもあって、言われるがままにお金を支払って、言われるがままに録画したものを見せてもらっていました。

――なるほど~。そうしたら学生の頃からずっとジャニーズが好きで、っていうのが続いてたんですね。

 そんなところです。ただこれは記事にする上ではちょっとあれかもしれないんですけど、一番ゴタゴタが多かった時期でもありまして。

――あー、なるほど……(その頃あまり芸能ニュースに触れていなかったけど必死で思い出そうとする)

 メンバーの脱退とかが立て続いた頃に、「三次元の人を推すのってこんなに大変なんだ」と。一喜一憂する事に疲れたのと、軽率に他人の人生を推す事に怖さを感じまして、同時期にアニメ・漫画にハマっていきました。

――そのアニメ・漫画は、アイドル系でしたか?それとも全然別の……?

 (最初は)全然別だったんですけど、結果的にアイドル系、うたプリとかアイドリッシュセブンとか、厳密にはアイドルじゃないですけどA3っていう劇団系であるとか、後はアイドルマスターですね。アイドル育成系のコンテンツというか……

――わりと一通り(笑)

 一通り好きだったんだな、という気はします。

――なるほど。じゃあそういう、二次元のアイドル系を通りつつ……という感じで過ごしていて、そのアニメ・漫画にハマっていた時期は、ジャニーズからは若干離れていた時期という事になりますかね。

 そうですね。茶の間で、テレビでやっていたら観る、とか。嵐とかは継続的にレギュラー番組を観たりして、まあ好意的な茶の間、ぐらいな感じでした。

――元々好きだったしな~、でゆるく観る感じというか。

 そうですそうです。

 

■マリウスは無事、私は元気

――そこからこう、あ、Sexy Zoneか!となった瞬間というのはあるんですか。

 明確にありまして。2019年1月1日。いや、2018年12月31日なのかな。マリちゃんが、カウコンでステージから落ちちゃったあの時です。

――あ~!ありましたありました。

 茶の間だったんで、カウントダウンコンサートは毎年テレビで観てました。今ってこうなんだ、みたいな。

――年に一度、ああ今のジャニーズってこうなのね、を知る機会というか。

 だったんですけども。マリウスの落下を見て、あの子大丈夫なのかな!?と年跨ぎの感情を全部持っていかれたんですよ(笑)あの子ってマリウスくんだよね?という、名前もちょっと朧げな状態で。「マリウス無事」とか(のワードを)Twitterで検索したり。

――あの落ちた子大丈夫かな!?という(笑)あれ、番組の最後まで出てこなかったんでしたっけ。

 年跨いだ後に出てきましたね。で、風磨くんに頭がしがしされて。その時にTwitter検索したのが(Sexy Zoneを改めて認識した)きっかけですね。検索していくうちに、あの時のちっちゃかった子たちが今この歳になってるんだ、と。

――デビューの時は見てますもんね。

 そうですそうです。あとふまけんはやっぱり知ってました。ジャニーズ界隈で、シンメといえばふまけん、って。

――そうなんですね!あんまりYJ世代とは関わりのないイメージだったんですが、それでも聞こえてくるという。

 聞こえてきてましたし、私が全体的に「関係性が好き」という覚え方をするので。ジャニーズ事務所全体的に一通り、なるべく名前は覚えておこうというのがありました。

――す、すごい……それでは、名前は一応知っていて、あの時あんなちっちゃかった子たちが今はこんなに大きくなってるんだ~で(再認識されたと)。そこから曲を聴いたり番組を観たり……でもあの頃Sexy Zoneってあまり番組への露出が少ない時期だったと思うんですけども。

 Sexy Zoneが5人組だっていう事をその時に初めて認識しました(笑)。マリちゃんがブログで無事だった報告をしたというのを見かけて、もう十数年ぶりにジャニーズwebに登録して。

――以前にも登録はされてたんですか?

 してましたけど、それこそ……iモード時代に使ってた印象が強いですね。スマホになってからは全然……

――なるほど。完全に再登録してまで、マリウスの無事を確認しにいったという……

 (笑)気になってしょうがなかったんです。そこからケンティーのセクシー大喜利に触れて、とんでもないプロがいるな、と思ったり。レポートであるとか、ラジオのやり取りを見ていく中で、5人の関係値をもっと知りたい、となって。なので正確にずぶずぶとハマっていったのは、2019年の1月中、どんどん情報収集をしていった時期になりますね。wikipediaを舐めるように読んだりとか(笑)

――上から下まで全部読んで(笑)なるほど~この時期はまだギリギリらじらーがあったり、Qrzoneがあったり。

 らじらーは毎週聴いてました。

――そうしていく中で、グループ内の関係性とかを知っていったと。

 ですね。なんですごくハマったんだろうな……。過去に二次元にハマっていたお話を先ほどしましたが、学生時代は、対象は違えど熱量を持ってハマっていく、継続して「オタク」と言われる人種だったと思うんですけど。その頃社会人3~4年目かな、結構仕事に疲弊していて、何かに打ち込むエネルギーがなかった時期だったので、すごく久しぶりに、新しく自分から意欲的に情報を取りにいきたい!と思える存在に出会えて。それも楽しかったんだと思います。

――なるほど……その感じは私もすごく分かります。今までいたジャンルが、熱が落ち着いてきたというか……

 新しいものに接する元気がないというか。

――新しい動きを追っていく元気がなくなってきていたところにSexy Zoneがぽんっと入ってきたというか。

 ぽんってきて。無理やりじゃなくて、ハマらなきゃ!とかじゃなくて、どんどん知りたい知りたい、って久しぶりに夢中になれたのが、嬉しかったですね。

――今自分は何かにこんなにハマっている!という嬉しさというか。

 自分、今すごく元気あるな!って。

 

■もう一つのきっかけ

 もう一つ大きなきっかけだったのが、(その頃が)嵐が活動休止を発表したタイミングだったんですね、その2019年……2月上旬だったかな*1。で、その前にもう一個大きなポイントだったのが、すばるくんの脱退。最後の関ジャムでのパフォーマンス*2とか。ぼろ泣きしながら観てたんですけど、同時に、ずっと追いかけられなかった自分の不甲斐なさみたいなものを感じていたんですよ。

――一時期離れていた、という。それで、「今度こそは」……というとちょっとあれですけど。

 でもそんな感じです。タイミングを逃すと、追いかける事って実はできないから。追いかけられるタイミングってすごく幸福な事なんだな、というか。このタイミングは逃さずに、ちゃんと追いかけた方がいいな、と思っていたのがそのあたり(2018年後半~2019年初め)の出来事だったんです。

――よく「推せるうちに推せ」とは言いますけど。

 すごく実感しました、それを。自分の人生のステージが変わっても推せなくなる事はありますし。

――向こうも変わるかもしれないし。

 そう。現実の人間同士は。

――三次元なんで(笑)

 

■人生のPAGES

――この頃(2019年初め)ってちょうど『PAGES』のリリース時期だと思うんですけど、初めて買ったSexy ZoneのCDは『PAGES』になるんですかね?

 『PAGES』ですね。ファンクラブも、ツアーに行きたくて入会しました。

――じゃあ会員番号私と相当近いと思います(笑)完全に同じタイミングで入ったので。

 今だ!ってなりましたよね(笑)

――なりました(笑)

 申し込めばツアーに行けるかもしれない!という。

――ツアーは行かれたんですか?

 行きました!横浜アリーナで。今だと全国申し込みするんですけど、その時は横浜だけ。

――今考えるとそれで当たるのってすごいですよね……ビギナーズラックというか……(全く同じ申し込み方をしている)。そこで初めて生で観たSexy Zoneはこうだったな~という、印象として覚えているものはありますか?

 正直そんなすごく良い席!というわけではなく、立見席で遠くから見ていた事もあると思うんですけど。ストーリー性のすごく強いコンサートを作る人たちなんだな、という印象を受けました。人生のメッセージが色濃いグループだな、と。特にPAGESはメッセージ性が強めだったなっていうのは、今思えばなんですけど。

 ……Sexy Zoneにハマってから、コンサートに行くまでの話をしてもいいですか。

――お願いします。

 2月ぐらいにファンクラブに入って、PAGESも買って、ツアー申込が2月上旬?ぐらいで、GWに行ける!ってなって。その頃は結構、人生自暴自棄になっていて。仕事に忙殺されて、自分の体調を無視して仕事してたみたいな時期だったんですけど。マリちゃんが聡ちゃんに怒った……怒ったというか、「自分を大事にしないと人を幸せにできないよ」という言葉が、ちゃんと刺さりまして(笑)
 セクシー達に会う前に、ちゃんと自分ができる努力はした状態で行こう、と思って、そこから8㎏ダイエットに成功して。

――ええ~すごいですね。

 転職活動をして。

――おお……!

 当時別居中だった元夫と、離婚を進めました。

――ええ~~~!?!?すごい、人生が!人生がめちゃめちゃ変わってますね!

 すごく前向きになれた「今」の瞬間を逃すもんか!みたいな(笑)

――今動かないと変わらないんだ!みたいになったきっかけ(がSexy Zone)って事ですよね。

 そうですね。Sexy Zoneが、自分を大事にする事を大事にしているグループだったおかげだなあ、と思います。自分の人生を直視しなきゃ!というきっかけになったと思います。

――なるほど……ありがとうございます。

 自己啓発みたいになっちゃいましたね(笑)

――いやいや(笑)Sexy Zoneがきっかけでちょっと人生が変わった、というお話はこれまでインタビューさせていただいた方からもお聞きしたんですが、だいぶでかいやつが来ましたね……

 つかぬ事をお伺いしますが、その、ダイエットだったり転職だったり離婚だったりをした結果、自分の人生がうまい方に転がり始めたな、という実感はあるんですか?それとも、あんまり変わらず……?

 大成功!というわけじゃないと思うんですけど。結果転職はして、超安定的な会社から、今はベンチャー企業で働いています。チャレンジしてみよう、と思って。流されるよりは行動しよう、自分の選択を成功にしてやろう、みたいな気持ちにはなったかな、と思います。

――「自分の選択を成功にしてやろう」ってすごくいいですね。自分次第でそこは変わるぞ、という。

 そうですね。セクシーに出会ったから何かがすごく変わったというよりは、前向きになれた事(がセクシーに出会った事による変化)ですかね。年収がすごく上がった!とか、新しい彼氏できました!みたいな事じゃないんですけど。

――一歩踏み出す、前向きになるきっかけがSexy Zoneだったって事ですよね。

 そうですね。日々の自分の人生を大事にしましょう、という気持ちにさせてくれる存在な気がします。

 

■ずっとこの船に乗っていたい

――Sexy Zoneを追いかけていく中で、「もうあとに戻れないな」と思った瞬間はありますか?というのを皆さんにお聞きしていて。『無かった』という方もいるんですよ。

 うーん……(考え込む)。一瞬、浮気じゃないですけど(笑)Sexy Zoneにハマったおかげで、その世代のジャニーズグループを一通り見て、興味の範囲は広がったんですね。YouTubeのJrチャンネル全部見て、Snow ManSixTONES、King&Prince、なにわ男子、あとちょっと上の世代とかもまた見て……とか。ジャニーズWESTもか。『証拠』とかめちゃくちゃハマったんですけど。

 でもベースとしてはSexy Zoneだな、って改めて、他のグループを好きになると改めてそう思う事が多いです。

――なるほど。それは何でだろう?って考えてみた事というのはありますか?

 うーん……何ででしょうね……どのグループも素敵で魅力的なんですよ。なんですけど、私が応援したい……応援したいじゃないな、なんか。一緒に頑張りたいのはSexy Zone、みたいな感じかもしれないです、感覚的に。

――「一緒にいる」感覚が何となくあるって事ですかね。

 「同じ山を登りたい」、という感じ(笑)乗船していたい。

――ずっとついていくというか。ついていく、という言い方が正しいかは分からないですけど、ずっと一緒に歩んでいく、みたいな。

 関ジャニ∞とかKAT-TUNの時は、「船を降りた」感覚がすごいあるんですよ。こないだすごく久しぶりにKAT-TUNのコンサート行かせてもらって。すごく応援はしてるんですけど、でもなんか、外から応援している感覚が強いです。船を降りた事をすごく後悔した時に、「ずっとこの船に乗っていたい」と思えたのはSexy Zoneですと。なんだろう、なんでSexy Zoneなんだろう……

――そこは理由は定かじゃないけども、一緒に船に乗っていたいのがSexy Zoneという事なんですね。それが他とちょっと違うところというか……

 Sexy Zoneを見ていると、居たい自分でいられるというところもあると思います。頑張っている姿ってすごくかっこいいよって、ケンティーとか体現してくれているじゃないですか。がむしゃらでいいんだ、っていう。そういう様を見ていると、自分もがむしゃらでいいんだ、と思えるところが気に入ってるんだと思います。

――私はこれまでジャニーズにあまり触れてこなかったんですが、お話を伺っていると、かつて応援していたところの「船を降りてしまった」という後悔が、今Sexy Zoneを応援する力になっているのかな、と感じます。

 同時に、Sexy Zoneを好きになれたおかげで、ちょっと後悔していた(かつて応援していた)グループにも、素直に応援の気持ちで見れるようになったというのはあります。

――また出会えた、というか。

 そうですね!

――もう一回コンサート行ったんですもんね。応援するのをやめたわけじゃないけれども追っかけるのはやめていたグループのコンサートに、もう一度行けるというのは、なんというかすごい事だなあと思います。

 Sexy Zoneのおかげで新しい距離感が築けて、そのグループたちにも新しい距離感で応援する楽しさを教えてもらった気がします。

 

 この後、勝利担になったきっかけを思い出そうとして思い出せなかったり*3、以前の自担についてお聞きしたり、その自担かつ人生で初めてファンサを受けたアイドルが中丸くん…というお話を聞いて私が「中丸くんってファンサするんですか?」という無知を炸裂させたり(するそうです)、ジャにののゆちふまが夢みたいだ…という話を伺ったり、勝利くんと中丸くんの共通点は"常にニュートラル"では?というお話をしたりと盛り上がってしまい、ここに書ききれない程になってしまいました。ダイジェスト放送になり申し訳ありません。

 「最後に何か言い残した事はありませんか?」とお聞きすると、みよこさんはしばらく考えた後にこんな話をしてくれた。

 

 

 今まで応援していたものや事と、明確にSexy Zoneが違うな、という印象があるのが、「何か貢献したい」という気持ちにすごくなるんですよ。
 他人に「好き」を伝えて、世界中がSexy Zoneに気付いたらいいのに、という気持ちになっちゃいます。それまでは、他の人は知らないけど、(私は)この人たちが好き、それで十分、だったんですけど。Sexy Zoneは人に伝えたくなる良さがあるな、と思ってます。

――それは、人に伝えたら、その人にとっても良いかもしれないな、みたいな……安心して伝える事のできる存在だから、という事なんでしょうか。

 そうですね、そうですね!絶対この人たち見てたら前向きになれるよ、とか。幸せになれるから安心して見てください、という気持ちなんだと思います。辛くても「好き」を貫き通せるのも一種幸せな事だと思うんですけど、やっぱり人は選ぶと思うので。

 

 関ジャニ∞を一緒に応援していた高校時代からの友人と、本当につい一昨日なんですけど、新潟(ザ・アリーナ新潟公演)に入ってまして。その友人は今回がSexy Zoneのコンサート初なんですけど、仕事にすごく忙殺されてて。今まで担当が事務所を辞めがちだったりして……(笑)

――おっと(笑)

 ちょっと一回セクシーたちで癒されてくれ、幸せになってくれ、みたいな気持ちで連れていって(笑)まんまと風磨くんにハマってくれて、その日の夜にはファンクラブに入ってました。

――まさかそんなとれたてほやほやのお話を聞けるとは……

 高校時代、向こうのファンクラブ名義で関ジャニ∞のコンサートに連れていってもらったのも嬉しかったですし、そんな子と今回こうしてSexy Zoneのコンサートに行って良さを伝える事ができて、すごく充実したザ・アリーナでした(笑)

*1:調べたら2019年1月27日でした。ほぼ合致しています。

*2:これは2018年7月8日放送。

*3:後日思い出して送っていただいたのですが、極限合宿三日間のダジャレチャレンジで不憫かわいいにハマったそうです。

マイ・ハイライト・オブ・セクシーゾーン ケース:ささじまさん

前回↓

 

 Sexy Zoneのファンに、出会ってからハマるまでの経緯をインタビューする企画「マイ・ハイライト・オブ・セクシーゾーン」。第4回は、ささじまさん(@ssjm_zuka)へのインタビューとなった。

 過去のお話を聞いていて、自分のこれからのオタク人生について思いを馳せる事となった。今回はインタビュー形式となりますが、時系列の調整などをせずに(過去の記事ではインタビュー時の内容から順番だけ前後したりしていました)ほとんどそのままお送りします。

 

 

■紆余曲折の抵抗

 大学四年の時に、なんか曲中に俳句を詠むジャニーズが出てきたな、って……
――(笑)
 そこでちょっとby勝利と、マリウスっていうちっちゃい子がいるなって思ったのは覚えてる……
――一番最初はじゃあその、小さい子がいるSexy Zoneという感じで認識したって事なんですね。
 そうですね。デビューした頃ですね。
――なるほど……じゃあそこから、Sexy Zoneいいかも、と思うようになるまでのタイムラグというのは結構あるんですか?
 タイムラグありますね。その頃は尖ってたので、友達とも「ジャニーズは光GENJIしか認めん」みたいな(笑)謎に光GENJIのパフォーマンスを褒めまくるという……活躍してた頃、生きてすらいなかったんですけど。
――逆張りというとあれですけど……
 いや逆張りですあれは(笑)それで、大学五~六年ぐらいの時に研究室に強火のふまけん担がいて、アツいプレゼンをされたんですけど、その時は結局ふまけんの区別がつかなくて、家に帰ってから「どっちがどっちだっけ……?」となって終わりました。ちょうどその頃はズブズブのヅカオタだったので、あんまりSexy Zoneには結局触れず学生時代が終わりました。
――ヅカオタだったんですね!そこからSexy Zoneに来るのはどういった経緯で……?
 母親が『ドロ刑』を観てたんですよ。それを横でなんとなく観てて、毎週ではないですけど。で、あーこれがSexy Zone中島健人か、とやっと認識して。その流れで家族とケンティーの話をしたり、歌謡曲が好きなんですけど、そのおかげか『カラクリだらけのテンダネス』がすごく頭に残る曲だったので聴いたりしました。その年の年末、初めてSexy Zoneを見よう!という目的を持って、家族と一緒に真面目に紅白を観たんですね。それで、カラテンのパフォーマンスがめちゃくちゃかっこいいな!と思って……
――あのイリュージョンのやつですね。
 そのまま続けて、初めてカウコンを観て。そしたらマリウスが落ちて。どういう事!?!?!?って。あれがSexy Zoneを初めて認識したタイミングですね。
――なるほど……ドロ刑~紅白~カウコンを通して、Sexy Zoneというグループの今の姿を初めて認識したわけですね。そこからどうやってハマっていったんでしょうか?
 実は、その後も別に音楽番組を観たりドラマを追ったり~とかはしなかったんですね*1。なんとなくゴチを観て、ダンスメドレー対決のキレがすごいなあ~と思ったりした程度でした。
 あと、私はミッチーこと及川光博さんも好きでライブとか行ってたんですけど、その年のライブでミッチーがやたらセクシーサンキューって言ってたんですよ!
――そうなんですね!?
 完全にご自分のものにされているという(笑)セクシーサンキューを刷り込まれましたね~。そして、一年後ですよ。
――はい。
 麒麟の子のプロモーションぐらいの時期に音楽番組を録画して観るようになって。もう半分落ちかけてるんですけど。
―そうですねえ。録画するって結構ですよね。
 その後、ゴチの最終戦
――ああ…………
 あの涙を見て、かなり衝撃を受けまして。
 ステージ上とか、その舞台裏とか、ファンしか見れないところで泣く、というのは俳優さんなりアイドルなりでよくあると思うんですけど。生放送の、地上波のテレビで、お涙頂戴でもなく、ドッキリでもなく、本気でびいびい泣く男の人を見た事がない!と思ったんです。ジャニーズだし、カッコつける事もできたはずなんですけど。興味ない人が見たら、この人どうしたんだろう!?って思うだろうに……。なんかそんな事をいろいろ考えてたら、めちゃくちゃ感動しちゃって。
 常に全力で、この人死ぬ気で仕事してるんだなあって、心を掴まれましたね。その次の日にはもう、悔しくてしかたなくて、この人がゴチに負けた事が。
――一年間ずっと、少しずつ見てはいたんですもんね。
 そうですね。でもうここで、これはお金払わなきゃだめだ!こんなにケンティー頑張ってるのに!となって、ファンクラブに入りました。
――ゴチきっかけのファンクラブ!じゃあそこからはもう、ゴロゴロと……
 ズブズブとですね。その年末に、リペの円盤を注文して、初めてライブDVDを観ました。あれ、途中めちゃくちゃ宝塚っぽいところがあるじゃないですか。
――Pheromoneあたりのところですね。
 そういうのがあるって感想ブログとかで調べて、よしじゃあまずはこれから観てみよう!となりました。
――なるほど……(これからも絶対に感想ブログ書こう……)ちなみにこれはインタビューの本筋からは全然関係ないんですけど、あそこでマリウスくんが足をがっと広げる仕草が宝塚っぽいとよく聞くのですが、
 (食い気味)あれは本っ当に宝塚です!そのまんま。大階段で燕尾服着て、っていうまんまで、テンションすごい上がりました。ああ~息子だ~~!!!と思って。
――やっぱりそうなんですね!
 

■好きな曲

――一番最初に買ったCDって何でしたか?
 CDは最初はもうレンタルで片っ端から揃えて、特典が欲しいやつを調べてそれも片っ端から買う、っていうのを繰り返してましたね。
――そうか、CDのリリース時期にハマったわけじゃないから、とりあえず片っ端からになりますよね。最初の方にこれは!と思った曲とかってありますか?
 やっぱりカラテン。あの雰囲気と、後は管楽器が好きなので……Sexy Zoneはブラスアレンジが派手な事が多いので、カラテンが良かったですね。後はROCK THA TOWN。Sexy Zoneってファンキーな曲も結構多いじゃないですか。ミッチーがファンクやってるんですよずっと。
――そうなんですね!?
 だからROCK THA TOWNは今でも上位ですね。ライブでも本当に毎回セトリ落ちしない(笑)
 

■他の趣味について

 昔はガチガチの二次元オタクだったんですけど、アイマスとかうたプリが好きだったんで、最初から「アイドル」というものは好きだったのかなあとは思います。一番最初は、大学生ぐらいの頃にBerryz工房のももちが好きになって。我ながら、ももちミッチーケンティーってめちゃめちゃ好みが分かりやすいなという…(笑)
――(手を叩いて笑う)みんな何かしらの神ですよね。
 そうなんですよ。ただ2017年、ももちが芸能界を引退しちゃったので……ペンライトを振る事もできなくなったなあって。未だに悲しくて、DVDも一回しか観れてないです。
 それからは、宝塚とかミッチーとかを好きになって、華やかで気高いものを浴びてはいたんですけど。いわゆるアイドルの現場からは遠ざかっていました。だから、Sexy Zoneをしっかり認識して、DVDを観たりして、ああ、やっと見つけた……と思って、ちょっと泣きました。
――久しぶりに浴びる、アイドルのきらめきというか。ジャニーズのライブ映像はそれまでにご覧になった事はあったんですか?
 無かったです。でもSexy Zoneを観て、これまで自分が観てきたものと近しいものを感じました。これまで通ってきたものたちの集大成みたいな感じですね。
――全部集めてぎゅっとしたらSexy Zoneみたいな(笑)Sexy Zoneにハマる前と後で、何か生活的な部分で変わった事はありますか?
 体調面で、ジャニオタになってからまず太りました。私すごいガリガリなんですけど、ちょっといい感じの体重になりまして。他にも生理痛が酷かったのが、ハマってからは痛み止め飲まなくて良くなったりとか……
――体がいい方向に変わろうとしている……!そういう効能もあるんですね*2。そういえば以前にご自身で沼落ちブログを書かれていて、それを一回非公開にされた……というのを(インタビュー応募時の)メッセージでいただいていたんですけども。
 今日もわりと、その降ろしたブログから結構引用してメモったりとかしてるんですけど。ファンになった後に、カウコン観てた時とか、カラテン観てた時のツイートを遡ってみようと思ったんですけど。2018年12月31日、20時24分に「ケンティー♡♡♡」という……
――wwwwwwwwwww(拍手)
 その後*3に、「来年ジャニオタになってたらどうしよう」という、ギャグで呟いたやつが…
――あ~~~~~(身に覚え)フラグですね……
 本当に丸一年後にファンクラブ入ってるんで。こっわ、って。
――伏線回収ですね、もはや。ジャニーズにハマったのは完全に想定外な感じですか。
 いや、本当に…………周りに全然……小学校でV6とか学校に行こうとか流行ってたりはしていて、嵐がデビューして間もないあたりではもう誰も周りでジャニーズの話をしなくなって。中高も同じクラスにジャニーズの話してる人いたかな?って……記憶が全然ないぐらいで。まさかこうなるとは思ってなかった。
 

■「あとに戻れないな」の有無

――Sexy Zoneにハマってから、これはもうあとに引けないな、戻れないな、と思った瞬間ってありますか?
 難しいですね……そうですね、今も普通に掛け持ちとかしてますし。
――ミッチーとか宝塚とかですか?
 宝塚は好きな人がもう引退してしまって、観てなくて……今はほぼほぼジャニーズ一本で、SixTONESが次に好きかな、といった感じです。
――そうなんですね!ちなみにこれは本筋とは関係ないですが、SixTONESはどういうきっかけで?
 Smile UP Projectで、風磨と樹としょっぴー(Snow Man渡辺翔太くん)で撮ってた動画あったじゃないですか。あれとか、ふまじゅりと勝利くんのエピソード*4とかを見て樹いいな、と思ってYouTubeを観だしました。
――なるほど……では、「もう戻れないな」とまで思った瞬間というのはあまり無い感じでしょうか?
 そこまで深く入りすぎると、失った時の悲しみが大きすぎるな、と思って……宝塚でも、ももちでも味わったので。
――…………
 わりと分散させた方がいいな、というか。
――分散投資じゃないですけど、こう……
 そうですね、リスクヘッジというか(笑)。
――それも大人のオタクの戦略ですよね。
 
 
 
 完全に想定外なところからSexy Zoneに引きずり込まれていったのも、そのきっかけがカラクリだらけのテンダネス前後なのも、個人的に全く同じだったので、その前段の推しが引退したくだりで、胸がすごく苦しくなってしまった。
 今回のインタビュー企画では、「オチを『もう後に戻れないな、引けないな、と思った瞬間』にしよう!」と無邪気に考えていた。でも、そういう瞬間を持たないようにしている人もいるのだ、と今回気付かされた。当たり前すぎる話かもしれないけど。
 客観的な事実として、「永遠」というものは存在しない。今こうしてインタビューの音声を聞き返して、もう少しももちの引退のくだりを深堀りおけばもっと面白い記事になったかも、という思いはあるが、果たしてそれを聞くのが最適解か。輝いていた人を失ってから、その後にやっと見つけた輝きについてをお聞きした今回は、これはこれで意義あるものになったのではないかと思う。
 健人くんのあの日の涙が、ジャニーズに何も興味のなかった人の心に刺さったという事実は変わらないのだから。

*1:ちなみにこの2019年前半の時期は、アルバム『PAGES』のプロモーションでぐらいしか音楽番組露出がなく、ドラマも健人くんの砂の器ぐらいしかなかった時期でした。追おうとしてもあまり追えなかったかもしれないですね。

*2:人によります

*3:インタビュー後にTwitterのログをご確認いただいたところ、前述こ「ケンティー♡♡♡」ツイートの4分後でした。

*4:ジャニーさんから「Youたちは不良なんだから勝利と遊んじゃダメだよ」と言われた等のあれです。